大山山頂お泊まり登山(二日目)

朝4時半、
目が覚めます。

まずは、

朝ごはん。



連れ『果糖補給は大事だよね』
私 『そだね〜』

平昌オリンピック、
女子カーリングチーム応援しておりました(笑)

しっかし、
地味なゲームですね、
カーリングって。

応援はしていましたが、
あれを3時間もぶっ続けで見るの無理ですわ。






すみません、
ご来光に戻ります。



食事を終え、
下山の準備をし、
外に出てみると、



『ワォ〜』

これは、
期待が持てますね。





まだ6時前ですが、

既に、
数名の方が登ってきていました。

3時前にスタートしたとか。





少し明るくなってきました。



よく見ると、

雲海のオプション付き。

あの真っ白な中を登ってきた、
ご褒美でしょうか?






おっ!、

人がいます。



VIP席ですね。






剣ヶ峰と雲海。

1,700mでこんな絵が見れるんですね、
素晴らしい。






続々と、
いろんな人達が登って来ます。



3人ボーカルグループ。

今、
イントロです(冗談ですよ)



カメラおじさんや、
カメラお兄さん。






で、
6時35分、
皆さんの期待に応えるべく、、、







キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!

ベタですみません m(_ _)m



日本人は、
高いとこからの「ご来光」が好きですよね。

元旦の「ご来光」を見るために、
飛行機でのツアーが出る位ですからね。

しかし、
これは日本人独特の文化のようです。

理由は、
諸説あるようですが、

「高ければ高いほど早くご来光が拝め、
 ご利益が授かれる」

とか

「山は神聖な物」

と考えている事が背景にあるようです。

って、
ネット上に書かれていました。



今回の山行きの目的は、
この「ご来光を見る」と言うものですが、
言われてるような意識は持っていなかったのですが、
もしかしたら、
日本人としてのDNAに、
それらが組み込まれているんでしょうかね?

確かに、
ご来光を見ると、

『ありがたや〜』

って、
なります(笑)






南壁の一部に朝日が当たり、
オレンジ色に染まります。

部分モルゲンロート?






私もあの人が立ってるところまで行ってみます。












剣ヶ峰に向かってる人がいます。

雪が降ったこの時期だから行けるルートですね。

とは言っても、
私には無理ですが。






弥山を振り返ると、
さっきまで多くの人がいたのですが、
一人だけ。

皆さん、
ほとんど撤収。

登るのも早いけど、
下るのも早い。






朝日が当たる南壁はオレンジ、



そして、

朝日の当たらない北壁側はブルーの世界。

ボキャブラリーが不足してるので、
言い表す言葉がありません。






この後どうなるのか、
ずっと見ていたいのですが、

連れ『俺、昼から仕事』

現実に引き戻されます。






彼は私と違って、
まだ仕事をしてるので、
仕方ありません。



下山します。

しっかし、
いいもん見せてもらいました。






連れ『こんな急なとこ登ってきたん?』

昨日は、
真っ白で何も見えなかったですからね。






北壁を見ながら下りていきます。

しかし、
めっちゃ美しい。

今年は、
例年に比べて雪が少ないということで、
本来なら、
もっと綺麗だそうです。

私は、
これでも十分なんですけど。






正面には米子の街、



その隣は大山の町が見えます。



そして、
右には、

北壁。

何度も言いますが、
めっちゃ美しいんですけど。






まだまだ、

急坂が続きます。




尾根筋を下っていきます。

八方尾根をシュリンクしたような尾根です。






このあたりから、
私が先行。

私『6合目の避難小屋で待ってるから』






六合目避難小屋。



来ましたね。





このあたりまで下りて来ると、
かなり暖かく、
ジャケットを脱ぎます。

その時、
連れは、
丸めていたダウンジャケットを、
落としたんですよ。

ダウンジャケットを拾いに行ってます。

写真には撮っていませんが、
この後、
転んだんです。

滑落ってやつですか?



でも、
木があるので、
大丈夫だろうと見てたら、
予想通り、
木に引っかかって止まりました(笑)

その後、
登ってくるのも結構大変だったんですけど(笑)



私 『あのまま下まで落ちたら、
   下山完了だったのに』
連れ『そう思ったけど、
   ザックを置いてたので止めた』

「止めた」ではなく、
「止まった」が正しい日本語です。






今日は、
平日ですが、
天気が良いので、

大勢のハイカーさんが登って行きます。






私達は下ります。



登ってくるハイカーさんに、

ハイカーさん『ご来光見たんですか?』
連れ『はい、素晴らしかったですよ』

ハイカーさん『凄いですねぇ〜』
連れ『いやぁ〜 ヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ』

ちょっと得意げな連れ(笑)






ブナ林に入りました。

ここからは、
見るものもあまりなく、
機械的に下ります。






まだまだ、
多くの人が登って行ってます。

天気が崩れないと良いですね。






駐車場が見えてきました。



そして、

無事、
下山終了。



昨日登る時は真っ白で、
何も見えなかったので、
心配したのですが、
目的のご来光が見れて満足の山行きでした。

よく考えると、
夏山では何度と見ているご来光も、
雪山で見るのはこれが最初かも?

雪に陽があたり、
雪面がオレンジ色に染まる景色は、
夏山では見ることが出来ない絵ですね。

良いものを見せてもらいました。



北アルプスや八ヶ岳はまだまだ雪山ですし、
今年中にもう一度どこかで見たいですね、
雪山でのご来光を。

今週末から、
久しぶりにベトナムに行くので、
帰ったら計画しようっと。






帰りの車内から。

ほんま、
「伯耆富士」

カッコいいお山です。








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