「コンブラ」

今日が最後のコンダオです。

夕方の便でホーチミンに戻りますが、
それまではまったくのフリー。


と言うことで、
適当にコンダオをブラブラしてみます。
「コンブラ」ですね。






コンダオ博物館
最初にやって来たのが、

コンダオ博物館。
立派な建物です。



入り口にも、

立派なオブジェが。






この博物館では、
コンダオの歴史が展示されています。

と言っても、

基本は捕虜収容所の歴史ですが。






その中に、
こんな写真が。

この人、
いや、この子、
ベトナム人なら知らない人はいないと言われる有名人。

名前は ボー ティ サウ(Vo Thi Sau)


フランス統治の時代、
12歳で革命運動に関わり、
15歳の時にフランス兵を死傷させ、投獄されます。

3年間に渡って監禁され取り調べを受けた後、
この島に送られ、処刑されました。

彼女を有名にした言葉で、
処刑の際に『跪け』と言ったフランス兵に対して、

『私は立つのみ、跪くことなどしない』

そう言い残し、
19年の生涯を終えました。



実は彼女のお墓がこの島にあるんです。
そこはおそらく、この島で一番有名な場所です。

私達がこの島に来る時も、

飛行機で花束を持った人を多く見受けました。
その人達は彼女のお墓参りに行くんだと思います。

夜、ホテルで飲んでいる時も、
多くの宿泊客の人達がホテルのバスでお墓参りに行ってました。



彼女がなぜ、そんなに人々を惹き付けるでしょうかね?
若くして敵を殺した、若くして死んだ、
だけでは無いと思います。
きっと、他にも何かあるんでしょうね?






話は変わって、
こんなのが展示されてました。

人魚です。

いやいや、ジュゴンです ^^
コンダオの海にはジュゴンが生息しているらしいです。




確認されている数は10数頭。

世界的にみても絶滅危惧種ですからね。
ここでも珍しいんでしょうね。

しかし、
泳いでるとこ見てみたいなぁ〜。






コンダオ市場
次にやって来たのが、


コンダオ市場(Cho Con Dao)
島民、7000人の台所です。




小さな市場ですが、

肉、魚、野菜、果物と一通り何でも揃ってます。




ホーチミンのベンタン市場のような観光市場ではないので、

客引きも全くありません。

でも、
外人は珍しいようで、
視線はかんじましたけど。
イヤな視線ではないですけどね。






SIX SENSES Con Dao
昼間のコンダオはやっぱ暑いです。

なので、
お茶にしようと言うことになりました。

どこに行く?
って聞いたって、
もちろん、誰も知りません。

唯一知ってのが、
シックス・センシズ(SIX SENSES)

この島には SIX SENSES があるんですよ。




ご存知でしょうか、SIX SENSES ?
詳しくは↓↓↓を。

http://jp.sixsenses.com/home



まぁ〜、一口で言えば、
7万/1泊以上する、超高級リゾートホテルですわ。






博物館や市場の前の道は綺麗なのですが、
中心地を出ると、
こんな道が続きます。



 左へ。




右へ。






九十九折りを走ること20分、
頑張ってやって来ましたよ、

SIX SENSES Con Dao。






この奥の建物が入り口。






早速、
入って行きました。

そうすると、
レセプションのお姉さんが出てきて、

『何か御用でしょうか?』

私『お茶を飲みに来たのですが』



そうするとお姉さん、
メチャクチャ笑顔で、
話し方もメチャクチャ丁寧に、

『誠に申し訳ございません。
 当SIX SENSESではお泊まりのお客様以外の方をお入れすることは、、、
 本当に、申し訳ございません』


要は、ダメだってことやね。
はいはい。



いつか、泊まってやる(‾へ‾ )
無理やろな、やっぱ。






Cafe INFINITI
SIX SENSES でお茶出来なかったので、
代わりにやって来たのが、
Cafe INFINITI

Pham Van Dong Street, Ba Ria-Vung Tau Province 064





壁が窓で出来ています。

ホーチミンのTon Duc Thang のHem(路地)にある窓カフェ、

「Kujuz」

を思い出しましたよ。






中はこんな感じです。

お客さん、眠いようです。
夜ふかし、し過ぎ^^





で、
こんなもん行ってみました。

マンゴー入りヨーグルト。
普通に美味しいです。


ここは食事もできるようでした。






ここまでは、
若者チームとは別行動だったのですが、
彼らと合流して昼ごはんを食べに行くことに。






昼ごはん
コンダオ最後の御飯はここ、
Nam Dinh。

So 5, Khu 5, Ngo Gia Tu, Con Dao




入った時は、我々だけだったのですが、
帰る時は満杯でした。




お題「ピースと抜け殻」
副題「若物とおっさん」







コンダオ最後の御飯はこんなとこ行ってみました。



一品、一品写すのは面倒臭いので、
まとめて、
ドン!



上から時計周りに、
エビ、
カニ・スープ、
イカ、
葉っぱ、
酸っぱい魚のスープ。






そして〆は、
やはり、

チャーハン。

どんだけ好きなん、チャーハン^^






今回、
3軒のお店に行きましたが、
どこもそこそこ、美味いです。

って、
まぁ〜、そう言うお店を選んで行ったんですけどね。



だけど、
チャンピオンは初日と昨日も行った「THU BA」に決定しました。






Con Son Cafe
御飯も食べたし、
出発まで時間があるので、
どうする?

って聞くと、

若者チーム『カフェに行きましょう』






で、
やって来たのが、
914埠頭前にある、

Con Son Cafe

初日の夜にきた所です。
若者チームは昨晩も来たそうです。





ですが、
お客さんいません。

お店、
閉まってます。
月曜日は休みなんでしょうかね?


しかし、パラソルは開いてますよね。





しかたないので、
他の場所に行くことに。




で、
行きかけたのですが、
Con Son Cafe の裏にこんな建物が。
入ってみました。

コンダオ収容所歴史遺跡展示館だそうです。

タイトル通り、
戦時中の記録写真や拷問道具など、
コンダオの収容所に関するいろんな資料が展示されています。

私達は行きませんでしたが、
捕虜収容施設の見学をするには、
ここで申し込み(有料)をするようです。






ここの見学を終え、
他のカフェを目指して、Con Son Cafe の前を通ると、
お客さんがいるではないですか?

入ってみると、お店はやってると。
さっきはお昼の休憩時間だったようです。

と言うことで、
ここで休憩することに。

写真は撮ってませんが、
全員 Kem(アイスクリーム)を頂きました。





以上、

「コンブラ」

終了です。






2015年、社員旅行終了
ホテルに戻り、
チェックアウトし、
レンタルバイクを戻し、
全ての清算を終了。

後は、空港に行くだけです。



と言うことで、
パシャ。







あれ?
一人抜けてるがな。



あらためて、
パシャ。





兄ちゃん、偉そうにし過ぎ。
ボーナス・ポイント下げとこ。






ちょっと、コンダオについて。

まだ自然が残ってます。
海ガメが来たり、ジュゴンが生息する地と言うのは世界でも少ないのではないでしょうか?

同じく自然が豊かだったベトナム最大の島、フーコックは国際空港ができ、カジノの建設まで計画されているとか。勿論、海外からの投資を狙ったものでしょうけど。
ここは、そんなことはやめて欲しいですね。

確かに、観光するには交通手段含めて不便さはいっぱいありますが、それはそれでOKなのでは。
便利な所に行きたい人はそっちに行けばいいのだから。

数十年前まで、2万人以上の人が死んでるこの島、いまでもチョット掘り起こせば、人骨が出てくるらしいです。そんな島は静かにしておいてあげたいな。

でも、ここも開発が進みそうな感じはあります。
SIX SENSESのようにかなりエコに気を使うリゾートならまだ良いのですが、中途半端なリゾートやホテルが乱立するのは勘弁して欲しいですね。

と言うことで、
ここに来るなら早い方がいいですよ、皆さん。
って、別に島の広報担当ではないのですが ^^;



後、
もう一ついいとこがあります。

それは、人。
とにかく、優しい、そして穏やか。
チョット前まで悲惨な出来事が繰り返されてた土地の人とはとても思えません。

私、ホーチミンに9年住んでおり、ベトナム人とはこう言う人達なんだと言う固定観念が出来上がってたのですが、まったく覆されましたよ、良い意味で。
勿論、ホーチミンの人が悪いと言う事ではないんですよ。←フォローになってる?

やっぱ、人のDNAは自然が作るんでしょうね。




と言うことで、
おすすめです、コンダオ。






Bye-bye Con Dao。

次は、
SIX SENSES に泊まって、海ガメを見に来よっと。←無理無理







最終日のようすです↓↓↓






社員旅行 2015
今年の社員旅行はベトナム最後の楽園
バイカン島へ Go!(前半)
バイカン島へ Go!(後半)
「コンブラ」







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