やって来たのは、
JR福知山線の武田尾駅前の駐車場。
今日は、
ここから、
生瀬駅まで、
線路上をフォレと一緒に歩いてみようと思います。
線路上と言っても、
廃線ですけどね。
このコース、
関西でも人気のハイキングコースらしいのですが、
私は知りませんでした。
調べてみると、
生瀬駅 〜 武田尾駅間は1986年に廃線となり、
線路跡は危険な場所もあったため、
一般には解放されていなかったそうです。
それでも、
好きな人は歩いてたようですが。
それが、
2016年の5月頃から11月中まで閉鎖し、
トンネル壁や鉄橋等を補強する整備がされ、
2016年11月にハイキングコースとして一般に解放されたそうです。
そんなコースですが、
元が線路なだけに、
高低差が無く、
足の悪い老犬のフォレでも歩けるかなと思い、
やって来ました。
まぁ〜、
ダメな場合、
抱っこ紐も持ってきてるので、
抱えて戻ります。← 大丈夫か?
では、
スタート。
周辺は何やら大きな工事をしていますが、
案内板があるので、
間違えることはありません。
この橋を渡ると、
廃線跡で、
こんな注意事項が。
了解ッス。
少し行くと、
右手に川が見てきました。
この川は、
武庫川で、
このあたりは武庫川渓谷なんですね。
最初のトンネルが現れました。
『ミエナイデス』
そうなんです、
ライトを忘れたんですよ。
トンネル内は灯りは無く、
真っ暗。
スマホのフラッシュを点けて進みます。
NO1トンネル、
クリア。
二番目のトンネル。
家人が何か気にしています。
釘が出ています。
フォレが踏まないように、
フォレの両サイドをガードして進みます。
でも、
暗くてよく分からないですけどね。
で、
NO2トンネル、
クリア。
NO2トンネルを過ぎると、
こんな記念碑が。
実は、
この廃線跡は桜の名所でもあり、
水上勉の小説「櫻守」の舞台となったところだそうです。
小説のモデルともなった桜の研究者として有名な、
笹部新太郎氏の「桜の園」は、
ここなんですね。
そして、
この「桜の園」は、
今も櫻守の会の人達の手によって守られてるそうです。
桜の季節に再度来てみよっと。
こららが、
その「桜の園」の入口。
この入口の前には、
広場があり、
皆さん、
休憩をされたり、
お弁当を広げておられました。
と言うことで、
フォレも給水タイム。
『ゴハンハ?』
『まだ!』
それにしても、
今日は平日なのですが、
かなりの人が出ていました。
やはり、
人気なんですね、
このコース。
三番目のトンネル。
NO3トンネル、
クリア。
トンネルを抜けると、
そこは雪国ではなく、
鉄橋があります。
この鉄橋、
「武庫川第二鉄橋」と言うらしいです。
このコースが整備されるまでは、
写真右側の歩道?を歩いてたそうですが、
今では線路上に、
立派な橋が出来ています。
橋の下を流れるのは、
武庫川。
この武庫川、
宝塚市と西宮市の境界でして、
今まで歩いて来たのは宝塚市、
橋の真ん中からは西宮市になります。
鉄橋を渡ると、
四番目のトンネル。
どのトンネルもそうですが、
中はメッチャ涼しい。
今日は暑かったのですが、
トンネルに入ると、
ヒンヤリ。
このコース中には大小7個のトンネルがあるのですが、
これだけトンネルがあると、
真夏でも歩けますね、
このコース。
NO4トンネル、
クリア。
このコース、
基本は枕木の上を歩くのですが、
一部は枕木が撤去されています。
コース自体はほぼフラットなのですが、
元は線路上と言うことで殆んどが砂利道、
そして間隔の異なる枕木で、
微妙に歩き難い。
もちろん、
スニーカー等でも歩けますが、
そこそこしっかりした靴をおすすめします。
五番目のトンネル?
これをトンネルとして数えていいのか微妙ですが。
この後、
このコースの半分くらいまで来て、
フォレはここまで。
このコース、
普通は、
生瀬駅から武田尾駅まで、
または、
武田尾駅から生瀬駅までの片道だと思いますが、
私達は武田尾駅に車を置いてるため、
往復しないといけません。
コース長は7Kmくらいあるので、
往復で14Km。
足の良くないフォレには、
ちょっときついかなと思い、
ここでご飯を食べ、
家人と一緒に引き返すことにしました。
ですが、
私はせっかく来たので、
とりあえず最後まで行ってみます。
集合場所は、
先の「桜の園」前の広場。
と言うことで、
再びスタート。
六番目のトンネル。
全てのトンネルは、
石と、
レンガで出来ています。
天井が黒いのは、
汽車が走っていた名残でしょうか?
NO6トンネル、
クリア。
七番目のトンネル。
N07トンネル、
クリア。
このトンネルの出口(入口)には、
ベンチが設置されています。
トンネル内はヒンヤリしていて、
ここでの休憩は良いですね。
中国道の高架が見えてきました。
もう少しですね。
で、
生瀬駅側からの入口。
終了です。
フォレが待ってるので、
引き返します。
フォレ達とは、
「桜の園」前の広場で合流。
で、
ご飯です。
おにぎり。
美味い!
『フォレノハ?』
私 『無し!』
私 『冗談だよ、
ほれ』
家人『何やったん?』
私 『練りもん』
家人『玉ねぎ入ってるよ』
私 『げっ ( ̄□ ̄!)』
※ 今のとこ異常は見受けられません(汗)
ご飯を食べ終え、
戻って来ました、
武田尾駅前の駐車場。
このコースは武庫川の渓谷美を眺めながら、
枕木や鉄橋、
真っ暗なトンネルを歩くことが出来るという、
ちょっと変わったコースです。
更には、
春の桜、
その後の新緑、
秋の紅葉と、
一年中楽しめるコースで、
人気があるのも分かります。
そして、
駐車場前のこの橋を渡って右に行くと、
武田尾温泉があります。
寛永18年(1641年)、
豊臣方の落武者だった武田尾直蔵が、
薪拾いの途中で発見したと言われてるらしいです。
ここには、
4軒の温泉旅館があり、
日帰り温泉も楽しめるとか。
足湯もあるそうです。
そして、
うち1軒は、
ペットも泊まれるそうですよ、
小型犬のみですが。
なので、
やっぱこのコースは、
生瀬駅から入って、
武田尾駅に抜け、
武田尾温泉に入り、
いっぱい引っ掛け、
電車で帰る、
と言うのがベストルートですかね。
*駐車場情報*
武田尾駅前に宝塚市立の駐車場があります。
この駐車場、
事前予約が出来ます。
私達は前日に電話予約を行ない、
当日駐車場の事務所に行き予約の旨を伝え、
駐車料金を支払い駐車チケットをもらいました。
武田尾駅前駐車場
予約・問い合わせ:0797-91-0245(9時〜19時)
料金:500円/1日
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