テーブルロックで食事を

突然ですが、

芦屋ロックガーデンの入口。

これから荒地山(あれちやま)に登ってみたいと思います。



2回目の荒地山です。

前回の様子は↓↓↓

荒地山に登ってみた



六甲にはいろんな山が有るのに、
なぜ続けて同じ山に登るのかと言うと、
目的は2つ。



一つは、
前回のブログを書いてる時に、
荒地山にはテーブルロックと言う、
市街地を一望出来る平べったい岩があると言うことを知り、
今回は、
そのテーブルロックを目指す。



そして、
もう一つは、
ご飯。

いつも山行きの時のご飯は、
おにぎりか、
お湯を入れるだけのアルファ米かラーメン。

今回は、
そのテーブルロック上でもう少しちゃんとした物を作り、
絶景を楽しみながら、
食事をする。



つまり、
今回の目的は、

「テーブルロックで食事を」






では、
行きますか。



が、
しかし、
前回は、
城山から尾根ずたいに荒地山に登ったのですが(写真青線)、

今回は、
高座谷を抜け、
キャッスルウォールの上部を回り込んで、
岩梯子まで行きたいと思います(写真赤線)

同じコースでは面白くないですからね。

ちなみに、
目指すテーブルロックは、
岩梯子を登り、
新七右衛門嵓を抜けた近くらしいです。





では、
スタート。



お馴染みの石段を登って、
ロックガーデンへ。






左の風化した岩場を登ると中央稜ですが、
今日は、
右に折れて高座谷の谷筋に降りて行きます。



すると、

高座堰堤が現れます。



そして、

こんな方も現れます。






ここからは、
左岸、右岸の両方に踏み跡がありましたが、
私は、
飛び石伝いに渡歩しながら登って行きました。



左岸へ。



右岸へ。






名前の分からない堰堤。



ここを、

左岸へ。






ここを過ぎたあたりから、
大きな岩が、
転がっています。

山腹から落ちて来たのでしょうか?

震災ですかね?






荒地山砂防ダム。



堰堤の上に乗ってる石は、
震災時の落石らしいです。

震災から既に相当経ってますが、
そのままなんですね。






右岸へ。



ここを渡ったとこに、
ちょっとした広場があり、

道標があります。

「通行禁止」の「禁止」が消されてた?ので、
「通行禁止」方向へ進みます。






荒地山第二堰堤。



堰堤の上には二匹のワンコが。

これも、
震災時に転げ落ちたのでしょうか?(笑)






この堰堤を過ぎると、
分岐があり、

真っ直ぐ行くと風吹岩、
右に折れるとキャッスルウォール。

私はもちろん、
キャッスルウォールへ。






しばらく行くと、

分岐があります。



真っ直ぐ行くと奥高座の滝、
右に登るとキャッスルウォール。



もちろん、

キャッスルウォールへ。






こんなとこを登って行きます。



そうすると、
見えてきました、

巨大な岩壁が。






キャッスルウォール、
確かに「城壁」って感じですね。









さて、
ここを登る訳ですが、

私にはこんなとこ、
絶対登れません。



登れそうなとこを探しました。



向かって右側。

登れそうですが、
上がよくわかりません。



向かって左側。

ここは登れそうです。



ですが、
さらに左を見ると、

楽そうな岩場。

ここを登ることに。



ですが、
楽なのは、
最初だけで、
途中からは、

こんな感じ。



でも、
ステップがきってあるし、
手がかりもあるので、
難しくはありません。






登りきると、
キャッスルウォールの上部に出ましたが、
そこには、
熟年カップルのハイカーさんが、
お茶をしてはったんで、
邪魔するのも悪いと思い、

もう一つ上の大岩まで登ることに。






その大岩の上からは、



芦屋の街や、
遠くは大阪が、



反対は、

荒地山のボルダー群が一望できます。

これから行く、
テーブルロックもこの中に有るんでしょうね。






大岩から少し進むと、

城山ー荒地山の岩尾根に出ました。






岩尾根を進むと、



岩梯子。

前回は自撮りのために、
ここを一往復半したんです(笑)



なので、
今日は、

右側の巻き道を登ってみます。






途中、
振り返ると、

こんな絶景が。

岩梯子を登るより、
こちらの方が景色は楽しめます。






登りきると、

こんなとこに出ました。



ここは、
城山から荒地山への岩尾根ルートで、
新七右衛門嵓をすぎて、
更に、

このボルダーを過ぎて、



この梯子までの間でした。






目指すテーブルロックは、
新七右衛門嵓を抜けてすぐと言うことなので、
下って行きます。



そうすると、
↓↓↓な分岐が。

左に下ると新七右衛門嵓、
右に行きます。


 
そうすると、
見えてきました、

テーブルロックが。






まさにテーブル、
真っ平らです。



この岩、
今はテーブルロックと言われていますが、
昔はもっと大きくてチーズロックと言われてたそうです。

それが、
震災で上下に割れ、
上の岩が落ち、
下の岩だけとなりテーブルロックと言われるようになったとか。



しかし、
よくもまぁ〜、
こんなに真っ平らに割れるものです。

震災経験者としては、
あの時の怖さをちょっと思い出しました。






ここから見えるのは、



こんな風景。

中央は六甲アイランドですね。






てな感じで、
本日の目的の一つは達成。

次は、
ご飯です。



そのご飯のネタですが、
今日は、

こんなもん担いで来ました。

牛肉は、
冷凍庫で凍らして、
保冷剤に。






もちろん、
最初は、

プシュー。



保冷剤(牛肉)が効いて、
まだ、
十分冷えてます。

今日は、
風が無くて、
メッチャ暑かったので、
冷たいビールは、
激ウマです。






で、
作ったのは、

酢牛。

酢豚ではないですよ、
酢牛ね。

タマネギ、ピーマンをオリーブオイルで炒め、
牛肉を投入し、少し火が通ったら、
酢を入れてかき混ぜ、
醤油をかけまわし、
蓋をして少し蒸せば出来上がり。



もちろん、
オリジナルではなく、
いつもお世話になってる↓↓↓を参考にさせてもらいました。

山めし礼讃 - 山の酢牛






これが、
酢の酸味で肉がさっぱり頂け、

ビールにもバッチリ。

もう一本持ってくればよかった。






食事をしてると、
何やら殺気!
 
後ろを振り返ると、

ゴージャスなニャンコが。

今日は、
取られへんで。← 前回はニャンコにオニギリを取られてる。






食後は、

コーヒー。

こちらは、
お湯を入れるだけですが。






そして、
食事の後は、

昼寝。



今日は、
昨夜の雨で蒸し暑く、
しかも無風で不快指数200%だったのですが、
ここは風が吹いてて気持ち良い。



30分程ウトウトしましたが、
寝返りが心配で、
爆睡できません(笑)

実際には、
岩のど真ん中で寝ましたけど(笑)






さて、
今日の目的も達っしたし、
後は下るだけです。



ですが、
どのルートで下りるか、
悩みます。



とりあえず、

荒地山山頂へ。



前回、
おにぎりを盗んだニュンコを探しましたが、
おりません。

どこか、
遠征中ですかね。






風吹岩まで行き、
中央稜を下ろうかと思ったのですが、
それも面白くない。



悩んでると、

下りの踏み跡を発見。

道標はありませんが、
ここを下りることにしました。






しばらく下ると、

岩の中から大きな松が一本、
ニョキッと立っています。

有名な松なんだろうと思って調べたら、
「黒岩」だとか。

松ではなく、
岩の名前でした。



しかし、
岩の中からこんな木がよく成長するもんです。



ここで、

景色を見ながら、
タバコ休憩。


「黒岩でご飯を」

ってのも良さそうですね。






荒地山を下って、
最初の道標です。

真っ直ぐ行くと、
高座の滝、
右は進入禁止。

もちろん、
真っ直ぐ。






しばらく、
下っていくと、

見かけた場所に出ました。



左を見ると、

こんな感じ。

ここは、
朝、
キャッスルウォールへ行く時に登った道ですね。
(道とは言えんけど)



と言うことで、
私は、

右に折れて、




下ります。


ここまで来ると、
一安心。

今日歩いた高座谷は、
山と高原地図にも載ってなくて、
ちょっと不安だったんです。



後は、

登って来た谷筋を引き返します。






途中、

うり坊S を発見。

写真を撮ってると、
すぐ後ろでお母さんがすごい顔で私を見ています。



速やかに、
カメラをしまい、
ゆっくりゆっくり小走り?でその場を退却。

全神経を後ろに集中したのですが、
追ってくる気配は無し。

恐る恐る振り返ると、
ファミリーの姿はありませんでした(´∇`) ホッ






中央稜との分岐まで下りて来ました。



さらに、
下って、

高座の滝。






そして、
滝の茶屋で、

プシュー。



お疲れさんでした。












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