コラートを出発して、
昼過ぎにバンコクに戻って来ました。
そして、
やって来たのは、
こちら、
旧ヒルトン・インターナショナル、
バンコクを代表する高級 5☆ホテルです。
チャオ・メー・トプティム
なぜこのホテルに来たかと言うと、このホテルの敷地内に、
チョット珍しい神社が有るんです。
それを見に来たんです。
その神社が、
こちら。
あれっ?
無い、
無いやん!
こんなのしか、
有りません。
祠の所に行ってみると、
有りました、
(/-\*) マッカー…
※「マッカー」はベトナム語(mắc cỡ)で「恥ずかし」の意味です。
そうなんです。
ここは、
金精様
なんです。
名前は、
チャオ・メー・トプティム
(Chao Mae Tuptim)
と言います。
でも、
昔に比べると全然少ないです。
昔は、
数千本有って、
まさに、
珍(チン)神社だったんですけどね。
この神社、
昔からこの当たりにあったんです。
その後、
ここにホテルを建てることになり、
物が物だけに、
一般客の目が届かない敷地内の隅っこに移設したんです。
その後も、
◯◯◯の奉納が続いて、
ちょっと大変な状態になり、
ホテルも奉納を禁止したんです。
で、
遂には撤去してしまったんですかね?
周りに人がいなかったので聞けなかったのですが、
どこに持って行ったんでしょうか?
まさか、
捨ててないよね。
でも、
新しいお供え物も有ったし、
まだお参りに来る人はいるんでしょうね。
金精様ですが、
Wiki教授によると、
子宝、安産、縁結び、下の病や性病などに霊験があるとされるが、他に豊穣や生産に結びつくことから商売繁盛にも霊験があるとされている。
Wikipedia:金精神
子宝に恵まれるように、
これらの◯◯◯を奉納して、
お祈りされてたんでしょうね。
数は激変してますが、
主だった一物をご紹介。
木で出来た大小の◯◯◯
大砲◯◯◯
これは大理石で出来ています。
木で出来た物
プアンマライと言う花輪をかけています。
石で出来た物
こちらもプアンマライをかけてます。
赤◯◯◯三兄弟
サル◯◯◯
どんな意味があるのでしょうか?
◯◯◯と一緒に奉納されてるお人形みたいなのは、
タイの神様達です。
何故かオモチャの車が、、、
訳有りなんでしょうね。
多くの◯◯◯にパー・サム・スィー(三色布)が巻かれています。
これは、
街中でもよく見かける、
木に巻いてるやつと同じ意味なんでしょうかね?
元々、
パー・サム・スィーには、
いろんな意味が有り、
「これだっ」
と言う物は無いようですけど。
メッチャ多くのパー・サム・スィーが巻かれた Sai(イチジク)の神木。
この神木が、
この神社のベースだったようです。
この神木に◯◯◯を奉納して行ったようですね。
しかし、
いったいどこに持って行ったんやろ。
ナーン・ナーク
◯◯◯は少なくて残念だったのですが、代わりにチョット変わった物を発見。
それが↓↓↓
ドレスが木に吊り下げれています。
洗濯物を乾かしているのではありませんよ。
これは、
「ナーン・ナーク」に奉納してるのではないでしょうか?
「ナーン・ナーク」とは「ナーク婦人」のことで、
「メー・ナーク(ナークお母さん)」とも呼ばれています。
ナークは実存したとされる女性で、
タイでは度々映画化され、
タイ人ならだれでも知っています。
どんなお話かと言うと、
夫が出兵中に身籠り、難産の末に子供共々死んでしまいます。
夫への強い愛情を抱いていたナークは幽霊になって夫の帰りを待ち続けます。
そこに徴兵を終えた夫が帰って来ます。
夫は何も知らずに幸せな生活を送ります。
夫は村人からナークは既に死んだことを聞かされますが信じません。
一方、ただ幸せな生活を望むナークはそれを壊そうとする村人を襲うようになります。
やがて、夫も本当のことを知ることになり、僧侶や村人と共にナークを追い込んでいきます。
そしてついに、ナークを退治する時がやって来ます。
と言うようなお話でして、
最後は、
高徳で霊感の強い小僧さんに退治されてしまうのですが、
映画では、
最期の別れの時に、
ナークと夫が心を通わせ対話する場面があります。
この当たりがタイ人に受けるんですね。
実は私、
この映画を見たことがあるんです。
ベタな映画ですが、
日本人の私でも最後はウルルってなります。
で、
タイでは幽霊(精霊)は「ピー」と呼ばれ、
信仰の対象なんです。
そんな幽霊(精霊)信仰と、
有名な幽霊譚がミックスして生まれたナーン・ナーク信仰。
彼女の霊を慰めるためにきらびやかなドレスを奉納するんでしょうね。
バンコク市内を歩いていて、
時々、
木に多くのドレスを掛けてナークを祀ってる場所を見かけます。
ナークの霊を祀ってるちゃんとしたお寺もあるそうです。
こちらは、
高級品なのか、
ビ二ール袋に入っています。
子宝、安産の金精様と、
夫の帰りを待ちながら生まれて来る子供共々死んだナーク、
何か共通するとこがあるんでしょうかね?
空港へ
さて、正月休みも終わり、
コラートの珍寺も見たし、
バンコクの珍神社も見たし(チョット寂しかったけど)、
いよいよホーチミンに戻ります。
と言うことで、
空港に行くのですが、
その前に腹ごしらえ。
◯◯◯神社の近くにこんな屋台が出てました。
で、
こんなとこいってみました。
グリーンカレーと鶏の唐揚げ。
私 『グリーンカレーは辛い?』
おばちゃん『マイ・ペッ(辛くない)』
でも、
辛かったです。
お腹も一杯になったし、
空港に行きますか。
いつもなら、
タクシーを捕まえて、
チャンチャンと行くのですが、
手持ちのお金が無い。
タイを出る直前でバーツを下ろすのもどうかと思い、
時間もたっぷり有るので、
ケチケチのパターンで空港まで行くことに。
◯◯◯神社の有る、
スイステル・ナイラートパーク・ホテルの前の道を北に少し行くと、
こんなとこに出ます。
階段を上がらないで、
奥に行くと、
ワイアレスの桟橋です。
ここから船でアソークまで行き、
そこからARL(エアーポート・レール・リンク)のマッカサン駅まで歩き、
ARL でスワナプームに行くんです。
船がやって来ました。
この船はかなり頻繁に運行してるので、
船着き場近くに行くのであれば、
結構便利です。
それに安いですし。
ただし、
少し注意が必要です。
ベトナムの市内バス同様、
完全に止まらないで乗り降りするんです。
大きな荷物を持ってると、
危険かも。
乗り込むと、
運賃を取りに来ます。
ワイヤレス → アソークで9バーツ(30円くらい)でした。
かなり飛ばします。
ほんの数分で着きました、
アソークの桟橋。
ここから、
ARLのマッカサン駅まで歩きます。
で、
歩いてると、
MRT(地下鉄) のペチャブリー駅の入り口で、
なんと、
「アソーク猫」に会いましたよ。
昔、
アソーク駅に住み着いて、
超人気者になった「アソーク猫」
その後、
人に飼われたと言う話だったのですが、
今はまた一匹でペチャブリーにいるんですね。
怪我をして、
手術し、
曲がって短くなった尻尾、
間違いなくアソーク猫です(だと思う)。
「アソーク猫」については↓↓↓を。
アソーク猫に会って来た
いやぁ〜、
懐かしい。
で、
やって来ました、
マッカサン駅。
相変わらず、
人、全然いませんね。
マッカサンから空港までは、
シティ・ラインと言う各駅停車便と、
エクスプレスと言う直行便が有るのですが、
なんと、
今はエクスプレスは運休しているとのこと。
一日数十人しか利用客がいない時もあるらしいので、
運休してもしかたないですけどね。
エクスプレス利用客専用にTG(タイ国際航空)の C/I カウンターもあって、
ここでチェックインでき、
荷物も預けられるシステムが有ったのですが、
エクスプレスが運休のため、
そのカウンターも閉店ガラガラです。
元々、
スワナプームの開港に合わせて、
2007年に開通予定だったのですが、
いろんなトラブル発生で、
3年遅れの2010年に正式開通したARL。
そのうち、
シティ・ラインも運休するかもしれませんね。
まぁ〜、
もともとシティ・ラインで行こうと思ってたので、
私的には無問題なんですけど。
シティ・ラインだと、
マッカサンから空港まで35バーツ(113円くらい)、
安いです。
列車が入ってきました。
エクスプレスは運休していますが、
エクスプレス用の車両はシティ・ラインとして運用してるようです。
20分程で、
着きました、
スワナプーム国際空港。
2時にワイヤレスの桟橋を出て、
今3時。
タクシーを利用しても、
市内の渋滞に捕まると1時間はかかります。
しかも、
タクシーだと400バーツ、
運ちゃんにより500バーツなんて時もあります。
9 + 35 = 44バーツ、
10分の1で済みました。
ホーチミン行きの飛行機は6時半、
ラウンジでも行ってマッタリしますか。
コラートの珍寺とバンコクの珍神社
珍寺を目指してコラートへ
微笑みの国にこんなお寺が有ってもいいのか?
ワッパーラックローイ、こんなもんも有ります
ワッパーラックローイ、タンブン・アトラクション
高級ホテルの中に◯◯◯がいっぱい、、、のはずだったのですが
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