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| 石灰岩の間を縫うような走ってる登山道 |
霊仙山（りょうぜんさん）に登って来ました。
霊仙山は、
琵琶湖の東、
鈴鹿山脈の最北端に位置する標高1,094mのお山で、
「花の百名山」としてハイカーに人気のお山です。
山体は石灰岩からなり、
なだらかな上部はカルスト台地で、
他のお山と雰囲気が少し異なっています。
そんな霊仙山に初めて登りました。
神戸を早朝に主発して、
やって来たのは、
一番乗りでした。
今日は、
ここを出発して霊仙山に登り、
周りの峰々を周回して、
ここに戻ってくるつもりです。
榑ケ畑 〜 霊仙山
では、
って、
空木岳で突進して来た奴もこんな顔してました。
その時の様子は↓↓↓
熊さんが唸りながら突進して来た
二日目 木曽殿山荘 〜 空木岳 〜 菅の台
あれ以来常にクマ鈴は持っているのですが、
効果あるんでしょうかね？
このあたりは昔は集落が有ったようで、
石積が残されています。
後で調べたら大阪の高校の私有物みたいです。
この先に、
これは、
やってるのか廃業してるか分かりませんが、
とりあえずこの日は閉まっていました。
看板があるので、
営業してるのかもしれませんね。
このあたりの山域は、
夏はヤマヒルが多いので、
テントは厳しいかも。
九十九折りの急登が続きます。
急登を登りきると、
そして、
もう冬眠しとるんちゃうの？
まだ？
今日は、
周回して、
ここに戻って来ます。
誰が洗うんやろ？
石灰岩が出てきました。
ここからは、
湖岸の街は長浜あたりでしょうか？
そして、
空木岳のクマさん遭遇以来、
かなりクマに敏感になっております。
これといった危険箇所は見当たらず。
どれかの岩が、
見る方向によってはお猿さんに見えるそうです。
かなり探しまたが、
見つからず。
ここからは、
守山ですかね？
カルスト台地が広がっています。
ですが、
石灰岩の上を直に歩くような箇所も有ります。
いたる所に踏み跡が着いたので、
どこを歩いてもOKのいようです ^^;
ここが、
この池は「お虎ヶ池」と言い、
“昔建てられてた霊仙寺で米を研いだ水が流れてたまってできた”
と言う言い伝えがあるとか。
お虎ヶ池が御神体なんでしょうかね？
雰囲気と言い、
霊験あらたかっぽい神社です。
お猿岩（7合目）を過ぎて、
台地に出てからはかなり強い風が吹いています。
なんせ、
遮る物が何も無いですからね。
そして、
太陽が隠れると、
強風と相まって一気に寒くなって来ました。
ここでジャケットを羽織ります。
ここまでは、
かなり暑くてベースレイヤーだけで歩いていたんです。
本当はミドルも着込めば良いのですが、
持って来て無いんですよ。
相変わらず舐めてますよね（涙）
ここからは、
何も見えず！
今日の予定としては、
霊仙山を登った後は、
周りの峰々を周回するつもりだったのですが、
あまりの寒さと視界の悪さで周回は諦めて、
山頂だけ踏んでピストンに変更。
登ってると、
振り返ると、
その右に避難小屋らしき建物が見えています。
「山頂」と「最高点」が違うんですね。
で、
『何故山頂と最高点がちゃうんやろ？』
しっかし、
それは良いとして、
持って来たもん全部身につけたけど寒い！
強烈に寒い！
彼は大声で『サムイッ！』を連呼しながら歩いて行きました。
気持ちは良く分かりますよ（笑）
展望は最高点も山頂も同じで、
周りに遮るものが無いので素晴らしいです。
このあたりで伊吹の存在感は突出してますね。
伊吹の右奥は白山、別山。
更に右には、
右には乗鞍から続く北アルプスが見えています。
今回は山頂で山飯をつくろうと、
色々仕込んで来たのですが、
そんなん無理。
寒すぎて10秒も居れません、
下山します。
寒いのですが、
視界は良くなったので、
当初の予定通り周回して榑ケ畑に下山します。
霊仙山 〜 榑ケ畑
土が有りません。
石灰岩の上を歩いています。
この先の岩陰で、
岩が風除けになっていたので、
少し休憩しました。
それまで、
まともな休憩をしていなかったので。
やっと土の上を歩けます。
登りきったところが、
南霊山を過ぎると、
テープやマーキングは有りません、
とにかく稜線上を歩きました。
※ここを歩き終えて気がついたのですが、
この稜線の下の土の部分に踏み跡がついていました。
そのピークが、
写真中央のピークが最高点で、
あそこから稜線上を歩いて来ました。
そして、
ここからは、
それもかなりの激下り。
まだまだ下ります。
急斜面で土が滑る、滑る。
岩が無ければ、
下まで一気に滑り落ちそうです。
『お わ つ た』
と思ったら、
あまりの激下りでクマさんのこと忘れていました。
人気のお山と聞いていたので、
今日は平日ですが、
ハイカーさんも少しはいるだろうと思っていたのですが、
見かけたのは3人だけ。
なので、
ほとんどソロ状態。
クマさんが気になって、
物音がすれば、
ドキッ！
空木岳以来、
トラウマになったかも（笑）
激下りの後は、
ここで休憩。
休憩を終え、
まだ色が残っています。
このあたりは今畑と言って、
今は廃村のようですね。
ここが、
「クマ出没注意‼︎」（怖）
ツキノワグマの説明まで書かれてるし。
って、
思ったのですが、
落合の集落を抜けると、
終いには、
最後の最後に激急登を用意するなんて、
やってくれます霊仙山。
タオルを置いてる理由が分かわりました。
後は、
戻って来ました、
クマさんにも会わず無事下山しました。
しかし、
寒かった。
振り返って
- 山頂は広大なカルスト台地で、他のお山とは雰囲気が異なる。
- 榑ケ畑〜霊仙山ピストンならかなりお手軽登山（と言うかハイキング）
- カルスト台地は恐らく風が強い日が多いと思う。木々が育って無いし、有ってもかなり変形してるので。
- このあたりは雪が多いのでスノーシューには向いてると思うが、強風問題と雪の時期どこまで車が入れるか。
- 霊仙山最高点から近江見晴台迄は土道が無く、石灰岩の上を歩く箇所がある。マーキングは無いが、稜線上を歩けば問題無し（歩き難いけど）
- 近江見晴台からは激下り。急斜面で距離も長くて土が滑るので要注意。
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