アルプスに登りました

私、
アルプスに登りました。



そこは、

こんな景色。



もう一丁、

凄い!



やっぱ、
アルプスですね。






が、
しかし、
アルプスと言っても、
ヨーロッパではありませんよ。

日本のアルプスです。



日本アルプスと言えば、
北、中央、南アルプスが有名ですが、
もちろん、
そんな大それたとこではありません。



実はここ、、、






「須磨アルプス」



何、それ、どこ?

って、
思われるでしょうが、
実は、、、






我が家の目の前の山(笑)



関西にお住まいで、
山好きな方なら良くご存知だと思いますが、
六甲山系を東西に縦走する
「六甲全山縦走コース」
の西端の一部なんです。




「六甲全山縦走」と言われるコースは、
須磨浦公園からスタートして、
鉢伏山(はちぶせやま)山頂、
旗振山(はたふりやま)山頂、
鉄拐山(てっかいさん)山頂、
栂尾山(とがおやま)山頂、
横尾山(よこおさん)山頂、
東山(ひがしやま)山頂、
を通過して妙法寺に降り、
再び、
高取山に登り、
六甲の山々を縦走し、
宝塚までの約55Kmのコースです。

その中で、
「須磨アルプス」と言われてる場所は、
横尾山頂と東山山頂の間なんです。



そんな「須磨アルプス」を歩いてみました。

なぜに?

何もすることが無かったし、
天気が良かったので(笑)



本当は須磨浦公園まで行けば良いのですが、
行くのが面倒だし、
距離が長くなってしんどいので ^^;
家の近くの栂尾山から昇ることに。






で、
やって来たのは、

栂尾山に昇る階段 w(゚o゚)w オオー!



この階段、
一直線で400段以上あるんです。

もう少し、
ジグザグに作ってくれたらいいのに。

最初からへこみますわぁ〜。






小さなお子さん達を連れたファミリーに抜かれ、
ヘロレロで、

階段終了(大汗)



しかし、

眺めは最高、
神戸の西や明石が見えます。

中央に見えるのは淡路島や明石海峡大橋。






ここからは、

こんな道を歩いて、



栂尾山頂を目指します。



今日は天気が良いせいか、

子供連れのハイカーが多かったですね。



で、

栂尾山頂(274m)到着。



神戸の海が一望。

ポートアイランドやその先の神戸空港が見えます。






ここから、

 こんな道を歩いて、



横尾山山頂を目指します。





コースのいたる所で見かける 「須磨アルプス」の道標。



で、
着きました、

横尾山頂(312m)。



木々の隙間から見えるのは神戸の街と海。






ここから、

こんな道を進んで、
次の東山に向かうのですが、
ここからが、
このコースのメイン、
「須磨アルプス」です。



進んで行くにつれ、
道は徐々に険しくなっていきます。



鎖が設置された、
かなりの急坂。



この鎖場を下り、
少し行くと、
見えてきました、 

「須磨アルプス」

右下の岩稜地帯が「須磨アルプス」です。

六甲山は殆どが花崗岩で出来ており、
170万年以降に六甲変動と言われる地殻変動で少しずつ持ち上がり、
上にあった地層は風化し、
花崗岩が山肌に露出しているそうです。



しかし、
同じ絵に、
普通の家や海が見えるとこが、
ヨーロッパや日本アルプスと違うとこです(笑)






皆さん、
ここはゆっくり降りて行きます。

安全第一ですから。



いよいよ、

「須磨アルプス」ですね。



しかし、
この荒涼とした岩場、
標高が300mも無いんですよ。

そして、
場所は神戸市。
三宮や元町と同じ神戸市。

眼下には、
住宅地や神戸港。

凄く無いですか?



やっぱ、
好きやわぁ〜、
神戸。






かなり急な階段を下ります。



この階段、

踏み面が狭い(汗)

まぁ〜、
勾配が急なので仕方ないとは思いますが。



階段を降りきると、

こんな岩場が現れます。



振り返ると、

階段、
ほぼ垂直やん。



そして、

岩場を登って行くと、



「須磨アルプス」で一番の難所、

「馬の背」に出ます。






「馬の背」と言われる箇所は日本全国の山に沢山あると思いますが、
「須磨アルプス」の「馬の背」はこんなとこです。



ちょっとわかりにくいので、
反対側から見ると、



道、
せまっ!

確かに「馬の背」です。



距離はそんなにないのですが、
狭い。

そして、
滑りやすい。

手前で立ち止まって、
悩んでるハイカーさんもおられました。



このコース、
殆どスニーカーで歩けると思いますが、
ここだけは、
グリップの良いトレッキングシューズが必要ですね。



「馬の背」から見る、

南側と、



北側。



そんな「馬の背」をビビりながら、
何とかクリア。

実は私、
高所恐怖症なんです(笑)






ここをクリアすれば、
後は、

こんな道を進み、



更に、

登って行くと、



東山山頂(253m)です。






ここから、

妙法寺に下ります。

板宿にも下りれるようですが。



ひたすら下ると、



妙法寺。


ここから少し行くと、
市営地下鉄の妙法寺駅。

全山縦走の場合には、
妙法寺の住宅地を抜け、
高取山に登ります。






栂尾山登りの階段をスタートしたのが14時、
今が15時。
ちょうど1時間でした。

写真を撮りながら、
かなりのんびり歩いて1時間なので、
コースとしては短いと思いますが、
2〜300mの山を登ったり下ったり、
そして、
「須磨アルプス」や「馬の背」と言った、
スリリングな箇所もあり、
このコースが人気があるのも分かります。



六甲には、
この「須磨アルプス」と同じような岩場の、
「芦屋ロックガーデン」があります。

次、
六甲に行くとしたら、
そこですかね。

いつになるか分かりませんが(笑)



では、
そろそろ帰りますか。

お疲れさんでした。








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