場所は、ホーチミン市街とチョロンを結ぶ幹線道路Tran Hung Daoのチョロン側のスタート地点です。
Tran Hung Daoから見たチャタム教会 |
早速入ってみます。
小さな教会です。
教会内に入ると、最初に迎えてくれるのが聖母マリア像です。
中国的な祠の中に立っています。
そして、柱には漢字が。
さすがにチョロンにある教会、中国、西洋がミックスされてます。
着ている服が、白に薄いブルーのシルクで、いかにもベトナムらしい色使いです。
アップで。
綺麗なお顔です。
こちらの中華系のお寺に祀ってある像は何となくユーモラス(失礼)な感じがするのですが、ここはチョット違いますね^^;
さらに、教会入口の前にはこんな像が。
これ、フランシスコ・ザビエルの像です。
実はこの教会は日本の教科書にも載ってる宣教師、フランシスコ・ザビエルを称えて建造された教会だとか。
しかし、イケメンですね^^
学校で習ったザビエルとは少し違うような^^;
以後はGoogle先生にお聞きしました。
『1900年12月3日、フランシスコザビエルの記念祭の折に、当時の司教が華人への布教のため建設に着手し、1902年1月10日に完成した。その後中国生まれのタム神父(フランソワ・グザヴィエ・タム・アソー)が学校、保育園、宿舎を増設して地域の文化に貢献した。』
さらに、
『1934年タム神父が没し、教会に埋葬されたことにちなんで、タム神父の教会と呼ばれるようになった。』
なるほど。
で、どこにもチャタムの文字が無いのですね。
ちなみに、「チャ」は神父の意味です。なので「チャタム」は「タム神父」。
入口の横にタム神父の碑がありました。
あらためて、教会を。
壁の色がこちらで多く使われている黄色です。ベトナムチックです^^
「天主堂」と書かれています。
中国語では教会を「天主堂」と言うそうです。
日本でも天主堂と言いますが、日本では固有名詞として使われているだけですね。「大浦天主堂」とか。
時計がいい感じです。
さらに塔の上には、
ザビエル?の像です。
キリストの像だと言う人もいるようですが、どちらなんでしょうか?
そして、教会の入口の上には、
「方濟各堂」と書かれています。
これもGoogle先生にお聞きすると、
『St. Francis of Assisi Church』
と言う、お答え。
つまり、正式名称は「聖フランシスコ教会」と言うんですね。もしかしたら、「聖フランシスコザビエル教会」かも?
中を。
キリストの両隣の柱には漢字が。
それにしても、こちらの教会はヨーロッパ等の教会と違って、シンプルですね。
こう言うシンプルな教会もいいもんです。
中華街チョロンにある、ベトナム、中国、西洋がブレンドされた小さな教会、チャタム教会でした。
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チャタム教会
場所:25D Hoc Lac Street, District 5
時間:
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