パノラマ銀座縦走(前日)

これより、

お山に出発します。

今回は、
いつもの六甲山ではなく、
少し遠い常念山脈です(笑)






常念山脈と言うのは、
北アルプスの主稜線の東側に、
主稜線と平行して南北に延びる山域の総称でして、
以下のような山々が連なっています。

  • 餓鬼岳(がきだけ 標高2,647m)
  • 燕岳(つばくろだけ 標高2,763m)
  • 大天井岳(おてんしょうだけ 標高2,922m)
  • 常念岳(じょうねんだけ 標高2,857m)
  • 蝶ヶ岳(ちょうがたけ 標高2,677m)


で、
今回はこれらの山々の一部を縦走しようと言うもので、
行程としては、

前日(今日):
家から燕岳の登山口の中房温泉まで。

一日目:
中房温泉登山口から登り、
燕岳まで。

二日目:
燕岳を出発し、
大天井岳を経て、
常念岳まで。

三日目:
常念岳を出発し、
蝶ヶ岳まで。

四日目:
蝶ヶ岳を出発し、
徳沢に下山し、
上高地から家に。





北アルプスの主稜線と常念山脈は、
大天井岳から東鎌尾根で槍ヶ岳とつながっており、
中房温泉から燕岳、大天井岳、
そして東鎌尾根を経て槍ヶ岳へ至るルートは「表銀座」と呼ばれ、
ハイカーの憧れのルートらしいです。



えっ、
なぜそのルートを行かないのかって?

高所恐怖症の私、
槍の穂先の梯子は無理ですから(笑)



今回のルートは、
槍ヶ岳や穂高連峰に比べると、
山稜は穏やかで歩きやすく、
山小屋も要所要所にあるので、
ヘタレなおっさんでもなんとか歩けます、、、


と思います。



ちなみに、
このコース、

「表銀座」(赤、青)に対抗して、



 「パノラマ銀座」(赤、黄)と呼ばれてるそうです。



ほんま好きやね、
「なんとか銀座」(笑)






と言うことで、
中を省略して、
やって来たのは、

大糸線の穂高駅。

渋い駅舎ですね。






穂高に着いたのが、
ちょうどお昼。

と言うことで、
お昼ご飯を食べることに。



で、
やって来たのは、

駅前のこちらのお店。



小洒落たお店です。



最初は、

当然ビアー。

穂高だから穂高ビール。

ペールエールだったと思いますが、
フルーティで美味かったです。



そして、
食事は、

ワンプレート。

小皿に入ったクスクスが美味かったですね。






昼ごはんを終え、

駅前のバス停で中房温泉行きのバスを待ちます。

空模様がいまいちですが、
大丈夫でしょうか?






バスが来ました。

お客さんは、
全員こんな方達。

私もそうですが(笑)



燕岳の登山口にある中房温泉に向けて出発。






バスに揺られること約1時間、
着きました、

中房温泉。






こちらで、
明日からの登山届け提出します。



そして、
少し登って行くと、

燕岳の登山口。

左にある建屋はトイレ。

正面にある建屋が「湯原の湯」。

ここは、
中房温泉がハイカーの為に開放している日帰り温泉でして、
入浴の他に、
食事を取ることが出来るそうです。



そして、
ここは、
テン場の管理も行っており、
テントを張る場合には、
ここで受付をします。



そのテン場ですが、

「湯原の湯」の前の道の両側にあります。

この日は私を含めて、
7幕ほど張られていましたね。






と言うことで、

私もチャチャっと設営完了。

今回は、
縦走と言うことで、
極力荷物を軽くしたかったので、
テントでは無く、
シェルターを持って来ました。



このテン場、
驚くことに、
なんと、
地面が温かいんです。

おそらく、
温泉の地熱でテントの下から温かい熱が伝わってくるんだと思います。

今回は、
寒いだろうと思い、
冬用のシェラフを持って来たのですが、
夜は温かくて、
パンツとシャツだけで寝ましたよ。







テント設営後は、
何もすることが無く、

持参した焼酎を飲みながら、
持参した本を読んでマッタリ。

これ、
ワインでは無く、
中身は焼酎ですから(笑)






18時半、
既に真っ暗。

と言うことで、
早いですが、
寝ます。

明日からのパノラマ銀座縦走、
どんな景色が待っていてくれるんでしょうか?

楽しみです。



しっかし、、、









せっま!(笑)




パノラマ銀座縦走
前日
一日目 中房温泉登山口 〜 燕山荘
二日目 燕山荘 〜 常念小屋
三日目 常念小屋 〜 蝶ヶ岳ヒュッテ
四日目 蝶ヶ岳ヒュッテ 〜 上高地








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