今年の新年会は山奥の秘湯

これから新年会に出発します。


昨年の新年会は、
カニ食いだったのですが↓↓↓、

丹後で新年会
 


今年は食物は置いといて、
山奥の秘湯でまったりします。







と言うことで、
やって来たのは、
長野県は、

長野電鉄の湯田中駅。



湯田中と言えば、
湯田中温泉が有名ですが、
今回はここではありません。



ここから、

バスです。






バスの乗ること30分、
着きました、

上林温泉。



ここが今回の新年会の場とお思いかもしれませんが、
ここではありません。

引っ張る、引っ張る(笑)



ここからは、

歩きです。






こんな山の中を歩くこと30分。



見えてきました、

今回のお宿が。



そして、
着いたのが、

地獄谷温泉 後楽館

今回は、
ここに2泊します。



しかし、
朝6時に家を出て、
今14時半、
遠かったわぁ〜。






地獄谷温泉 後楽館
では、
この温泉旅館を少しご紹介。

詳しくは↓↓↓

地獄谷温泉 後楽館






この後楽館は、
上林や渋の人里から2㌔ほど山奥に入った地獄谷にある一軒宿、
まさに秘湯と言う感じです。

 「日本秘湯を守る会」のメンバーでもあります。



江戸末期の創業で、
150年以上の歴史があるそうです。





宿の前には、
志賀高原の竜王山(1900m)に源を発する横湯川が流れ、

天然記念物の「渋の地獄谷噴泉」が吹き出ています。



写真では見難いのですが、
この噴泉の前(写真左下)にあるのが、
この宿の名物の露天風呂です。

この露天風呂については、
後でゆっくりご紹介させてもらいます。






左に見える道が上林につながる道です。

実は、
今回の新年会は私と連れの二人でして、
私は昼間に来たので問題は無かったのですが、
連れは、
夜の7時くらいに着いたのですが、
明かりが全く無く、
道も凍っていたので、
大変だったそうです。

皆さん、
この時期に行くのであれば、
明るい内にいきましょう。



この宿は、
山の斜面にへばりついて作られています。

なので、
宿の中は、

スロープや、



階段だらけ。





宿の大将の話だと、

『例年はこの時期はもっと雪が多くてもっと寒い。
 今年は暖かい』

と言ってました。

私達には十分寒かったですけどね。






部屋
部屋は値段の違う2つのタイプあり、

我々が泊まった部屋はこんな感じです。

もちろん、
安い方ですけどね。

何が違うかと言うと、
部屋からの眺めが違うそうです。



暖房はエアコンがあるのですが、
さすがにこの時期、
エアコンだけでは寒くて、
石油ストーブを着けてました。



にしても、
布団近すぎ(笑)






食事
食事は部屋ではなく、
皆さん食堂で食べます。




夕食は鍋がメインです。

これに、
イワナや鮎などの焼き魚や、
鶏の唐揚げや山菜の天ぷらなどが付きます。

ボリュームは結構あります。



肉はイノシシやシカと言った、
山の物です。




飲み物も一通り揃っており、
ビールは地元の自ビールが各種ありました。






朝はこんな感じで、
2日間とも同じでした。

これに、
飲み放題のコーヒーが付きます。






露天風呂、
もちろん混浴ですが、、、
さて、
それではメインのお風呂に行きますか。



この階段を降りて行きます。

右側の扉は日帰り入浴用の出入り口です。



まだまだ降りて行きます。






で、
こちらが、

内湯。

もちろん、
男女別々です。



天井、
高っ!





では早速お湯の中へ。

泉質は 60℃〜90℃ の弱アルカリ性石膏泉苦味泉で、
水を入れて少し冷やしていました。
45℃くらいでしょうか?

効能は神経痛、リウマチ性疾患、胃腸病、痔等に効くそうです。






では、

露天に入ってみます。



ドアを開けると、

ありますね、
露天風呂が。






早速、

中へ。

温度は内湯と殆ど同じですが、
外気温に影響されるようです。

滞在中、
5回くらい入りましたが、
毎回温度は違ってました(感じですが)。






前には、
「渋の地獄谷噴泉」が吹き出していますね。



実は、
川の向こう側の小高い所に、
世界的に有名な公苑があり、
そこに行く人達から丸見えなんですよ、
ここ。

かなり恥ずかしいです。






さて、
ここは露天です。

露天と言えば、
混浴ですよね。

当然ここも混浴です、、、













お猿さんと(爆)





『カアチャン、マダ アガラヘン?』
『モウ スコシ アタタマッテカラネ』




『失礼しまっす!』
『イラッシャ〜イ』



人間なんぞ、
全く無視。

悠々とお湯に浸かってます。






「地獄谷温泉」と言うことで、
既にお分かりになられた方も多いと思います。

ここ地獄谷は、
世界で唯一、
猿が温泉に入る、

地獄谷野猿公苑
があるんです。

先ほど、
「世界的に有名な公苑」と言いましたが、
その公苑がこの宿の目の前にあるんです。



今でこそ、
お猿さん専用の温泉が公苑内に作られていますが、
そのきっかけは、

1964年の開苑当時、好奇心旺盛な仔ザルが付近の旅館「後楽館」の人間用露天風呂に入浴。それを大人のサルが真似をしたのが始まりで、のちに、衛生面から「猿専用の露天風呂」が整備された。
Wikipedia : 地獄谷野猿公苑

つまり、
一番最初は、
好奇心旺盛な小猿さんがこの露天に入ったのがきっかけで、
それが群れに広がり、
野猿公苑内に猿専用温泉を作ったんですね。



なので、
今でも、
この露天に入りに来るそうです。






『オサキニ〜』
『お疲れ様でした!』





温泉に入るお猿さんですが、
実は、
温泉に入るのは、
子供かメスだけらしいです?

先ほどのWikipediaによると、

入浴するのはメスと子猿がほとんどだとされ、風呂に入るオスザルはほとんどいない。理由は、雄猿は群れを守るためにすぐに行動できる態勢をとっているからと、毛が濡れて自身の体が小さく見えるのを嫌うから、だと考えられている。
Wikipedia : 地獄谷野猿公苑


うん、

確かにみすぼらしい(笑)




でも、


オスだって寒いですよね。



はい、
彼らもちゃんと考えてるんですよ。



温泉のパイプに抱きついて温めてます。



さらには、

温泉のお湯を飲んでます。

これには、
ビックリ。

弱いとは言え、
アルカリ性の石膏泉、
大丈夫なんでしょうかね?






それにしても、

お猿さんだらけ。



今回の滞在中、
この露天で見かけた人間は、
連れだけ。

お猿さん専用の露天なんですかね(笑)










お猿の宿
このお宿、
お猿さんが来るのは、

露天風呂だけではありません。



宿中のいたるところに出没します。













まさにお猿さんの宿です。

もちろん、
家の中に入れるとか、
餌を与えるとか絶対禁止ですけどね。






そんなお猿の宿で、

新年会をスタートしました。

二人だけですけど(笑)









明日は、
地獄谷野猿公苑に行ってみます。




秘湯で新年会
今年の新年会は山奥の秘湯
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2 件のコメント :

  1. お猿さんが主役の秘湯の温泉、露天風呂に遠慮しながら入れてもらって お猿さんと自然の風情を楽しむ…原点に返ったような何とも言えない気持ちに成りますね。

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    1. 温泉、露天風呂、そしてお猿さんと一緒だなんて、日本に生まれてよかったです ^^

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