スノキャン遠征 
雷鳥沢キャンプ場(三日目)

雷鳥沢キャンプ場三日目。



朝5時半、

昨日までと異なり、
青空が見えませんね。






朝ごはん、
そして撤収
今日は最終日。

別に予定は無いので、
ゆっくり朝ごはんを頂きます。



まずは、

コーヒー。



そして、

朝焼酎「黒霧」

なんせ、
持ってきた物は全て消費したいので。

なんちゃって(笑)




チキンライスとスープ。

もちろん、
お湯を入れるだけ(笑)



そして、
締めは、

朝ラー。

これが今回の食事の中で最も手間のかかった物です。

と言っても、
お湯で煮込んで、
スープを入れるだけですが。

しかし、
美味い。






食事をしていると、

ボーダー女子がテントを撤収して、
どこかに旅立ちの様子。



彼女ら、
昨日遅くここにやって来て、
朝早く出て行くとは、
どこに行くつもりなのでしょうかね?



しかし、
そんなことより、

荷物がハンパない。



男前やわぁ〜。

私には絶対持てませんね、
これだけの物は。






食事を終え、
我々も撤収開始。


ファミキャン用の大型テントと違って、
撤収も超簡単。

チャチャっと、

パッキング完了。



これから室堂まで戻るのですが、
その前に、
このキャンプ場を少しご紹介。






雷鳥沢キャンプ場
※記載の内容は2017/05/09時点の情報です。
 詳細は「立山自然保護センター(076-463-5401)」まで。



こちらが、

管理棟。

この管理棟内に、
水場とトイレがあります。



この時期、

雪の中です。



この管理棟、
一般的な開設期間は4月下旬~10月中旬ですが、
雪の状況により異なる場合もあるとか。

ただ、
上記期間以外でも、
キャンプは出来ます。

その場合、
水場とトイレは利用出来ませんが。






費用は、

1泊1人500円、
2泊以上は1,000円。

つまり、
1年365日滞在しても1,000円と言う事ですね。

でも、
この管理棟が開設されていない期間は無料なんでしょうけどね。






水は、

今の時期は24時間出っぱなし。

凍結防止のためですかね?

しかし、
水場があるのは助かります。



管理人さんによると、

『大丈夫だとは思いますが、
 煮沸してから飲んで下さい』

とのこと。

私達はそのまま飲みましたが、
二人ともノープロブレムでした。






トイレは、

男女別。



もちろん、
と言うか、
驚きの、

水洗。

男子小の便器は水が流れっぱなしでした。


そして、
このトイレ、
キャンプ場利用者だけでなく、
登山者などの外来者も利用可能だそうです。

ですが、
その場合には、

チップ100円をお願いします、
との事。



当然ですが、
このトイレが使用できるのは、
この管理棟が運用されている期間のみ。

また、
夏山シーズンの混雑期も一時使用不可になるとの事。






ここで、

登山届が提出出来ます。






このキャンプ場の周りには、
三つの山小屋があります。

写真左が「雷鳥沢ヒュッテ」、
真ん中が「ロッジ立山連峰」。

そして、
キャンプ場の上にあるのが「雷鳥荘」。



これらの山小屋は、
全て、
日帰り温泉、
そして、
外来者トイレが有るそうです。



これら3つ山小屋の内、
キャンプ場から一番近いのが、

雷鳥沢ヒュッテ。




メニュー。

後から知ったのですが、
ここ、
カレーパンが美味しいそうです。

食べればよかった。



ビールや、
ジュース、水の自販機もあります。

重たい水物を担いで行かなくて良いので、
嬉しいです。

もちろん、
お値段は山価格ですが。





その他、
携帯は Softbank と au は繋がりました。
docomo は持っていないのでわかりません。

管理棟にも携帯(090-1632-9141)が置かれており、
この携帯がキャンプ場の電話となっています。






室堂へ
さて、
そろそろ帰りますか。



このキャンプ場前の斜面を登れば雷鳥荘で、
最短なのですが、
さすがに厳しい。



なので、

一旦、
雷鳥沢ヒュッテを目指します。






雷鳥沢ヒュッテまでは良かったのですが、
そこから雷鳥荘までの斜面が、

かなりキツイ。

雪も腐ってるんで、
つぼ足では、
ボコボコ埋まるんですよ。



しかも、

距離があるんです。






いつもは私が彼の写真を撮ってたのですが、
ここでは、

撮られてしまいました。



写真では、
小さいので分かりにくいと思いますが、
ヘロヘロで、
かなり遅れてます。

この3日間で、
ここが一番キツかった。



ちょっと舐めてて、
ポールは持っているんですが、
ポールにスノーバスケットをセットしていなかったんです。

なので、
クサレ雪にポールを刺すと、
グリップくらいまで埋まり、
バランスは崩すは、
ポールは役にたたんは、、、

かなり、
と言うか、
メッチャ大変だったんです。



途中でスノーバスケットをセットしてからは、

少しは楽になったんですけどね。






心臓パクパクで、

雷鳥荘まで上がって来ました。



ここから室堂までは、
あまりアップダウンも無いので、
楽です。






で、
雷鳥荘と室堂の間にあるのが、

みくりが池温泉

三日間お風呂に入ってないので、
お湯を使わせてもらいます。






日帰り入浴料700円を払うと、
こんなコースターをもらいました。

裏には、
「入浴記念日 29.5.09」のスタンプが押されています。



出来てから、
60年も経つんですね、
スッゴ。






湯船は男女別で、
(↓↓↓は男子用)

左が少し緩目、
右が少し熱目です。

泉質は単純酸性泉で、
加水、加温はしていないそうです。

温度は42度くらいで、
私にはちょうど良い湯加減でした。






お風呂上りには、
もちろん、

これ^^






お風呂に入り、
下着をおニューに替え、

室堂ターミナルに戻って来ました。






中に入ると、

今日も、
メッチャ凄い人。

日本語以外の言葉が飛び交ってます。






雪の大谷
せっかくなので、
ターミナル内にバッグをデポして、
「雪の大谷」を歩いてみました。



「雪の大谷」とは、
標高2,450mの立山室堂平は、世界でも有数の豪雪地帯。 中でも室堂付近にある「大谷」は、吹きだまりになっているため特に積雪が多く、その深さは20mを超えることもあります。この「大谷」を通る道路を除雪してできる、高さ20mにも迫る巨大な雪の壁が「雪の大谷」です。
立山黒部アルペンルート - 雪の大谷を楽しむ


今年は4月15日~6月22日まで開催されており、
時間は9:30~15:15(入場は15:00まで)だそうです。



室堂から500mの区間を、
2車線のバス道を1車線にし、
残りの1車線を解放して、
歩行者専用通路として歩くことが出来ます。



室堂ターミナル前のスタート地点。

既に凄い人。





歩き始めると、

この状態。



この人達、
ほぼ100%外人さんです。

しかも、
かなり熱い国の人が多かったですね。

タイとかインドネシアとか。

やっぱ、
雪の無い国の人達にとっては、
このような景色に憧れるんですかね。

私が住んでいたベトナムでも、
会社のベトナム人スタッフに聞くと、
日本の自然に対するイメージとしては、
「桜」と「雪」だと言ってましたからね。






雪の壁が一番高い地点まで行こうと思ったのですが、
あまりの人の多さに断念。

途中で引き返しました。






しかし、
別山の上には雷鳥しかいなかったのに、
少し場所を変えると、
外人さんだらけ。

立山、
凄いわ。






スノキャン遠征終了
立山のスノキャン遠征も終了です。



乗車率100%のバスで、
美女平まで戻り、
ケーブルカー、
列車を乗り継いで、
富山まで戻りました。



富山からは、
いろんな列車を乗り継いで、
無事神戸に帰って来ました。






今回のスノキャン遠征、
お天気に恵まれたのが、
何よりでした。

夜も思った程寒くなかったし、
別山にも登れたし、
お酒もいっぱい飲めたし、
満足のキャンプでした。



次は、
夏に来て、
立山を縦走してみたいですね。








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