2018年初山 
ラッセル、ラッセル

これより、

今年初の山行きに出発します。

荷物、
少なぁ〜。






で、
いきなりですが、

新幹線。

今日は、
新幹線で名古屋まで行き、
名古屋で高山線に乗り換え、
岐阜の高山まで行きます。



実は、
今回の山行きで、
ここが核心でして、
名古屋での乗り換え時間が5分しかないんです。

しかも、
新幹線が遅れ、
名古屋に着いたのが、
2分遅れ。

3分しかありません。






ダッシュ!



通勤時間帯に、
ピッケルやヘルメットをぶら下げた、
大きなザックを抱えて駅の構内をダッシュするのは、
しんどいし、
結構恥ずかしい(笑)



ダッシュの甲斐あって、
ギリギリセーフ!

核心部を無事通過。






そして、
ここで、
今回の旅共の連れと合流。



と言うことで、

白霧島。

山専にチンチンのお湯を入れてきたので、
お湯割で。

しかし、
600ccのマグで飲むと、
すぐ無くなりますね(笑)






そんな感じで、
着きました、

高山駅。

メッチャ綺麗な駅ですね。






ここからは、

バスです。






バスに揺られること約2時間弱、
着いたのは、

新穂高ロープェイの新穂高温泉駅。

ここからは、
ロープウェイで登ります。



まずは、

往復2,900円(子供1,450円)のチケットを購入。

運賃の他に、
荷物が6Kg以上だと片道300円必要です。

今回は、
楽勝で6Kをクリアと思ったのですが、、、





楽々オーバー。



ちなみに、
モンベル会員だと、
往復で300円(子供150円)Offです。






このロープウェイ、
第1と第2の二つを乗り継ぐのですが、
まずは、

第1ロープウェイに乗り込んで、



スタート。

お客さんは、
ほとんどC国語を話す人達。

『ニーハオマー?』

『ウォヘンハオ』

みたいな会話が。






こんな景色を見ながら5分、



鍋平高原駅に到着。






ここで一旦下車し、

しらかば平駅まで歩き、



第2ロープウェイに乗り換えます。



このロープウェイ、
初めて乗るのですが、

二階建てなんですね。

ロンドンバスのゴンドラ版、
凄いわ。






天気が良ければ、
お槍も見えるそうですが、、、






で、
着いたのは、

西穂高口駅。

ここの標高は2,156m。

一気に1,000m以上稼ぎました。

当然、
周りは真っ白。



で、
ここから今日のお宿を目指す訳ですが、
その前に、

駅構内の喫茶でお昼ごはん。

今日は、
朝5時半に家を出て、
お腹に入れたのは白霧島のみ。

お腹が空いては戦?は出来ません。



カレーをいってみました。

連れは、カツカレー。






さて、
食べるものも食べたので、
お宿を目指します。



希望としては、
雪上車とかスノーモービルとかで迎えに来て欲しいのですが、
当然、
そんなサービスは無し。






仕方ないので、

自力でスタート。

西穂高口駅周辺は、
「雪の回廊」が出来ており、
観光客も多く、
とても歩きやすい道です。



なので、

アイゼンは付けていません。



ですが、
今シーズン初めての雪歩き、
冬靴が重い ><






「雪の回廊」から登山道に入ります。






山小屋の横を通過。

なんの小屋なんやろ?













登山道には、
10mくらいの間隔でマーキングさているので、
迷うようなことはありません。






基本、

樹林帯の中を歩くのですが、
とことどころ、
展望が開けてる箇所があります。



ですが、

何も見えません ┐(´Д`)┌












おっ!、

お宿の案内が出て来ました。

しかし、
距離や時間がかかれていないので、
若干の不安。












途中までは、
アップダウンを繰り返し、
全体的には少し下って行ったので、
おかしいとは思ったのですが、、、




やっぱ、
来ました、

登り返しが。

しかも、
かなりの急登。

さすが北アルプス、
舐めてはいけません。



しかし、
ロープウェイを延長して、
お宿まで伸ばそうと言う計画はないのでしょうかね?

クラウドファインディングしたら、
1,000円くらい支援するのに。






な〜んて、
のんきな事を言ってると、
踏み跡が完全になくなってきました。

高度も高くなり風が強く、
急斜面と言う事で、
踏み跡が完全に消されています。






なので、

どこを歩いても踏む抜きます。



連れ『前、変わって』

私 『了解』






と言うことで、
ここからは写真を撮る余裕は無し。



ひたすら、

ラッセル、ラッセル。

ワカンを持ってくればよかった。






ロープウェイの西穂高口を出発してから、
すでに2時間経過。

予定では、
1時間半もあれば着くだろうと思っていたのですが、
ラッセルしながらの登りなので、
全然進みません。



マーキング通り登ってるので、
ルートは間違っていないと思うのですが、
若干不安に。






陽も落ちてきて、
気温もかなり下がってきて、
ますます不安に。



あまりの不安で、

顔が黒くなってしまいました(笑)



冗談はさておき、
とにかく登るしかありません。






『ラッセル、ラッセル♪
 ヤッホ〜、アッホ〜♪』

なんて、
訳のわからん歌を歌いながら、
やっと急登を登りきりました。



そして、
トラバース気味に進んでいくと、
見えてきましたよ、






今日のお宿が。

『ホッ』






今日のお宿は「西穂山荘」
歩き始めて2時間半、
やっと着きました、

西穂山荘






で、
お出迎えは、

「さかいくん」

前のオッさんちゃいますよ、
後ろの雪だるまね。

この写真では、
サイズ感が伝わらないと思うので、
もう一枚。



私の身長が180cmなので、←嘘ですm(_ _)m
いかにデカイか。



しかし、
なんで、
「さかいくん」なんやろ???






では、
チェックイン。

って、

「ここ」に入るのか?



除雪していた山荘のスタッフに聞くと、

『この洞窟は、
 本館の入口で、
 西穂山荘は本館と別館がある』

『本来は、
 本館にあるフロントで受付するのだが、
 お客さんが少ない時は別館しか使用しない』

だそうです。

なので、
今日は別館のレストハウスで受付をしました。





チャチャっと受付を済ませ、
部屋に荷物を置いて、
早速、

プシュー。

以後、
写真がブレブレですみませんm(_ _)m

あまりの寒さに、
カメラの調子がおかしくなったみたいです。← 本当は腕が悪い






今日の予定は何も無いので、
山荘内を散策。



西穂山荘は本館と別館に別れています。

本館には、
1Fにフロント、食堂、トイレ、乾燥室、更衣室、
2Fに客室があります。

別館には、
1Fに売店、レストハウス・談話室、
2Fに客室があります。

2つの建物は連絡通路で繋がっており、
外に出ずとも自由に行き来できます、
夜中はかなり寒いですけど。






フロント、ロビー
本館1Fに、

フロントがありますが、
今日は別館のレストハウスで受付をしていました。

お客さんが少ないと、
別館だけを使うそうです。



食堂入り口には、

書庫があります。

山荘に言わせると、
北アルプス随一を誇る充実した書庫らしいです。



充電コーナー。

利用できるのは発電時(13:00 ~ 20:45)のみ。

ちなみに、
連れのdocomoは、
アンテナ4本、
私のsoftbankは、
ギリギリ1本。

やっぱ、
山はdocomoですかね。



自販機もありましたが、
今の時期は冬眠中とのこと。

でも、
別館のレストハウス内にもあります。






食堂
本館入ってすぐ正面に、

食堂があります。

この日は、
使われておらず、
別館のレストハウスで食べました。






乾燥室
本館入ってすぐ右側に、

乾燥室があります。

もちろん、
利用できるのは宿泊者のみ。

こんな天気なので、
乾燥室があるのはありがたいです。






トイレ
本館入って左に行くと、

宿泊者用トイレがあります。

これは、
本館、別館共用のトイレで、
別館に泊まった人は、
連絡通路を通って行かなければなりません。

トイレは、
男女別々のバイオトイレです。

なかなか、
綺麗でしたよ。



トイレの横に、
洗面所もありますが、
この時期は水が出ないので、
使えません。



別館の奥に屋外トイレがありました。

宿泊者は無料ですが、
それ以外の方は100円/1回のチップ制です。






更衣室
本館玄関両脇に、

更衣室があります。

女性には嬉しいですよね。






レストハウス・談話室
別館1階に、

レストハウスがあります。

談話室としても使用出来ます(〜 20:45)



メニューはこんな感じ。

あまり山小屋を使ったことないので、
充実してるのか、
こんなものなのか、
よくわかりませんが、
ここの名物は「西穂ラーメン」らしいです。



喫茶は朝食後(7:00くらい?) ~ 19:00、
ラーメン等の軽食は9:00 ~ 15:00の営業です。



宿泊客は、
このレストハウス内が自炊場となります(〜 20:45)

指定された板の上で火も使えます。



レストハウス内に、

売店があります(7:00 ~ 19:00)



自販機もあります。

節電中は、
スタッフに頼むと、
出してくれます。



今回の夕食、朝食はここで、
食べました。



この日は夕食が17:30、
明日の朝食が06:00、

日の出、入りの時間をずらしてくれてます(と思う)

けど、
夕日、朝日とも、
全く関係なし。

真っ白から一気に真っ黒、
真っ黒から一気に真っ白ですからね。




で、

今日の夕食。

なかなか、
美味しゅうございました。






客室(今回の部屋)
今回は、

別館2Fの部屋です。

基本的に相部屋です。
部屋の広さは6畳~14畳とさまざまで、
全室畳敷きだそうです。

個室として使うこともあるようですが。



私達の部屋は6畳でした。

今回、
この部屋に私達二人だけです。

と言うか、
今晩の宿泊客は私達だけでした。

どおりで、
トレースが無いとはずです。

まぁ〜、
平日で、
しかも悪天候なので、
少ないですよね。



各部屋を繋ぐ通路には、

荷物置き棚が設置されています。

通路に直接置かされる山小屋が多いのですが、
これは良いですね。

でも、
宿泊客が多くなると、
結局は通路に置くことになると思いますが。






食後はまったり
夕日は見れませんでしたけど、
夕食を食べ、
談話室で消灯まで過ごします。



今日は、
ワインを担いで来たので、

ホットワインに。



あては、

チーズ盛り。

盛ってませんけど。




山の話や、
仕事の話などして、
まったり過ごします。






明日は、
チョロっと近くの山に登りたいのですが、
お天気が、、、



予想によると、
日本中大雪らしいですね。

大丈夫か?






2018年初山
ラッセル、ラッセル
どうする?








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