ヒルバーグ初張り 
丸山県民サンビーチキャンプ場(二日目)

ヒルバーグ初張りキャン二日目の朝です。



カラスの大合唱に起こされ、
外に出てみると、

朝日が。

今日も良い天気のようです。










朝ごはん
まずは朝ごはんですが、
その前にコーヒー。



飲むのは、
もちろん、

ベトナムコーヒー。



ベトナムコーヒーも切れて来たので、
そろそろベトナムに行かなくちゃ。






で、
朝ごはん。

材料は、

アルファ米、
フリーズドライのビーフシチュー、
そして、
昨晩の牛肉のワイン煮込みの残り汁。

シェラカップに入ってるのはアルファ米用の水です。



作り方は簡単で、
残り汁を温め、
ビーフシチューを入れとろみがつくまでかき混ぜ、
後は、
ご飯を入れて混ぜ混ぜすれば出来上がりました、

牛デミリゾット。



見た目はニャンコ飯ですが、
昨夜の牛肉やワインの風味が効いて、
グッドです。






ご飯を食べてると、

トイレ掃除のオッちゃん達が登場。

このキャンプ場、
フリーなのですが、
トイレ掃除は毎日してるそうです。

どうりで綺麗だと思った。

ありがたいことです。






Soulo(ソウロ)- 使用レポ編
使用レポの前に、
ヒルバーグのレーベルシステムについて。



レーベルシステムには基本以下の3つがあります。

ブラック:
4シーズン対応。
極地での利用にも耐えられるように造られており、スェーデン軍の特殊部隊などにも使用されてるそうです。

イエロー:
3シーズン(春・夏・秋)対応。
軽量化を第一の目標として造られています。 とは言っても、現在市場に出回っている4シーズンテントと同等か、それ以上の強度と言われますが、、、

レッド:
ブラックとイエローの中間の4シーズン対応。
バランスよく造られているのが特徴で、過酷な状況下に置かれた時も安心できるという設計です。



この3つ以外に、
ブルーと言うレーベルがあるのですが、
これはちょっと特殊なので、
ここでは割愛。



これらのレーベルにより、
使われているテント素材やポールが異なります。






で、
今回のソウロはレッドレーベル。



レッドレーベルでは、
テントのアウター(フライ)には、

12kgの引裂強度を持つKerlon 1200と言う素材が使われています。

Kerlon(ケルロン)と言うのは、
特殊加工を施した化学繊維で、
他の多くのテントとは異なり、
ポリウレタンによる防水コーティングをしなくても耐水性が非常に高く、
そのため加水分解によるコーティングの経年劣化が生じず、
数十年も連続して使えるらしいです。

ちなみに、
ブラックレーベルではKerlon 1800と言う、
更に強度の高い素材が使われています。



ポールは、

9mmのDAC製フェザーライトNSLポール。
(VペグもDAC製)

良い物を使ってます。



ちなみに、
ブラックレーベルでは10mmの、
更に強度の高いポールが使われています。



そして、
もしもの時の、

リペアキットがポールバッグのセキュリティーポケットに入っています、
説明書付きで。





では、
まず、
インナーの中を見てみましょう。



左側(外側)は湾曲していますが、
右側(前室側)はほぼ垂直に立っています。

なので、
幅はそんなに広くはないのですが、
圧迫感はありません。

※写真では赤いですが、実際は黄色です。





床面はバスタブ構造で、
側面はかなり高いです。

これだけあると、
浸水しても大丈夫ですね。



前室の半分はメッシュにすることも出来ます。



そして、

インナーの前室側はフルオープン出来ます。



もちろん、
アクセサリーも付いています。

天井にはループが3つ(4つだったけ?)



メッシュのポケットが2つ。



インナーはアウターにデフォルトで連結されてるのですが、

この間隔が広く、
結露防止に効果があると思います。






次、
アウター(フライ)。



3シーズン用テントと比べて、
アウターが下(地面)まであります。

雪や風雨などの悪天候に対しては強いと思われます。

昨晩も風が強かったのですが、
中には全然入り込みませんでした。

ですが、
逆に言えば、
ベンチレーションが、、、

まぁ〜、
私は冬メインで使用するので、
これで良いのですが。



ベンチレーションと言えば、

上部にベンチレーションがあります。

写真は全開した状態で、
赤く見えるのは、
上部に付いてる2枚目のフライです。

これは、
ベンチレーションの役目もあるのですが、
ここを開けることで、
結露防止にもなると思います。

テント言えば、
一番気になるのが、
結露ですよね。

昨晩はわざとこのベンチレーションを閉めて寝たのですが、
結露はしませんでした。

でも、
雪上に張るとどうなるんでしょうかね?



ジッパーはもちろんWで上、下どちらからも上下出来ます。

そして、
タブも大きくて操作しやすいです。



下には、
トグルボタンがあり、
ジッパータブをロック出来ます。



ジッパーの外側はシールドされています。

雪対策ですかね。



フックは左右交互に引っ掛けるようになっています。

これは、
風対策ですかね。






次はフットプリント。



フットプリントはオプションなのですが、
私はテントと合わせて購入しました。



フットプリントの取り付けですが、
私は、
テントの底を上にして広げ、
取り付けました。

トグルボタンを留めるだけなので、
簡単です。

こんな状態でも出来ますが(笑)



ただ、
雪上だと、

前室の部分を中に折り込んで、
雪を掘れば、
アイゼンやピッケルなどのアイスギアの置き場や、
靴を履いたり脱いだりするのに便利だと思います。

フットプリントはトグルボタンを外すだけで、
簡単に外れます。



う〜ん、
早く雪の上で使いたい。

冬まで待てんな、
こりゃ〜。












今までは、
良い点やよく考えてるなと思われるところでしたが、
少し気になることもあります。



最初はインナーの固定。

前室を開けてると、かなり風が入って来て、
インナーがパタパタします。

ペグループでもあれば、
ペグダウン出来るのですが。



ペグループと言えば、
本体のペグループも少し気になります。

このテント、
いろんな箇所が丈夫に出来てるのですが、
ペグループだけは、
なぜか貧弱なんです。

極薄の布テープのペグループ。

ペグが丈夫なだけに、
気をつけないとテープを破ってしまいそうです。

それに、
このペグループだと、
テンションはかけれないと思います。

雪上だと、
雪用のペグかアンカーを使用して、
このループには直接ペグを打ち込まないので良いと思いますが、
地面の場合、
ストレッチコードか、
3mmくらいのロープを間に入れた方が良いと思います。

でも、
3000mの稜線ならまだしも、
普通のキャンプ場では、
本体はペグダウンしなくても、
ガイラインだけでも十分持つと思いますけどね。

私は、
冬メインなので、
アンカーとスノーペグを用意します。



そして、
一番の気になったのが、
テント内に貼ってある注意書き。
内容は問題ないのですが、
言語が、、、





ハングル。



おいおい、
英語以外の唯一の言語がK国語かい。

いかにDAC(K国メーカー)のポールやペグを採用してても、
これは無いんじゃ無いの(笑)






まぁ〜、
それは置いといて、
最後に、
テントを収納するスタッフバッグ。

これが、
デカイんですよ。



なので、

何も気にせず、
ガンガン入れられます。



ものの10秒程で、

この通り。



普通のテントのバッグは、
小さくてギリギリなんです。

見た目は小さくて良いのですが、
これが超入れにくい。

雨の日など、
イライラ度200%。



これを、

パックに押し込み(余裕で入ります)、



更に、

他の荷物でコンプレッション。



で、

パッキング完了。






このテント、
良いとこは色々あるのですが、
その中でも、
私にとっては、
設営・撤収の速さと言うのが、
一番気に入りましたね。
 
こりゃ〜、
大型テントには戻れんわ(笑)












初張りという目的も達成したので、

帰ります。



次は雪山やね。

今、
雪がある山と言えば、、、








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