イブネ暮らしを体験してきた 
二日目 イブネ 〜 クラシ 〜 御在所岳 〜 武平峠

朝のクラシ




朝4時、
目が覚めました。



コーヒーを飲みながら、
ゴソゴソしてると、



陽が登って来ました。



昨日は雨も少し降っていたのですが、
今日は良い天気になりそうです。

と、
思っていたら、

すぐにガス充満 ><





で、
朝ごはん。

今日は、

レッドビーンチリのホットドッグと、
ツァンパスープ。

パタゴニアのレシピをパクらせてもらいました ^^;






イブネ 〜 クラシ 〜 御在所岳 〜 武平峠
では、

『行きますか』(07:00)

今日は、
御在所岳に登って、
武平峠に下山するのですが、
最初にクラシに寄り道します。






イブネ ⇄ クラシ
クラシ北端(07:06)

ここにザックをデポって、
クラシを目指します。





5分程で着きました、

クラシ(07:11)



苔がメッチャ綺麗。

イブネより、
こちらの方が荒れてなくて綺麗です。



『こっちにテント張れば良かった』






イブネ北端まで戻って来ました。






イブネ 〜 小峠出合
ザックを回収し、

小峠目指して下って行きます(07:37)

ですが、
これがとんでもない道?だったんです。






この辺りまでは問題無し。

ここは若干悩むとこですが、
右に下ります。






この辺りから道が不明瞭になります。

そして、
ズルズルの急斜面。






時々はマーキングがありますが、

『ホンマに?』

って感じも多いです。

木々が生い茂って、
行く手を阻みます。



この後も、
ズルズルの急斜面を下ると、、、



こんな沢?に出ます。

そして、



沢を渡り、
対岸の斜面を登ります。



ここまでは、
尾根筋を下っ他のですが、
ここからは、

一部急斜面のトラバース気味に下ります。

これが結構危なくて、
道は狭いし、
岩は濡れて滑るし、
木々は邪魔するしで、
難儀します。



この後、
道を間違えてしまい、

この垂直に近いズルズル斜面をよじ登って来ました。

何とか、
登山道?に戻る事が出来たのですが、
マジ、
ピッケルが欲しかったです。

それも、
Wで ^^;



ここが間違った場所。

正しくは、
右上から下って来て、
左に90度曲がって下るのですが、
私はそのまま真っ直ぐ下ったんです。

だって、
踏み跡がありますもん。

でも、
今この写真を見ると、
木が倒してありますよね。

もしかして、
この木が通行止の印だったのかも。



しずれにしても、
このような場所が多いんですよ。

歩いてる人も結構迷ってるようで、
至るところに踏み跡があるんです。






小峠まで何とかおりて来ました(09:02)

これで終わったかと思ったのですが、
そんなに甘くはありませんでした。

そこに待っていたのは、、、






ロープ場。

ロープ場でも、
ロープを使用しないでも済む箇所が多いのですが、
ここはロープ必須です。





次は、ここ。

テープが巻いてある木の右ちゃいますよ、、、



V字の底を歩かされます。

本来は水は無いのかもしれませんが、
この日は、
昨日一昨日の雨の影響か、
谷底には水が流れています。

防水では無い、
普通のトレランシューズを履いて来たことに大後悔(涙)

しかも、
結構段差があったりするんですよね。



そして、
ラスボスは、、、




崩落による通行止。

『チョイオーイ!』
すみません、オーマイガーのベトナム語です。

帰国して早3年が経過し、
ほぼ完全に忘れたベトナム語ですが、
この言葉だけは無意識に出ます ^^;






ここを、
無理やり突破すると、

川に出ました。



ここは、

小峠出合(09:27)

ちなみに、
ここは登山口の武平峠より100m程低いです。

と言うことは、
ここから御在所岳(1,212m)まで、
約500m登る訳ですね…

『ハァ〜』






最近降った雨のせいか、
結構な水量です。



ここは、

渡渉して、



右岸に渡ります。

しかし、
参りました。

登山歴、
まだ浅いですが、
こんなに楽しくない道は初めてかも。



とりあえず、
休憩します。
 


今日もワッフル。

大量に持って来てますから(笑)

景色が良いし、
涼しいので、
コーヒーも入れたりして、
大休止 ^^






小峠出合 〜 御在所岳
休憩を終え、

スタート(10:02)

この岸辺を登り、



こんな道?を少し進むと、



分岐に出ました。



「上水晶谷出合 左岸分岐」(10:15)

長い名前。


もちろん、

国見峠を目指します。

国見峠手前から御在所岳に登りますからね。






上水晶谷出合(10:19)

ここからは上水晶谷を越え、
谷沿いに国見峠を目指します。

その上水晶谷が、

こちら。

川になっています。

と言う事で、



ここを渡渉します。






ここからは、

国見峠を目指して、
谷沿い(川沿い)を登って行きます。



この道は、
上水晶谷登山道と言うそうですが、
先ほど下って来た道とは異なり、
かなり楽しいです。

登りなので、
それなりにはシンドいですが。



基本は、

川沿いですが、



へツったり、



川の中を歩いたり、



渡渉したり、、、

を繰り返して、
登って行きます。

水の量により、
ルートは変わると思いますけどね。






しばらく登ってると、




『えっ!?』



『涼んでますが、何か? U ̄  ̄U』

なんでこんな山の中にラブが?

と思ってたら、
飼い主さんが大汗かいて下って来ました。

 『いやぁ〜、早いんですよ ^^;』

そりゃぁ〜、
フルタイムの四駆だもんね(笑)






おっ、
有りました、

「ハンバーガー岩」(12:04)



反対から見れば、

「ティラノサウルス岩」ですが ^^;

ここで、
しばし休憩。






休憩を終え、
御在所岳を目指します(12:20)

登って来た道を真っ直ぐに進むと国見峠なのですが、
国見峠までは行かず、

ハンバーガー岩の横のこの道を登って行き、



ここを登ると、
御在所岳にショートカット出来ます。






後少し。

と思ったら、、、




スキー場でした。


ここから更に登ります。

これが、
地味にキツいっス ><






で、

御在所岳山頂。

しっかし、
こんなゴージャスな一等三角点、
初めて見た。



今日、
イブネをスタートして、
ここまでに出会ったハイカーさんは、
上水晶谷出合で休憩していた地元のおじさんと、
ラブを連れた若いカップルさんの三人だけ。

でも、
ここ御在所岳の山頂では、
多くのハイカーさんが、
ご飯や休憩をしていました。

やっぱ、
御在所岳はメジャーなんですね。

と言う事で、
私も休憩。

休憩ばっか^^






御在所岳〜武平峠
休憩を終え、

武平峠に下山します(13:03)






武平峠コースの取り付き(13:12)

このコースは、
御在所岳登山のメインコースの一つみたいで、
歩いてるハイカーさんも多く、
難儀する箇所も無く、、、




花崗岩がザレた滑りやすい道を下り、



岩場を下り、



快速山ガールに光速で抜かれ、



武平トンネルの西側出入口の上まだ下ってきました(14:05)





で、

戻って来ました駐車場(14:07)

無事、
下山完了です。






振り返って
  • 雨乞岳〜杉峠の下りは、笹が深く、杉峠手前は激下り。
  • イブネ北端〜小峠出合間の下りは、道は不明瞭で、木々が邪魔をし、激下り。一部危険箇所も有り。山と高原地図には点線さえ載っていない。
  • 上水晶谷出合〜国見峠間は川沿いを歩く楽しいトレイル。ただし、かなり登る。
  • イブネは素敵なテン場。苔のおかげでフカフカで、ペグもよく刺さる。ただし、風は強い。
  • イブネよりクラシの方が苔が綺麗(荒れていない)
  • トイレは武平トンネル東側の駐車場と御在所岳山頂のみ。
  • いろんな場所で水は流れていたが(雨の降った後だったから?)、チャンとした水場は御在所岳山頂のみ(だと思う)。





*おまけ

駐車場入り口のこの石には注意しましょう。
私が見ただけでも2台が腹擦ってました。





イブネ暮らしを体験してきた
一日目 武平峠 〜 雨乞岳 〜 イブネ
二日目 イブネ 〜 クラシ 〜 御在所岳 〜 武平峠








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