二次会の2日目です。
朝ごはんを食べながら、
私 『行く?』
連れ『どうしよう』
実は、
ここに来たのは、
冷たい温泉に入って、
焼酎を飲むだけが目的ではないんです。
もちろん、
それもあるのですけどね(笑)
最近、
トレッキングや山登りに目覚めた連れが、
どうしても雪山に行ってみたいと言い出したんです。
それで、
雪山と言えば、
入門コースの八ヶ岳が良いのでは思い、
八ヶ岳・天狗岳の登山口のこの宿に来たんですよ。
かく言う私も、
実は雪山は10数年ぶりなんですけどね。
なんせ、
この10年は雪とは無縁のクッ○暑いベトナムに住んでましたから。
宿のおばちゃんに聞くと、
『今日は、登ってる人まだ見ないわねぇ〜、
昨日は一人は見たけど』
まぁ〜、
天気悪いし、
平日だし、
いませんよね。
なので、
トレース(先行者の踏み跡)も無いでしょうしね。
で、
部屋でグダグダしてたのですが、
トイレから帰って来た連れが、
『10人くらいの団体さんが入って行ったで』
宿のおばちゃんに聞くと、
『県警の人達ね、
黒百合に行くみたいよ』
おっ、
これはチャンス。
それだけの人数が行けば、
トレースも出来るやろ。
ってことで、
我々も行くことに。
気合入ってますねぇ〜、
ゲイター、
前後左右逆ですけど(笑)
では、
行きますか。
ここが、
奥蓼科登山口。
ここで、
登山届(登山計画書)を出します。
長野県では、
登山に際して、
H28年7月1日より、
登山計画書の提出が義務付けらました。
と、
三歩さんが言ってます(笑)
この橋を渡ると、
黒百合と高見石に別れます。
私達は黒百合へ。
まだ雪が少なくて、
大きな岩がゴロゴロ露出してるので、
アイゼン初めての連れは大変そうです。
私も大変ですけど。
しばら行くと、
またまた、
黒百合と高見石の分岐が。
連れ『ちょっと休憩』
私 『どうしたの?』
連れ『暑い』
脱皮してます。
雪山初めての連れは、
まるで稜線を歩くようなレイヤリングでスタートしたんです。
そりゃ〜、
暑いですよね。
再び、
スタート。
しかし、
バックずれてますけど(笑)
頑張ってますねぇ〜。
まだ、
バックずれてますよ〜(笑)
その後、
八方台分岐で休憩し(写真なし)、
着きました、
唐沢鉱泉分岐。
ここで、
休憩。
このように書くと、
休憩は3回だけとお思いでしょうが、
そんなことないんです。
ひどい時は 10m ごとに休憩してたんですよ(笑)
後ろから誰か来ないかヒヤヒヤでした。
山って、
基本、
前が優先なので、
遅いと、
後ろに迷惑かけちゃうんですよね。
そんな休憩を繰り返しながら、
やっと着きました、
黒百合ヒュッテ。
-11℃ですか。
カフェの看板も凍ってるけど、
神様も凍ってる。
しかし、
幕張ってる人がおる。
スゲェ〜。
人種が違いますね。
私達は、
ヒュッテの中へ。
薪ストーブが暖かい。
で、
寒い時は、
ホットワイン。
シナモンを入れて、
激ウマ。
あまりの美味さに、
おかわり。
私 『何か食べる?』
連れ『いらん』
私 『じゃぁ〜、俺はラーメンね』
一人でラーメンをすすってると、
三杯目飲んどる。
ヒュッテのスタッフに色々聞いたのですが、
『この天気ではどこもいけないでしょう』
とのこと。
『今日宿泊予定のお客さんは、
中山峠を越えてくる予定だったのですが、
峠が雪深くて越えられなくて、
キャンセルの連絡が入りました』
とか。
昨日、
渋の湯まで乗ったタクシーの運ちゃんは、
『一昨日渋の湯から茅野まで乗せたお客さんは、
猛吹雪で道に迷い、
命からがら下山した、
二度と雪山には行かんと言ってましたよ』
とか。
そんな話を聞くと、
ヘタレなおっさん二人は、
『帰ろ、帰ろ』
と言うことで、
戻ります、、、
極寒の宿へ(笑)
---
私は子供の時から親父に連れられてよく雪山に行ってました。
会社に入っても暇を見つけては行っていたのですが、
仕事の質・量の増加と共にだんだん行けなくなり、
ここ10年はベトナム暮らしと言うことで、
全く行けてなかったんです。
そんな中、
連れが雪山に行きたいと言い出した時は、
えぇ〜、面倒くせぇ〜と思ったのですが、
来てみると、
やっぱ楽しいですわ、
雪山。
連れは初めての雪山と言うことで、
私は最初から天狗に登るつもりはなく、
スノーハイクができれば良いと思ってやって来たのですが、
彼はどう感じたんでしょうかね?
明日も、
『行こう!』
って言うのか、
それとも、
『もう行かん!』
って言うのか、
どちらなんでしょうか? ^^
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