熊野古道・子辺路を歩いてみよう(二日目)
伯母子峠 〜 果無峠だったのですが、、、

熊野古道・小辺路(こへち)縦走二日目。


朝4時、
目が覚めます。

連れは既に起きてました。



私 『寝れんかったの?』
連れ『ネズミが走り回って、
   気になって』

全然、
気がつかんかった(笑)





早速、

朝ごはん。

簡単に、
何とか雑炊。

もちろん、
お湯を入れるだけ(笑)



そして、

コーヒー。






ご飯を食べ終え、
伯母子岳に登って朝陽を見ることにしました。



伯母子岳山頂を目指して、

スタート(4:50)






しまった、

朝陽が登ってきた。

急いで山頂へ。






伯母子岳山頂(1,344m)(5:00)



素晴らしい、
パノラマ。

山の名前はさっぱり分からんけど。






そして、

朝陽。

「今日も頑張ろっ!」

って、
気にさせてくれます。






今日は、
ここをスタートし、
伯母子峠を下り、
そして三浦峠を越え、
果無峠手前の観音堂まで行く予定です。



と言うことで、

二日目スタート(5:50)












上西家跡(6:30)

ここは、
江戸初期には「旅籠 上西」があり、
大勢の高野詣の人達で賑わっていたそうです。

昭和9年くらいまでは、
人が住んでいたらしいです。



ここには、
平地があります。

昨日泊まった伯母子峠の山小屋とここの間に水場があり、
一日目は、
そこで水を補給し、
ここでテントを張りたいと思っていたんです。

今日は距離が長いので、
なるべく一日目に足を伸ばしておきたかったんですが。












水ヶ元茶屋跡(7:25)

ここは茶屋跡ですが、
ここには、
老女が一人住んでたらしいです。

その老女の姿や形は異様で、
頭髪は赤や白が混じりたいそう乱れ、
顔は青黒く大きなシワがあり、
目は大きく光って、
その姿を見た人々は恐怖を覚えたらしいです。

まさに「アミダばばあ」やね。← 知ってます?

こんな山の中で、
そんな婆さん見たら、
そりゃ〜ビックリしますよね。



小さな祠の中に鎮座されてるのは、
弘法大師です。












待平(まちだいら)屋敷跡(8:35)

ここにもその昔、
家があったそうです。

資料によると、
茶屋だったり、
寺だったり、
関所だったり、
本当のとこはよく分からないそうですが。

何れにしても、
人が住んでいたんでしょうね。






急な下りが続きます。






降りてきましたね、



伯母子峠登山口(9:25)



今日は、
ここから三浦峠を越えて西中のバス停まで行き、
14時のバスに乗って十津川温泉手前の「昴の郷」まで行き、
そこから果無峠を登る予定なんです。

ここから西中のバス停まで約12Km、
しかも1,080mの三浦峠越え。

コースタイムは約4時間。

今が9時半、
コースタイム通り行っても、
14時のバスはギリギリ。

もちろん、
私たちはコースタイムでは行けません。



と言うことで、
予定変更。

今日はなんとか連れに頑張ってもらって、
十津川温泉まで行こうと思っていたのですが、、、






情報満載の標識。






三田谷橋を渡り、
三浦峠登山口を目指します。





写真を撮るのを忘れましたが、
綺麗なトイレがありました。






途中、
連れが、

『おっ』

ザックを降ろしています。



何をするかと思えば、
ビールを購入。

もちろん、
私も異存はありません(笑)

いやぁ〜、
美味い。

こんなとこでビールが飲めるとは。



しかし、
いつも下を向いて歩いてるのに、
こういうのを見つけるのは、
凄い。

嗅覚ですかね?



ビールを飲みながら、
お店のおっちゃんと世間話し。

おっちゃんも滅多に人が来ないのか、
やたら話します。

連れものって、
話が盛り上がりってます。

どうせ、
バスに乗れないし、
私も加わります。






しばらくして、
新たなお客さんが来たので、
やっと私たちを解放してくれました。






三浦口バス停(10:25)


ここで、
連れが、

『ここからバスで帰るわ』


えっ!?



私 『行かないの?』
連れ『足の調子も悪いし、
   一人で行って』



彼の気持ちはわかるんです。

確かに足の調子は悪そうですが、
それより、
自分は足が遅く、
これ以上一緒に行くと、
私に迷惑がかかると思ってるんです。






どうしよう。

せっかく来たので、
一人でも行こうか。

一人なら、
時間も稼げるし、
気合入れれば西中のバスに乗れるかも、、、



でも、
一緒にスタートしたんだから、
一緒にゴールしたいし、、、






随分悩みましたよ。



そして、

私 『俺も帰るわ』
連れ『良いの?』

私 『うん、
   そのかわり、秋にここから本宮まで歩こう』
連れ『OK』



と言うことで、
私たちの小辺路歩きはここで一旦終了。






バスが来るまで時間があったので、
少しだけ進んでみました。←やっぱ、未練がある



このガレージの手前を右に入ります。

次回は、
ここからスタートやね。



少し、
下ると、

橋があります。

この橋を渡って、
三浦峠に登るんですね。






帰ってみると、、、






死んでる ( ̄0 ̄;)











昨晩、
ネズミが気になって、
寝れなかったので、
バスが来るまで寝てたと言うことでした(笑)




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