山陰海岸ジオパークトレイルを歩いてみた  
二日目 帝釈天降臨伝説の残る摩尼寺に寄り道

帝釈天が降臨したと伝えられる「立岩」




山陰海岸ジオパークトレイルの、
コース6のゴール(スタート)が、
天台宗のお寺、
摩尼寺(まにじ)です。



って、
このトレイルを歩くまでは、
全然知らなかったのですが、

お寺に登る階段の横にあった、
この案内図を見て、
興味が湧きました。



なので、
参道のお茶屋さんのオバちゃんに聞くと、

『奥の院まで、
 行って戻って、
 二時間くらいかな』

とのこと。



ならばと、

階段の横に、
ザックをデポして、
行ってみることに。



その時、
先のお茶屋のオバちゃんが、

『荷物はうちで預かっとくよ〜』

確かに、
ここはまずいですよね f^^;)






ザックを、
お茶屋さんに預け、

階段を登って行きます(09:00)





後で調べたのですが、
この摩尼寺、
大山の大山寺、
三朝の三佛寺と並んで、
山陰における、
天台宗の拠点の一つらしいです。

三朝の三佛寺と言えば、
国宝の投入堂があるとこですよね。

先月、
行ったんですよね↓↓↓

「日本一危険な場所にある国宝」に行ってみた


最近、
お寺付いてる。






で、
最初に出てくるのが、

仁王門。

18世紀後半に造られたものらしく、
左右の脇間には、
名前の通り、
仁王像が睨みをきかせています。



彫りものも見事です。







仁王門を過ぎても、
階段は続きます。

お茶屋のオバちゃんによると、
303段あるそうです。

我が家の裏手にある、
六甲全縦の400階段に比べれば、
余裕です。

空荷だしね。



最後の階段。

正面が山門。






山門には、

可愛い、
注意書き。

この後、
寺務所の人に聞いたのですが、
このお寺の裏山(摩尼山)にも熊が出るとか。

寺務所の人『奥の院に行くなら、
      熊鈴をつけて下さい。
      お持ちでないなら、
      お貸しします』

今回は、
空荷ですが、
熊鈴だけは持ってきてるんですよね。

早速、
熊鈴を付けます。

どれだけ役に立つかわかりませんが、
お守りみたいなもんですね。






↓↓↓が、

本堂(09:07)



摩尼寺の境内には、

願望成就地蔵
いろんな仏さんがおられるのですが、
今回は、
奥の院が目当てなので、
省略。



とりあえず、

なで仏さんの頭を撫で撫でしときました。







境内散策はチャチャっと済ませ、
奥の院に向かいす。



奥の院は、

この善光寺如来堂の横から入って行きます(09:10)






早速、

何やらありますね。



法界場です。

供養のために、
多くの仏像が祀られています。

ここに石仏を奉納することも出来るそうです。






法界場を過ぎると、

このような道を登っていきます。

ちなみに、
ここから、
奥の院までは、
完全な登山道。

ロープ場もあります。

今回のトレイルは、
あまり登山道らしい道が無かったので、
楽しい。

熊だけは、
勘弁ですが。






法界場を過ぎて、
最初に出てくるのが、

六角堂(09:20)

中には、
千手観音が収められているとか。

見ることはできませんが。

と、
その時は思ったのですが、
もしかしたら、
この戸は開くのかも。



六角堂の横には、

六体の石仏。

字が読めなかったのですが、
何なんでしょう?






六角堂から、
さらに登ると、

展望台があります(09:25)



ここからは、

鳥取市街、
砂丘、
日本海が一望出来ます。






まだまだ登ります。





この登山道には、
山頂までに、
西国三十三カ寺霊場の観音像が、
3ヶ所に分けて建立されています。



1番 〜 11番さん。



12番 〜 22番さん。






そして、
山頂にあるのが、

立岩(09:45)

立岩の前には、
23番 〜 33番の観音さんがあります。



帝釈天が、
この立岩に降臨してきて、

『今よりこの峰に鎮座して衆生を救い、
 なかんずく五障の身である女人を済度しよう』

と告げたことから産見長者が造り、
834年に再建されたのが摩尼寺の起源、
と立岩の言われだそうです。
(諸説あるようですが)


立岩の前の平場(西国三十三観音像のところ)には、
昭和40年ごろまで、
地蔵堂と鐘樓が建っていたそうです。

今でも、
礎石や建築部材の一部は残っています。



↓↓↓が、

帝釈天像。



この地(鷲が峰と言うらしい)は、
信仰対象としてだけでなく、
ビューポイントととしても、
有名だったそうです。

昔は、

遠く大山まで見ることが出来たそうですが、
今はPM2.5の影響(?)で、
残念ながら、
見えません。






次は、
奥の院に向かいます。



立岩横の道(写真中央)に入ります(09:50)



ここから、
奥の院までは、
60mほど下ります。

が、
これが激下り。



草ぼうぼうの急斜面を下ると、
出てくるのが、

岩窟。



中には、

仏像が。

岩窟仏堂ですね。






そこからは、

ロープ場。

ちょっと頼りなさそうなので、
使いませんでしたが。



さらに、

ロープ場を下った所が、



奥の院(10:05)



振り返って。

左上の岩の下を通って、
中央の黒いとこに出てきました。



この岩が、

デカい。

威圧されます。

この巨巌、
下の部分がえぐられていますが、
昔、
ここには二棟の仏堂があったらしく、
一棟は、
巨巌のえぐった部分に建てられてようです。

2010年に発掘調査が行われ、
その構造は、
三佛寺の投入堂と同じだったとか。

同じ時代に造られたのでしょうか?

平場にも、
一棟建ってようで、
今でも、
礎石?が残っています。



そんなことより、
ここ、
感じます。

私は、
あまりその手の物を感じるほうではないのですが、
感じます。

何かありますね、
ここ。

いや、
何かいますね。



タバコを吸おうと思い、
どこかに座ろうと思ったのですが、
石や切り株に座れないんですよ。

いつもなら、
そのへんに適当に座りこむ私が。



でも、
決して怖い、
と言う感じはしません。

逆に、
元気をもらったと言うか、
リフレッシュ出来たような。



絶対、
ここ、
パワースポットですね。






タバコも吸ったし、
リフレッシュも出来たので、
下山します。

登ってきた道を戻ってもつまんないので、
摩尼寺の寺務所で聞いた、
別のルートを下りることにしたのですが、
道が分かりません。



でも、
少し探すと、

踏み跡発見。

ここから、
下山します(10:10)






ジグザグの急斜面を下ると、

小川沿いの道に出ました。



何度か渡渉し、
川沿いに下っていくと、

中国自然歩道へ合流(10:25)

この道は、
これから歩くトレイルのコース7ですね。



ここを右に折れて、
少し進むと、

摩尼寺の階段横の参道に出てきました。

下山終了です(10:30)



今回はトレイルの後半があるので、
駆け足で回ったのですが、
お茶屋のオバちゃんの言った通り、
二時間あれば、
ゆっくり見て回れますね。



お寺も見れたし、
パワースポットも体験できたし、
ちょっとした登山も出来たし、
なかなか楽しい、
摩尼寺でした。



さて、
トレイルを続けますか。






山陰海岸ジオパークトレイルを歩いてみた
前日 鳥取へ
一日目(前編)東浜駅 〜 網代
一日目(後編)網代 〜 鳥取砂丘
二日目 鳥取砂丘 〜 鳥取駅
二日目 帝釈天降臨伝説の残る摩尼寺に寄り道








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