山陰海岸ジオパークトレイルを歩いてみた  
一日目(後編) 網代 〜 鳥取砂丘

鳥取砂丘





山陰海岸ジオパークトレイルのハイク初日、
後編です。

前編は↓↓↓

一日目(前編) 東浜駅 〜 網代



後編では、
網代の島めぐり遊覧船乗り場から鳥取砂丘までの、

コース4、5(上マップではルート4、5)を歩きます。



では。






コース4
島めぐり遊覧船乗り場 ~ 岩戸、
だったのですが、、、
遊覧船乗り場で食事を終え、
コース4のゴール、
岩戸のいさりび広場を目指して、

スタート(13:00)、
したのですが、、、






『鳥取方面やね』

ここを、
左折し、
その後、
さらに左折し、
保育所を右折し、、、




んっ?
何かおかしい。



最初のチェックポイントは、
大谷海岸なので、
海なのですが、
前は林です。



間違ったか?

Google先生にお聞きすると、

『全然違う。
 逆の方向にいっとる』

とのこと。

確かに、
全然違うとこに行ってますね。

スタートから違ってますもんね。



しかし、
何で、
こんなミスをしたのでしょうか?

暑さでボケてる?

それとも、
休み過ぎ?



Google先生『follow me』
私     『はい!』






Google先生について行くと、
着きました、

大谷海岸(13:30)



着いたのですが、
ここから、
さらに問題が。



本来なら、

正面に見える、
駟馳山(しちやま)の海岸沿いを通ってる、
中国自然歩道がルートなのですが、
これが、
一部崩落しており、
通行止になっているんです。



もちろん、

迂回路(黄色線)は設定されているのですが、
情報は、
この地図と、

浦富海岸島めぐり遊覧船から大谷海岸の途中より、集落を通り歩きます。大きい道路に出て、178号線沿いに進みます。途中、駟馳山峠の石畳入口が見えるので柵を開け入ります。(必ず閉めてから進んでください。)途中に駟馳山登山口という標識がありますが、道路へとお進みください。9号線に出たら坂を下り岩戸方面へお進みください。
山陰海岸ジオパークトレイル - トレイルルート自然歩道情報について

これだけ。



まぁ〜、
現地に行けば、
何かあるやろ〜、
と思って、
やってきたのですが、
それらしき物は何も無し。



海岸をウロウロしてると、

上に上がる小道を発見。

山行きの鉄則、

「迷ったら、上に行く」

と言うことで、
登ってみると、

墓地に出ました。

昨年、
熊野古道の中辺路を歩いた時、
墓地で迷って、
その日の行程をクリア出来なかった、
苦い思い出が頭をよぎります。



でも、
ここは一本道だったので、
進んでいくと、

集落に出ました。

浦富海岸島めぐり遊覧船から大谷海岸の途中より、集落を通り歩きます。
山陰海岸ジオパークトレイル - トレイルルート自然歩道情報について

ですかね。



ここを右折し、
進むと、

国道178号線に出ました。

大谷海岸の途中より、集落を通り歩きます。大きい道路に出て、178号線沿いに進みます。
山陰海岸ジオパークトレイル - トレイルルート自然歩道情報について

OKのようです。





途中、
ルートマップに記載されてた、

小畑古墳公園を通過。

完璧にOKですね。






さらに進むと、

駟馳山峠の石畳道の案内。

178号線沿いに進みます。途中、駟馳山峠の石畳入口が見えるので柵を開け入ります。(必ず閉めてから進んでください。)
山陰海岸ジオパークトレイル - トレイルルート自然歩道情報について



柵を開けて入ります。

もちろん、
閉めておきましたよ。






石畳を登って行きます。

駟馳山峠を越えるために、
江戸時代に作られたもので、
現存してるのは、
この150mだけらしいです。





で、

駟馳山登山口の道標。

途中に駟馳山登山口という標識がありますが、道路へとお進みください。9号線に出たら坂を下り岩戸方面へお進みください。
山陰海岸ジオパークトレイル - トレイルルート自然歩道情報について


と言う指示なのですが、
駟馳山に登って、
海岸側に下りると、
通行止の個所をバイパス出来るので、
登ってみようかと思い、
登山口まで行ってみたのですが、

こんな感じ。

ショートパンツ、
半袖では、
厳しそうなので、
ここは、
指示通り、

車道へ出ます。



指示では、
国道9号線と書かれていましたが、
この道は県道328号線だと思います。
(9号線のバイパス?)






鳥取市に入りました。

このあたりが、
駟馳山峠ですね。






この後、
しばらく328号線を歩くのですが、
暑くて、
暑くて。

いや、
熱い。

気温も高いのですが、
アスファルトからの照り返しも凄くて、
しかも無風。

修行を飛び越え、
罰ゲームみたいです。



『何も悪いことしてないのに、、、』

な〜んて、
ブツブツ言いながら歩いてると、

「鳥取砂丘」の案内が見えて来ました。



ENEOSを右折すると、
網代を出発して、
初めて見ました、

「山陰海岸ジオパーク」の文字。






そして、
橋を渡り、
道なりに進んでいくと、

右からの道が合流します。



横断歩道を渡り、
振り返ると、

駟馳山が見えます。

本来のルートは、
この駟馳山の左側(海岸沿い)を通るのですが、
今日は、
右側の迂回路(車道)を通って来ました。

なので、
本来のコース4のゴールは、
いさりび広場なのですが、


今日は、
ここをゴールにします(14:30)



しかし、
このコース、
駟馳山峠の石畳以外は、
全て車道。

参りました。



でも、
まだまだ車道は続くんです(- -






コース5
岩戸 ~ 鳥取砂丘
もちろん、
休憩なしで、
コース5のゴール、
と言うか、
今日のゴール、
鳥取砂丘を目指します。



ここも車道歩きです。

まぁ〜、
車道と歩道が別れてるだけ、
嬉しいですけど。






単調な車道歩き。

何か無いのかと、
思いながら歩きます。




泳ぎたい。






なるほど。

鳥取砂丘と言えば、
らっきょうですからね。






一ツ山離水海食洞。

この山(山と言っても61mですが)は、
一ツ山と言って、
海岸側の岩肌には波に洗われたり、
潮風の影響を受けたりして、
窪みが出来ています。

これは、
現在より海面が高かった縄文海進期に形成されたもので、
現在は、
直接波の影響を受けない内陸部に位置しているので、
離水海食洞と呼ばれています。

と、
説明板に書かれていたのですが、
『ふ〜ん』

って、
感じです。

それより、
暑い。






まだまだ車道は続きますが、
さすがに飽きたので、


海辺に出てみました。



ここを歩きます。

車道は、
左右を防風林に囲まれて、
風が無かったのですが、
ここでは、
海から風が吹いていて、
若干ですが、
暑さが和らぎます。



でも、

歩きにくい。

砂の粒子が小さくて、
かなり歩きにくいです。

新雪の上を歩いてる感じです。






砂丘までやってきました。



ここを登るんですね。

階段嫌いな私ですが、
このステップは助かります。

これが無いと、
結構しんどいと思いますね。

なんせ、
かなり滑るので。






更に登ると、



「馬の背」と呼ばれてる砂丘列です。

「すりばち」と呼ばれる窪んだ所から、
最大高低差は90mにもなるそうですよ。







向こうに見える建物は、
鳥取砂丘ジオパークセンターでしょうか?

本当は、
あのあたりまで車道を歩き、
あそこから、
砂丘に入るのが、
トレイルのルートみたいです。






しっかし、

これだけ見れば、
地球とは思えませんね。

って、
地球以外行ったことありませんが。



鳥取と言えば、
あのスタバ(スターバックス)が、
最後まで出店を渋ったとこですよね。

今は、
ありますが。

その当時、
鳥取の県知事さんが、

『鳥取にはスタバは無いけど、
 日本一のスナバ(砂場)が有る』

と、
名言を吐かれてますが、
分かります(笑)






『どこや?』

コース5のゴールは、
もちろん、
この砂丘ではなく、
砂丘の先にある、
「柳茶屋」と言うキャンプ場なんです。



なので、
この砂丘を脱出するのですが、
どこから脱出出来るのか分かりません。

なんせ、

これですから。






ウロ、
ウロ、



ウロ、
ウロ、、、






おっ!、

あの林の方みたいですね。

って、
これもGoogle先生のおかげなのですが。






で、
そっちに行ってみると、

ヒルガオが群生しています。



そして、
この群生を抜けて、

砂丘を脱出。






脱出して、
少し車道を進むと、
有りました、

「柳茶屋キャンプ場」の案内が。



で、
ゴール、

柳茶屋キャンプ場(16:40)



コース5のコースタイムが100分、
それを130分ですか。

途中で、
休憩はしたのですが、
しんどかったですね。

砂丘以外は、
全て車道ですから。

午後歩いたコース4と5で、
車道以外は、
この砂丘だけ。

早く、
コース4の通行止が解除されることを祈ります。






今日のお宿
今日のお宿は、
砂丘と車道を挟んで、
反対側にある、

柳茶屋キャンプ場

鳥取市が運営管理している、
通年利用可能なキャンプ場です。

しかも、
利用料金は無し、
フリーです。

さすが鳥取市、
太っ腹。

隣にある「砂丘の家」で、
利用申込み書に記入するだけです。

まぁ〜、
その分、
予約は無しで、
早いもん順。

区画もありません。



設備は、
  • 駐車場、
  • 炊事棟(2棟)、
  • バーベキュー棟(1棟)、
  • トイレ、
  • 飲料水の自販機

これで、
タダとは、
ありがたいことです。



ワンコもOK。

今度、
フォレと一緒に来ようかしら。






で、

チャチャっと設営完了。



設営後は、
プシュ〜っていきたかったのですが、
売ってなかったので、

下町のナポレオンを(笑)




そして、
今日の晩御飯は、

キャベツとレッドビーンの煮込み。



このレッドビーンは、

パタゴニア・プロビジョンズのRed Bean Chili です。

このハイクの出発前日に、
神戸三宮のパタゴニアに行った時に、
目に止まり、
買ったものです。




そして、
パンは、
前回の立山に続いて、
バケットを持って来ました。

立山の時は、
バケットを、
お店で貰った透明な袋に入れ、
それをザックのサイドポケットにそのまま入れていたので、
少し羞ずかしかったのですが、
立山から帰って、
探すと、
あったんですよ、
バケット入れが。

今回は、
それに入れて来ました。



それが、

Wanderlust Equipmentのバケットサック

本体は、
ソフトタイベックで出来ており、
口にはジップロックジッパー、
そして、
ロールトップ構造になっているので、
耐候性の優れたサックです。


ほんま、
いろんなもんがあります。



そのバケットを、

料理につけて食べたり、
食べ終わった容器を綺麗にしたりと、
今回も大活躍。



立山以後、
食生活が充実しています。

もしかしたら、
これで、
アルファ地獄から抜け出せるかも(笑)





食事の後は、
いつものように、
シュラフに入り、
Prime Video を見ようと思ったのですが、
これまたいつものように、
一本も見終わらないうちに寝落ち。

夜中に起きたら、
勝手に4本目の映画を上映しておりました。



明日は、
ここを出発して、
磨尼寺、
そして、
鳥取城跡のある久松山に登り、
ゴールの鳥取駅を目指します。

今日ほど、
車道歩きが無いと良いのですが、
どうなんでしょうかね?






山陰海岸ジオパークトレイルを歩いてみた
前日 鳥取へ
一日目(前編)東浜駅 〜 網代
一日目(後編)網代 〜 鳥取砂丘
二日目 鳥取砂丘 〜 鳥取駅
二日目 帝釈天降臨伝説の残る摩尼寺に寄り道








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