Chua Ba Thien Hau(ティエンハウ寺)
ではないでしょうか。
航海の神様と言われる媽祖(天后聖母)を祀る寺院で、
天后宮とも呼ばれています。
でも、
今日はこのお寺の紹介ではありません。
このお寺に関しては↓↓↓を。
Chua Ba Thien Hau(ティエンハウ寺)
今日はこのお寺の屋根の上にある、
ジオラマをご紹介。
最初にこれらを見た時には、彫刻かな?
と思ったのですが、
よく見ると、
全て陶器で出来ているんです。
調べてみると、
これらは1900年代の初めに中国の有名な工房で造られた物らしいです。
その工房の名前でしょうか?
こちらは、
「寳源窑造(宝源窯造)」
いろんな工房で作られてるんでしょうかね?
全て意味があるのでしょうが、
殆どわかりません f^ ^;)タハッ
ですが、
なんとなく分かる物もあるんですよ。
例えば、これら。
下の方に座ってる8人は、
八仙 ですね。
道教の仙人で、日本で言えば七福神みないたものです。
西遊記 ですね。
三蔵法師、孫悟空、沙悟浄、猪八戒など、
お馴染みのメンバーがいます。
「芭蕉洞」の文字が見えるので、
孫悟空が戦ってるのは「牛魔王」でしょうかね?
そしてその隣の女性は「鉄扇公主」かな?
しかし孫悟空、如意棒が有りません。
どうやら、落としたみたいですね^ ^;
これは、
三国志 の一場面(おそらく)。
右側の赤い馬は「赤兎(せきと)」、乗ってるのは「関羽」
だとすると、戦ってる相手は宿敵の「呂布」?
でも、チョット違うか?
なぜって?
赤兎はもともと呂布が乗ってた馬で、
呂布が死んだのち、関羽の馬になったんですもんね。
まぁ〜、三国志もいろいろあるんで、何が本当かよくわかりませんけど。
多くの鬼がいる、ここは地獄
車椅子に乗ったおばちゃんはもしや「孟婆」
現世で良い事をすれば、あの世に行っても再び人に生まれかわるとか、、、
その時に前世の事を覚えてると、チョット変な事になります。
そこで登場するのが「孟婆」おばちゃん。
おばちゃんの提供する「孟婆湯」を飲むと、
前世の事はサッパリ忘れて生まれかわれるらしいです。
ちなみに「孟婆湯」は「甘、苦、辛、酸、咸」の5つの味がするらしいです。
人生その物ですね ^^;
華人以外の人もいますね。
交易の様子でしょうか?
文字が書かれているので、中国語が分かれば意味がわかるんでしょうか?
知りたいなぁ〜。
それにしても、真ん中の赤い馬はどうしたんでしょうか (^^
人だけではなく、
建物もかなり凄いです。
いい仕事をしています。
ここにご紹介した物はほんの一部。
一体何体あるんでしょうかね。
100年以上前にわたって、高温多湿・風雨にさらされ、
今でも造形を保ち続けているこれら。
100年前の製造技術の確かさを感じ取ることが出来ます。
これはこれで立派な文化遺産だと思うのですが。
もう少し、アピールしたらいいのに、って思うんですけどね。
その為には、
最初に、これらの解説書を作って欲しいな。
Chua Ba Thien Hau(ティエンハウ寺)、
来られた際には天后聖母や渦巻き線香だけでなく、
是非これらのジオラマをご覧になって下さい。
一体一体全てが異なった表情、仕草、そしてシチュエーションです。
造形は一見マンガチックですが、皆生き生きとしています。
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Chua Ba Thien Hau - ティエンハウ寺(天后宮)
710 Nguyen Trai, District 5
6:00 - 17:30(旧暦1、15日は5:00~22:00)
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