裏銀座縦走 
前日 出発

七倉山荘





私、
今年の山行きの大きな目標が三つあるんです。


その一つは、

「裏銀座の縦走」

なんです。



その他?

達成したら、
ご報告します(笑)






裏銀座
山歩きをされてる方だと良くご存知だと思いますが、
北アルプスには、
「表銀座」と、
「裏銀座」と言う、
有名な縦走コースがあるんです。

それぞれ、
スタート地点は異なりますが、
ゴールは、
いずれも北アルプスのランドマーク、
槍ヶ岳です。



ルート的には、

こんな感じで、
表銀座は、
燕岳 〜 大天井岳 〜 槍ヶ岳。

裏銀座は、
烏帽子岳 〜 野口五郎岳 〜 鷲羽岳 〜 三俣蓮華岳 〜 双六岳 〜 槍ヶ岳。
(三俣蓮華岳、双六岳はスルーも可能)

実際には、
スタート地点までの登りと、
槍からの下りも含まれますが。

実は、
これが結構きつかったりするんですけどね。



私、
一昨年、
表銀座を歩いているんです。

正確に言うと、
槍ヶ岳をゴールにしても、
そんな怖いお山は登れないので、
実際には、
燕岳 〜 大天井岳 〜 常念岳 〜 蝶ヶ岳(※)、
のルートを歩いたんです↓↓↓

パノラマ銀座縦走(※)

※ このルートを「パノラマ銀座」と言うそうです。



で、
一昨年が「表」なら、
今年は「裏」やろ、
と言うことになったんですね。

本当は、
昨年歩きたかったんですけど、
諸般の事情により、
今年に持ち越されました。






行程
今回は、
二泊三日の予定です。

前日:
神戸 ー<列車>ー 信濃大町
信濃大町 ー<乗合タクシー>ー 七倉山荘
七倉山荘泊

一日目:
七倉山荘 ー<タクシー>ー 高瀬ダム
高瀬ダム 〜 烏帽子小屋
烏帽子小屋 ⇄ 烏帽子岳
烏帽子小屋のテン場泊

二日目:
烏帽子小屋 〜 野口五郎岳 〜 水晶小屋
水晶小屋 ⇄ 水晶岳
水晶小屋 〜 鷲羽岳 〜 三俣山荘
三俣山荘のテン場泊

三日目:
三俣山荘 〜 双六小屋 〜 新穂高温泉
新穂高温泉 ー<バス/列車>ー 神戸


本来の裏銀座は、
双六小屋から西鎌尾根を通って槍を目指すのですが、
槍に言っても、
そんな怖いお山は登れないので(笑)、
双六小屋から退散します。

ビビリでヘタレなおっさんなので。



ルートとしては、

こんな感じになります。

一日目は、
高瀬ダム近くの登山口から烏帽子小屋を目指すのですが、
図を見てもわかるように、
かなりの急登。

ここは、
「ブナ立尾根」と言って、
日本三大急登の一つ。

表銀座の取り付きは、
北アルプス三大急登の一つ、
「合戦尾根」でヘロヘロになったのですが、
今回は「日本三大」ですからね。

大丈夫でしょうか?

そして、
二日目、
三日目もロング。

マジ、
大丈夫か?



まぁ〜、
ダメな場合には、
途中にある小屋で泊まります。






高瀬ダムまでのアクセス
いざ、
裏銀座へ、、、



と言うことなのですが、
実は、
山歩きの出発点の高瀬ダムまでのアクセスがあまり良くないんです。

今回は縦走で、
登り口と下り口が異なるので、
車ではなく、
公共の交通機関を使い、
朝一に高瀬ダムから歩き始めようとすると、

  1. 高瀬ダム近くの七倉山荘に前泊
  2. 高瀬ダムの濁沢キャンプ場に前泊
  3. 夜行バスで朝一に信濃大町に着いて、タクシーで高瀬ダムまで移動
  4. 夜行バスで朝一に七倉に着いて、タクシーで高瀬ダムまで移動

の1.〜3.の方法があるのですが(4.は関東のみ)、
これらの料金を計算してみると、
一番安かったのが、
3. なんですね。



でも、
夜行バスが一杯で予約出来なかったんですよ。

なので、
今回は、
七倉山荘に前泊したんです。






七倉山荘へ向けて出発
まずは、
新幹線で名古屋に向かいます。



雨ですわ。

今回は、
ずっと天気図を眺めてて、

『よし!』

と思って、
この日にしたのですが、
なんと熱帯低気圧が台風に昇格。

不安な先行きです。






名古屋からは、

特急で松本まで。

松本で各駅停車に乗り換え、
やって来たのは、

信濃大町駅。






信濃大町からは、

事前に予約してた乗合タクシーで七倉山荘に向かいます。

このタクシー、
七倉山荘に泊まる場合(テント泊含む)、
前日までに七倉山荘に予約しとけば、
当日駅まで迎えに来てくれます。

信濃大町から七倉山荘まではバスが無いので、
タクシーを利用する事になるのですが、
通常6000円以上するのですが、
この乗合タクシーは1,700円でした。

詳細は↓↓↓

信濃大町なび - 予約制乗合タクシー





で、
着きました、

七倉山荘。



この山荘の横が、

ゲート。

一般車両はここまで。
ここから先はタクシーだけ。



しかし、
雨ですわ。

先行き不安。








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