いろいろ試してみたかったけど、、、 
中蒜山オートキャンプ場(二日目)

中蒜山オートキャンプ場二日目。

朝3時、起床。

温度計を見ると、

テントの中で4℃

昨日の日中は、
かなり暑くて半袖で幕営したのですが、
さすがに朝はまだ冷え込みますね。






なぜに、
こんなに早くから起きたかと言うと、
今日は、
早朝から下蒜山に登って、
山頂から朝日を見ようと思ってたんです。

本当は、
新たに入手した軽アイゼンを試したくて、
残雪の蒜山に登ろうと思っていたのですが、
蒜山三座に全く雪が残っていないのでパス。

でも、
折角やって来たので、
朝日でも見ようと思い、
こんな時間に起きたんですよ。






で、
外を見てみると、

ガッスガス ┐(´ー`)┌ マイッタネ

やっぱ、
高原の朝はガスるんでしょうね。

朝陽は諦めます。

しかし、
ことごとく、
計画倒れ。






再び、
シュラフに潜り込みますが、
もう寝れません。

なので、
シュラフの中で、

Amazonのprime videoを見ながら、
ガスが取れるのを待ちます。






5時半、

少し明るくなって来ました。



外に出てみると、

テント凍ってるし ><

夜中は相当冷えたようですね。






相変わらず、



ガッスガス。



雰囲気は良いのですけどね、幻想的で。

車のカタログにも使えそうな(笑)






さすがに、
prime videoも見飽きたので、
ご飯にします。

まずは、

モーニングコーヒー。

って、
ポーションコーヒーにお湯を入れるだけですけが。



コーヒーを飲んでると、

少しガスが取れてきました。






二杯目のコーヒーを飲みながら、
朝ごはん。

今日は、

こんなんいってみました。

イングリッシュブレックファーストってやつですか?

違う?(笑)






朝ごはんを食べてると、 

再び、
ガスが出てきました。



と言うことで、
再び、
シュラフに潜り込みます。






しばらく、
うとうとしてたのですが、
8時半、

やっと、
晴れてきました。



では、
ちょろっと、
山でも登ってみますか。






お手軽な三平山登山
キャンプ場から、
走ること30分。

こんなとこにやって来ました。



ここは、

三平山(みひらやま)の登山口近くの駐車スペース。

このお山は、
岡山県と鳥取県の県境に位置する独立峰で、
標高は1,010mと高くはないのですが、
山頂からの展望は中々なんです。





今回、
山用具のお試しと言うことで、
キャンプにやってきたのですが、
一つ目はテント、
二つ目は軽アイゼン、
そして、
三つ目が、

登山靴に入れるインソールなんです。

私、
いろいろと足に問題を抱えておりまして、
その一つが、
オーバープロネーション。

そして、
扁平足。

オーバープロネーションと扁平足は、
因果関係があるようですが、
要は、
足裏のアーチが無く平らで、
かかとが内側に倒れこむと言う、
猿と同じ足。

まだ、
人間に進化していない足なんです。

このような足の場合、
踏み出しのリリース時に、
親指までの体重移動が上手く出来ず、
母子球でリリースするため、
母子球に大きな負荷がかかります。

なので、
長時間歩くと、
母子球が痛くなり、
さらに歩くと、
足裏全体が痛くなります。



この問題を少しでも何とかしたいと思い、
靴に入れるインソールをいろいろと試しています。

今回のお試しのインソールは、
インソールメーカーのBMZとYAMAPのコラボした、
登山用インソールと言うことで、
他のインソールと少しコンセプトが違うので、
試してみたかったんです。

どんなんでしょうかね?






では、

スタート(9:40)



したのですが、

いきなりの分岐。

道標が無いので、
どちらに行って良いのか分かりませんが、
こんな場合には、
どちらに行っても同じと言う、
経験上の判断から、
右に進みます。



しばらく進むと、

合流。

本来は、
左のルートが正解のようですね。

右はショートカットみたいです。






その後は、

九十九折の登山道を登って行きます。




登山道はきれいに整備されています。

ジムニーなら、
走れそうな道です。





所々、

雪が残っています。

実は、
この三平山、
積雪時はスノーシューが盛んなんです。

標高もそんなに高くないし、
斜度もそんなに急ではなく、
山頂まで1時間もあれば登れるし、
山頂からの展望も良く、
休日には、
スノーシューを履いた、
多くのハイカーさんで賑わうそうです。

私も、
フォレ(我が家のワンコ)を連れて、
来てみたかったのですが、
フォレの足の状態がイマイチで、
来れなかったんですよね。

ネテルホウガイイデス






スタートしてから25分、

土塁に出ました(10:05)

案内板を見ると、
この土塁は、明治31年(1898年)蒜山の原野2,300haが陸軍の軍馬育成場として接収された時に放牧された軍馬が外に出ないように建設されたもので、実に総延長56Kmに及び大工事であった。現在残存している46Kmの土塁には往時をしのばせる幾多の史実が秘められている。
しかし、
2,300haって、
想像できません。



ちなみに、
積雪時には、
先に車を停めた道は除雪されておらず、
車で登山口まで行けないので、
今登ってきた登山道はほとんど使用されません。
(歩いて行けないことはないけど)

なので、
別の登山口から登り、
途中から、
この土塁に合流し、
土塁を登ります。

上の写真の右から登ってくる感じです。



尾根伝いに土塁が築かれています。

ここを、
登って行きます。






もう直ぐ山頂や、
と思ったら、



まだありました。

疲れるパターンです。





おっ!、

今度こそ、
山頂ですかね?






で、

三平山山頂(10:25)

スタートしてから。
45分で山頂。

お手軽で、
いいですねぇ〜。



眺めているのは、

大山(1,729m)

荒々しい稜線が続く南壁。

そして、
その岩壁の下には、
深い谷が刻まれた高原が広がっています。

ほんまかっこいいお山です。

右に見えるのは、
烏ヶ山(1,448m)ですね。

昔は登れたのですが、
2016年の鳥取中部地震により、
登山道の崩落が進んだため、
現在は登山禁止になっています。




さらに、
右に目を向けると、
霞んでいますが、

蒜山三座。

左から、
上蒜山、中蒜山、下蒜山。




そして、

大山と蒜山の間にある山々。

名前は分かりません f^^;)



みんな纏めると、

こんな感じ。






檄下りの下山
山頂で、
30分程景色を見ながらボーッとしていたでしょうか。

そろそろ、

下山します。



登って来た道を下りてもつまんないので、

穴ヶ乢(あながたわ)方面に下ります(10:55)

「乢」と言うのは、
連なった山の峰と峰の間のくぼんだ所らしいです。

写真左のピークが朝鍋山(1074m)、
ここ三平山を下って、
朝鍋山に登り返す所が、
穴ヶ乢です。






眼下に見えるのは、
米子自動車道。

その右に見えるのは、
数少ない岡山県のスキー場の一つ、
ひるぜんベアバレースキー場ですね。



右には、
残雪が見えるのですが、
これが、

まだ、結構残ってるんですよ。

これなら、
お試しの軽アイゼンを持ってくればよかった。






この後、

三つの小ピークを越えます。



小ピークから振り返ると、

下ってきた道が見えます。



更には、

蒜山三座もよく見えます。





そして、
三つ目の小ピークを越えたあたりから、

激下りが始まります。

登りは九十九折だったのですが、
ここは一直線に下るので、
かなりの急こう配。

写真では伝わらないと思いますが。




火山灰質の土でしょうか?

粘り気のある黒い土は、
めっちゃ滑ります。

さらに、
履いてる靴が、
どちらかと言うと、
岩場よりに振った靴なので、
こう言う、
土の斜面は滑るんですよね。

って、
これしか持ってないので、
仕方ありません。



それまで、
手に持ってたカメラをザックにしまい、

小枝やササを掴みながら、
ヘッピリ腰で下ります。




まだまだ続く、
激下り。






そして、
やっとこさ、

穴ヶ乢(11:20)

ふぅ〜、
マジ大変でした。



まっすぐ行けば、
朝鍋山に登るようですが、
今日はパス。

左に折れて、

穴ヶ乢登山口を目指します。



ですが、

道が分かりません。

踏み跡もいろんな所についています。



しばらく、
林の中をウロウロしていたのですが、
有りましたよ、

ピンクのテープ。

ありがたやぁ〜。

お世話になります。






テープに案内されて、
下って行くと、

林道が見えてきました。



で、
下りてきました、

穴ヶ乢登山口(11:35)

穴ヶ乢からここまで、
コースタイムを見ると5分。

それが15分もかかってしまいました。

結構迷っていたんですね(笑)






これからは、
林道歩き。



これが、
結構距離あるんですよね。

地味に、
疲れます。






正面のお山が、
三平山。

あそこに登って来たんですね。





林道を20分程歩いて、

三平山登山、終了です(11:55)



さて、
お試しのインソールですが、
これについては、
いつかレポートを書くかもしれません。

おそらく、
書かないかも。

なんせ、
超感覚的な話なので、
うまく説明できません。



結論だけ言うと、
このインソール、
私の足には合わないようです。

と言うか、
もともと、
私みたいな変な足の人用に作られたものではないので。

2時間と少ししか歩いていないのですが、
やはり、
足裏が少し痛くなりました。



ちなみに、
今までいろんなインソールを試したのですが、
その中で、
一番フィットしたのが、

SIDAS OUTDOOR 3D

もうしばらく、
これを履き続けます。

※ 私の履いてるのは旧モデルで、
  現在(2018/03/27)はモデルチェンジしています。






下山後は温泉とご飯
キャンプ場に戻って来ました。

三平山に出発する時には、
3張りあったテントも、
ポツンと一つだけ。






で、
チャチャっと、

撤収完了。

そろそろ、
スタッドレスからノーマルに戻そうかな。






キャンプ場を後にして、
最初にやって来たのは、

快湯館

日帰り温泉ですね。

日本有数のラドン温泉と言うことで、
内湯と露天が有り、
とても綺麗な温泉です。

ジャグジーやサウナも完備しており、
山行きの疲れをとってくれます。

って、
そんなに疲れていないんですけどね(笑)

モンベル割引やJAF割引もききます。






次にやって来たのは、
蒜山IC近くの、

そばの館

蒜山では珍しいお蕎麦屋さんです。



ここ、
初めて来ましたが、

中々綺麗なお店ですね。



そして、
頂いたのは、

天ぷらおろしそば。

蒜山特産の大根のおろしがたっぷりで、
めっちゃ美味しい。

ちなみに、
ソバも地元の玄ソバを使ってるそうです。





さて、
今回のキャンプは、
新たに入手した、

  1. テント
  2. 軽アイゼン
  3. インソール

のお試しだったのですが、
軽アイゼンについては、
試す場所が無くてパス。

これは、
GWの立山あたりで実戦投入ですかね。



インソールについては、
私の足にはイマイチで、
実戦投入は見送り。



テントは、
さすがヒルバーグと言うことで、
良い点も多いのですが、
少し気になる箇所もあり、
これは、
あらためてレポートしたいと思います。






しかし、
三平山山頂から穴ヶ乢までの檄下りは凄かった。

舐めてましたね、
三平山(笑)








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