紅葉の森林植物園に行ってみた

神戸新聞に六甲山が紅葉を迎えた、
と言う記事が載っていました。

ならばと、
やって来たのは、

新神戸駅。



これから、
その紅葉を見に、
六甲に登ってみたいと思います。





 
で、
登る訳ですが、
その前に、

駅構内のお弁当屋さんで、
昼ごはんを購入。

みんな美味そうで迷います。






今日は、

新神戸駅下のここからスタートし、



布引の滝、
市ヶ原を抜け、
そこから、
トゥエンティクロスを登って、
森林植物園まで行きます。





では、

スタート。

右は新神戸駅。







登りだして、
直ぐに出てくるのが、
日本三大神滝の一つ、
布引の滝。

布引の滝は、
雄滝、夫婦滝、鼓滝、雌滝の四つある滝の総称でして、
最初に出てくるのが、
雌滝(写真撮るの忘れました)



そして、
次が、

布引の滝でも最大の落差(43m)を誇る雄滝、
その下が、


夫婦滝。

落ち口が二つあるから夫婦なんですかね?



鼓滝は、
今日歩いた道から少し外れた場所にあるので、
写真無し。






滝を見ながら登って行くと、
最初の茶屋が、

おんたき茶屋

これって、
「On 滝」?

違うよね。






さらに登ると、

展望台があります。



そこからは、

神戸の街が。






今日は、
メチャメチャ小学生が多かったです。

遠足ですかね。

先生と、
地元のボランティアガイドさんに連れられて、
楽しそうに登っていました。





「五本松かくれ滝」

この滝は、
この上のダムの放水路として出来た滝で、
いつも見れる訳ではありません。

なので、
「かくれ滝」



昔は、
無名滝だったのですが、
平成19年に愛称を募集し、
「五本松かくれ滝」に決定したそうです。






で、
そのダムが、

布引五本松堰堤。

明治33年に出来たものですが、
阪神淡路大震災でも、
あまり被害を受けなかった、
丈夫なダムです。

ちなみに、
日本最古の重力式コンクリートダムとして、
国の重要文化財に指定されています。



そのダムが溜めてる池が、

布引貯水池。

布引の水は、
名水百選に指定されてる美味しい水(でした)

昔、
神戸港に立ち寄った外国の船乗りの間で、

「赤道を越えても水が腐らず、
 非常に良質でおいしい」

と言われ、
「コウベウォーター」と親しまれてたそうです。

今は、
ちょっと違うかも?






布引貯水池の外周を歩き、
少し登ると、
車道に出ます。

そして、
そこにあるのが、

紅葉茶屋。

ワンコがキャッチ、、、

してないか(笑)






そして、

トイレ。

トイレの前は、
桜茶屋。

このあたりが市ヶ原で、
左に下っていくと、
河原に出ます。

神戸市民の憩いの場ですね。






市ヶ原までは、
道も良く、
急斜面もあまり無く、
遊歩道と言う感じですが、
市ヶ原を過ぎたあたりから、

登山道と言う感じになります。






しばらく進むと、
分岐に出ます。

右に登っていくと、
稲妻坂、天狗道を通って、
摩耶山に行きます。

これは、
全縦(六甲全山縦走)のルートです。



私は、

真っ直ぐ、
森林植物園を目指します。

そして、
ここがトエンティクロスの起点(だと思います)



六甲には、
このような横文字の道や地名が多くあるのですが、
元々、
六甲の山登りは、
神戸に住んでいた外人さん達が始めたもので、
最初は全て横文字だったんでしょう。

それが、
日本人が山登りを始め、
日本語に置き換えて行ったのですが、
依然として、
幾らかのものはそのまま残っています。



ところで、
最初「トエンティクロス」って、何?

って、
思っていたのですが、
どうやら、

「Twenty cross」

のようです。



この道は、
生田川上流の川沿いを登って行くのですが、
右岸から左岸へ、
左岸から右岸へと、
渡渉(cross)を繰り返します。

その回数が20(twenty)なんですね。

ほんま?



今日の目的は、
紅葉なのですが、
せっかくなので、
数えてみましたよ。



って、
その前に、
道標に書かれている、
「トエンティクロス」の文字。

私が見ただけで、

「トエンティクロス」、
「トエンティークロス」、
「トゥエンティクロス」、
「トウェンティクロス」、
「トゥエンティークロス」、
「ツエンティ・クロス」、

の六種類が有りました。

どれでも良いのですが、
統一して欲しいもんです。



話はそれますが、
私がベトナムで生活してる時、
日本語を勉強しているベトナム人に聞くと、
日本語の中で、
このカタカナが一番手強いと言ってました。

何故?って、
聞くと、

「文字が違うんだから、
 物も違うでしょう」

確かに。






では、
Twenty cross の検証を。



一つ目。




これは数えないよね(笑)

こう言うのが、
結構たくさんありました。




二つ目。




三つ目。



川上は砂防ダム。



ヘルメット女子が岩登りの練習をしています。






三つ目を渡ると、

一旦川から離れ、
登っていきます。



そして、
登りきったところが、

広場になっています。

歩き始めて、
一時間とちょっと。

ここで、
タバコ休憩。


高度を上げることで、
赤や黄色い木々が目立つようになってきました。






休憩を終え、
再び数えます。



四つ目。

やけに助走の長い橋ですが、
増水時にはこれが有効になるのでしょうね。



上高地の大正池にも負けないのでは?(笑)




五つ目。




六つ目。




七つ目。






そして、
分岐が。

左に行くと、
森林植物園の東門へ。

トエンティクロスは真っ直ぐ。




八つ目。






で、

トエンティクロス終点(だと思う)

右に行けば、
徳川道を通って摩耶山へ。

左に行けば、
ヌケ谷(山田道)を通って西六甲ドライブウェイに出ます。



ここまでに、
繰り返した渡渉は、
8回。

これなら、

「Ten cross」

でも、
十分ちゃうの?



もしかして、
途中にかなり有った、

こんなんも数えるのでしょうか?

そんなことないよね。



まぁ〜、
よく分かりませんが、
こんな感じで、
Twenty cross の検証は終了、
したのですが、、、






では、
今日の目的地、
森林植物園を目指します。



ヌケ谷を抜けて行きます。



ですが、
このヌケ谷、
めっちゃ渡渉するんですよ。



1つ目。




二つ目。




三つ目。




ここらあたりになると、
どこを渡るのか分かりませんが、
とにかく、
右へ渡ったり、
左に渡ったり。

カウント外。






四つ目。




五つ目。




六つ目。




七つ目。






これって、
昔、
外人さん達が歩いた時は、
このヌケ谷を含めて、
「Twenty cross」と呼んだのではないでしょうかね?

その後、
日本人が、
ヌケ谷の部分を山田道と名前をつけたのではないでしょうか?

裏は取っていませんが(笑)






前振りが長くなりましたが、
やって来ました、
今日の目的地、

神戸市立森林植物園。






入場料300円を払って中に入ります。

ちなみに、
65歳以上の兵庫県民だと無料だそうです。

私も、
後少しでタダ。

嬉しいような、
嬉しくないような。






今日は平日ですが、
かなりの人出です。

皆さん、
私同様、
神戸新聞の読者なのでしょうか?(笑)









ここも、
先日の台風21号で被害を受けたようで、

入れないエリアもあります。





この、

長谷池周辺はあまり被害がなかったようです。



池の周辺を回ってみました。








赤は「ドウダンツツジ」ですかね?




黄色いのは「タカノツメ」でしょうか?












やっぱ、
「イロハモミジ」ですね。



森林植物園のアナウンスによると、
既に、
落葉した物(ハナノキやモミジバフウ)もあるそうですが、
カラマツやコナラはこれから色付くそうです。

その他は、
今が見頃とか。

今月いっぱいは、
閉園時間を延長して、
ライトアップも行ってるそうですよ。






そろそろご飯を食べたいのですが、
この日は、
人がいっぱいで、
ベンチが空いていません。

長谷池を2周しましたよ。

そして、
やっとベンチを確保。



で、
今日の昼ご飯は、
新神戸のお弁当屋さんで買った、

「神戸のビフカツ弁当」と味噌汁。

やっぱ神戸は、
ビーフですよね^^



そして、

食後のコーヒー。

歩いてると暑いのですが、
停滞するとさすがに寒い。

温かいコーヒーが美味い。






さて、
紅葉も見れたし、
ご飯も食べたので、
帰ります。



六甲の場合、
縦横無尽に道が走ってるので、
組み合わせによっては、
無限大のルートが出来るので、
いつも帰りは迷うんですよね。

迷った時は、
メジャールートと言うことで、
今日は、
再度山、
諏訪山を抜けて、
元町に下りることにしました。



下山途中で面白い物を見かけたので、
ご紹介を。



再度山に大龍寺と言うお寺があります。
 
大龍寺山門。

この山門の左側の参拝道は全縦のコースにもなっており、
登って行くと、

善助茶屋跡に出ます。

ちなみに、
ここには、
「毎日登山発祥の地」の記念碑が建っています。



現在は、
茶屋は無くなっていますが、

自販機だけは設置されています。



この自販機の品揃えが素晴らしい。







まさにハイカーの為の品揃え(笑)








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