第二弾も食事処。
やって来たのは、
1区の Mac Dinh Chi 通り。
以前、
ホーチミンに住んでる時には、
生活圏だったこの通りも、
新しいお店が出来て、
すっかり様変わり。
そんなMac Dinh Chi ですが、
昔から変わらないお店があります。
それが、
PHO CAO VAN
名前の通り、
Pho(フォー)屋さんです。
私が住んでる時に、
『60年前からやってる』
と言ってましたから、
既に、
70年くらいPhoだけで商売しています。
では、
お店の中へ。
薪でスープを煮込んでいます。
今のご時世、
薪を使ってるお店は少ないと思います。
中はお客さんでいっぱい。
あまりの多さに、
写真は遠慮しましたが、
4人掛けのテーブルが10個程の、
ロコのフォー屋さんとしては、
一般的な大きさです。
テーブルには、
葉っぱ(香草)と、
チリとライムが置かれています。
これ以外に、
ラー油もありました。
で、
今日食べたのは、
Pho Ga(鶏肉入りフォー)
鶏肉の他に、
ネギとパクチーが入っています。
ベトナムと言えばフォーが有名ですが、
実は、
フォーはベトナム北部の食べ物。
このお店のオーナーも北部出身。
なので、
北部のスープの特徴である、
しょっぱい味かなと思いきや、
南部の人たちの好みに合わせて、
甘くさっぱり味に改良されています。
もちろん、
骨からしっかり出汁を取ったもので、
こちらのフォー屋でよく使われている、
味の素は使っていません。
麺は、
細めですがもちっとした歯ごたえがあります。
さらに、
北部でフォーと言えば、
Pho Bo(牛肉入りフォー)です。
なので、
Pho Ga は1種類しかありませんが、
Pho Bo は肉の部位や焼き方により、
いろんな種類があります。
例えば、
CHINはウェルダン肉、
VIENは牛肉団子、
TAIはレア肉
しかし、
Pho だけで、
70年も商売するだけに、
安定の美味さです。
日本には腐るほどある100年企業ですが、
ベトナムには1社もありません。
おそらく、
ベトナムで最初の100年企業は、
このようなローカル飯屋さんなんでしょうね。
企業と言えるかどうかは別にして。
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PHO CAO VAN
25 Mac Dinh Chi, District 1
06:00 - 22:30
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