登山規制が解除された御嶽山に登ってみた 
二日目  二の池ヒュッテ 〜 御岳ロープウェイ

三ノ池道展望台付近の紅葉




御嶽山、
二日目。

今日は、
下山するのですが、
登って来た道を下りてもつまんないので、
摩利支天に登り、
五ノ池、三ノ池を巡り、
三ノ池道を使って女人堂まで下りたいと思ったのですが、、、






朝4時前、
目が覚めます。

まだ、
お客さんや小屋番さん達はお休み中です。



で、

コーヒー。






コーヒーを飲んで、
外に出てみました。

東の空が少し明るくなって来ましたね。



しばらく、
眺めていると、

周りが明るくなり、



小屋泊の人も出て来ました。






八ヶ岳から昇るみたいですね。

ちなみに、
八ヶ岳の前が南アルプス、
その手前が中央アルプスです。



槍、穂高も明るくなって来たのですが、
今日は、
残念ながら、
ご来光は雲に隠れて見れませんでした。






で、
小屋に入って、
朝ごはん。

今日は、

こんな感じで、
ごはん、味噌汁はお代わり自由。






二の池ヒュッテ 〜 御岳ロープウェイ
ご飯を食べ終え、
女将さん(オーナーさん)に、
今日の予定を告げると、

女将さん『三ノ池道は、
     途中崩落してて通行止めよ』

えぇ〜〜〜。



でも、
通行止めなら仕方ありません。

登って来た道を下ります。



女将さん『女人堂にザックをデポして、
     三ノ池道の通行止めの所までピストンしたら?』

さらに、

女将さん『今、
     この道、紅葉が綺麗だから』


なるほど、
そうします。



二の池ヒュッテ 〜 女人堂
と言うことで、
女人堂を目指して、

下山スタート(06:25)






今日も、

ニノ池の上を歩きます。

昨日、
来た道の逆ですね。



途中、
山頂に行く道と、
覚明堂に行く道の分岐があるのですが、
今日は、
覚明堂の方に折れます。



途中、
振り返って、

中央の人がいるあたりが、
その分岐点です。

ちなみに、
ここに写ってるのは、
ハイカーさんでなく、
右にあるニノ池本館の補修工事をしている人達です。

彼らは、
下の石室山荘に泊まってて、
毎日通ってるそうです。

ご苦労様です、
頑張って下さい。






三ノ池や継子岳が見えます。

その向こうは、
乗鞍。

さらに、
その向こうは、
槍、穂高。






雲海がいい感じです。

雲海は、
朝の方が見る確率が高いので、
山の上に泊まるメリットの一つですね。




雲海と言う、
海の中の島のようです。






山頂・ニノ池分岐(06:43)

昨日は、
ここを左下から直進して、
黒沢十字路を通って山頂まで登ったのですが、
今日は、
左に折れて、

下ります。



下った先が、

覚明堂(06:45)



この覚明堂の、

直下が、

9合目(06:49)






更に、
下って、

石室山荘(06:54)

昨日は、
ここは、
巻いたのですが、
今日は、
正規ルートを歩きます。

この小屋の中の通路が、
正規ルートです(笑)

しかし、
かなりの人が、
おしるこ食べると思いますね(笑)






以後は、

昨日登ってきた道なので、
省略して、、、






いきなりの、

女人堂(07:40)






女人堂 ⇄ 三ノ池道展望台
ここで、

休憩します。

今日ここまでに、
20人くらいのハイカーさんに出会いました。

まだロープウェイは動いていないので、
どうやって来たんだろうと思っていたのですが、
ここの小屋番さんの話によると、
皆さん、
ここに泊まられたようです。






休憩を終え、
二の池ヒュッテの女将さんに勧められた、

三ノ池道に行ってみます。(07:55)



やはり、
途中は崩落しており、
展望台までしか行けないようです。

二の池ヒュッテの女将さんの話によると、
今年は、
山頂までの整備に人手を取られ、
この道の整備まで手がまわらなかったそうです。

まぁ〜、
限られたリソースですから、
仕方ありません。

でも、
ほんま、
ありがたいことです。






展望台までは、
アップダウンもそんなに無く、
歩きやすい道が続きます。






紅葉と雲海+山のモノトーンが良い感じです。






紅いダケカンバ。



こちらは、

黄色の葉と赤い果実のナナカマド。






展望台(08:18)

ここまでです。



先を見ると、

三の池につながる登山道が見えています。



滝もあるのね。






女人堂の小屋番さんによると、
今年は例年に比べて、
色ずきが悪いとか。

それに、
台風21、24で、
かなり葉が飛ばされたようです。

でも、
十分綺麗なのですが。



ここは、
展望台で、

八ヶ岳、
南アルプス、
中央アルプスの山々が良く見えます。



槍は乗鞍に隠れていますが、
笠ヶ岳も見えていますね。

笠ヶ岳もいつか登ってみたいお山です。






そろそろ戻ります。










戻って来ました、

女人堂(08:38)



で、

プシュ〜。

ここで、
再び休憩。

別に疲れている訳ではなく、
時間調整なんです。

何の?

この後、
分かります。






女人堂 〜 御岳ロープウェイ
時間調整も出来たので、
ロープウェイ目指して、

再び下山スタート(09:08)

で、
この間も省略して、、、






いきなり、

行場山荘(09:49)

女人堂で大休憩してるので、
ここは、
スルー。






あっ!、
忘れた、

ちからもち食べるの。

残念。






ロープウェイ乗り場分岐(09:52)

まっすぐ下ると、
6合目の中の湯に下りれるようです。

そこには、
駐車場もあるので、
ロープウェイの運行前から登るには、
このルートを使うんでしょうかね。

私は、
左に折れて、
ロープウェイに進みます。






で、
着きました、

御岳ロープウェイ 飯森高原駅(09:58)

昨日はスルーした、
展望台に登ってみました。



案内板はあるのですが、
一番奥の八ヶ岳しかわかりません。

中央は、
経ヶ岳ですかね?



反対側は、

これは分かります(笑)

ヘぇ〜、
ここ、
2,150mもあるんですね。

御嶽山が3,067m(剣ヶ峰)なので、
標高差は917mですか?

六甲(931m)とほぼ同じなんですね。

なので、
登る時間も六甲と同じような3時間ですからね。

オーバー3,000mの山で、
これだけ気軽に登れるのは、
立山とここくらいですかね。
(反則の乗鞍は除いて)

でも、
いくら気軽に登れると言っても、
活火山と言う事を、
忘れては行けませんけどね。






では、

下りますか。






麓の鹿ノ瀬駅に着きました。






そして、
駐車場に行くと、

あらら、
1台だけなのね(笑)






下山後
下山後、
やって来たのは、
御嶽ロープウェイ近くの、

木曽温泉

フロントに行き、

私     『お風呂使わせて下さい』

フロントの人『11時半からです!(キッパリ)』



私     『えぇ〜〜〜、マジっすか?』

フロントの人『はい!(キッパリ)』



今は、
まだ10時45分。

待つには微妙な時間ですよね。

仕方ないので、
お風呂はパス。



でもね、
今日、
かなりノンビリ下ってきて、
しかも、
女人堂で大休憩をし、
更に、
紅葉見物で三ノ池道の展望台までピストンしたのは、
お風呂に入るために、
時間調整をしてたんですよ。

だって、
木曽温泉のWebサイトには、

”温泉利用時間:10:00~20:00 毎週水曜定休”

って、
書いてあるんですもの。

まぁ〜、
何か理由があって、
今日は11:30〜になっていたのかも知れませんが、
ショックで理由を聞くのを忘れました。






と言う訳で、
お風呂はパスし、
次にやって来たのは、

道の駅 木曽福島。



で、
頂いたのは、

トンカツ定食。

山から下りたら、
何故か、
トンカツが食べたくなります(笑)



実は、
これにも訳ありでして、
昨日、
県道20号線沿いに目を付けてたお蕎麦屋さんがあったのですが、
行ってみると、
今日は定休日だったんですよ。

今日は、
そんな日だったんでしょうね。







振り返って

  • 御岳ロープウェイを利用すると登り3時間、下り2時間半で、普通に日帰り可能。でもロープウェイの営業時間が8:30〜16:30なので、要注意。
  • 登山道の殆どが階段で、非常に良く整備されている。
  • 登山道が山小屋の中を通っている(びっくり)。
  • 危険な箇所は無いが、活火山と言う事を忘れずに、十分な準備と装備を。
  • 二の池ヒュッテのオーナーは女将さんみたいな素敵な人。
  • 木曽谷の地酒「中乗りさん」はメチャ美味。
  • 木曽温泉の入浴時間は11:30から(Webサイトでは10:00〜 って書いてあるけど)。






登山規制が解除された御嶽山に登ってみた
一日目 御岳ロープウェイ 〜 剣ヶ峰 〜 二の池ヒュッテ
二日目  二の池ヒュッテ 〜 御岳ロープウェイ








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