熊野古道・中辺路を歩いてみよう 
四日目 那智山 ー 本宮大社 ー 田辺

中辺路歩き四日目。

朝6時半、
やって来たのは、
JR紀伊勝浦駅前の、

「勝浦駅」バス停。

これより、
那智山に向かいます。





今日は貸し切り。






那智山
バスに乗ること20分、
降りたのは、

「大門坂駐車場前」バス停。





大門坂を登ります。

昨日もここを登ったんですけどね。












「多富気王子跡」

昨日は、
ここで終わったのですが、
今日は、



登って行きますよ。












最初にやって来たのは、

「熊野那智大社」

サラッと書いてますが、
ここまで450段以上の階段を登ってきたんですよ。

まぁ〜、
神倉神社に比べれば、
楽でしたけどね。






拝殿は、
残念ながら、
工事中。

お化粧直しかな?



主祭神は熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)、
馴染みの名前で言うと、
伊弉冉尊(イザナミノミコト)さんで、
万物の生成・育成を司るとされ、
農林・水産・漁業の守護神、
縁結びの神様、
また諸願成就の神さんらしいです。

何でも屋さんなんですね。



宝物殿には、
来年の干支のワンコの絵馬が飾られ、
お正月を迎える準備が進んでるようです。






で、
スタンプですが、
工事中の拝殿の中の
賽銭箱の近くに置いてありました。



と言うことで、

今日、最初のスタンプをゲット!






次にやって来たのは、

「那智山青岸渡寺」

ここ、
お寺ですよね。

隣は、
神社。

「神寺同舟」ってやつですね。

って、
そんな言葉はありませんが。



まぁ〜、
なんで、
お寺と神社が一緒にあるかは分かりませんが、
このお寺、、、






めっちゃカッコイィ!



そして、




渋い!



これぞ、
Cool Japaaaaaaaaan!

って、
感じですが、
如何でしょうか?(笑)



スタンプは、
本殿の中に置かれてました。






次は、
御瀧に行ってみます。



途中にあったのが、

大雲取越への登り口。

次回は、
ここからスタートする訳やね。

待ってろよ(笑)






そして、
ここから、
下って行くと、

三重の塔と御瀧。

素晴らしい眺めですね。



しかし、
これ、
四重の塔ちゃうの?






まだまだ下ります。






飛瀧神社と御瀧の入口。






ここから、
さらに下ると、

「飛瀧(ひそう)神社」

昔は、
「飛瀧権現」、
今は、
崇めて「お瀧」と呼ばれてるそうです。




そして、
目の前には、

「那智御瀧」

落差133m、
滝口の幅13m、
滝壺の深さ10m、
日本一の名瀑ですね。



飛瀧神社から、
さらに下って、
滝壺近くまで行くこもできるそうです、
お金を出せば。






那智山最後のスタンプをゲットし、
那智山は終了です。






本宮大社を経由して田辺へ
そして、
やって来たのは、

「那智の滝前」バス停。




これから、
バスで、
那智 > 新宮 > 本宮大社を経由して田辺に戻ります。

そして、
田辺から列車で神戸まで戻ります。



『えっ?』

って、
思われますよね。

新宮まで出て、
そこから列車に乗った方が、
早いですもんね。

その理由は後ほど判明致します(笑)






しっかし、
寒い。

バスの時間までまだかなりあります。

と言うことで、
バス停前のお土産屋さんで、

コーヒー。

美味い!






お土産屋のオバちゃんと油を売ってたら、

バスが来ました。






揺られること15分、
着きました、

「那智駅」バス停。



ここで、
バス停を移動し、

新宮行きのバスに乗り換えます。






そして、
着きました、

「新宮駅」バス停。



ここでも、

バス停を移動し、



本宮大社行きのバスに乗り換えます。





熊野川沿いを北上して行きます。






そして、
着きました、

「本宮大社前」バス停。



ここが、
本日の核心。


バス停に着いたのは11:40。

ここから、
田辺行きのバスは12:17発。



この37分で、
昼ごはんを食べ、
お土産を買います。






と言うことで、
やってきたのは、
本宮大社の鳥居の横にある、
 
「瑞鳳殿」、
の中にある、



「茶房珍重庵」






ここに来た目的は、

もうで餅。

これを買うんですよ。



このもうで餅、
メチャメチャ美味いんです。

そして、
熊野三山でしか売ってないんですよ。

道の駅とか、
駅のキオスクとかでは売っていません。



お餅であんを包み、
玄米粉をふりかけたもので、
熊野の持つ、
「素朴さ」・「暖かさ」・「重厚さ」をイメージしてるそうです。

まぁ〜、
それはよくわかりませんが、
ほんのりと甘いこしあんと、
玄米粉が上品にマッチして、
甘い物が苦手な私でも、
美味しいと思いますね。



ちなみに、
包みも、
三山でそれぞれ違うんです。

こだわってます、
もうで餅。






で、
お土産はゲット。

次は、
昼ごはんです。



これは、
どこで食べようか、
決めてなかったのですが、
ここでも食べれるんです。

メニューを見ると、
ありました、
食べたかった物が。



と言うことで、
ここで頂くことに。






食べたかった物、
それは、

めはりずし。

初日に泊まった、
民宿のオバちゃんが作ってくれた、
めはりがメチャメチャ美味しくて、
もう一度食べたと思ってたんです。



本来のめはりがどのような物が知りませんが、
ここのめはりは温かいんです。

そして、
中のごはんも白米ではなく、
混ぜごはん。



これは、
これで、
美味しかったですね。



でも、
民宿のオバちゃんの勝ちかな^^






ごはんも食べ、
お土産も買い、
再びやって来ました、

「本宮大社前」バス停。






そして、

田辺行きに乗車。

核心を楽々クリア。






で、
降りたのは、
田辺ではなく、

「滝尻」バス停

なぜに、
滝尻かと言うと、
最初からお読みの方はご存知だと思いますが、、、



初日、
ここから中辺路歩きをスタートしたのですが、
一発目のここのスタンプを押すのを忘れたんですよ(笑)



このスタンプを押すだけのために、
わざわざ本宮経由にしたんです。






ありました、

妖怪ポスト。






そして、

ゲットしました、
滝尻のスタンプ。

チョット、
薄いけど。



これで、
36か所のスタンプのうち、
残すのは、
大雲取と小雲取の5つだけです。

近いうちに、
「熊野古道中辺路完全路破証明書」
をもらいますよ。

そして、
和歌山県内の温泉旅館・ホテルペア宿泊券も(笑)






次のバスに乗り、、、



着いたのは、
今回の旅の始まり、
そして、
終わりの、

「紀伊田辺駅」



しかし、
今回の旅は、

「中辺路歩き」

と言うより、

「中辺路バス乗り」

でしたね。



バス代、
いくら使ったんやろ。






新大阪行きの「くろしお」が入ってきました。






列車内で飲むのは、
もちろん、、、








熊野古道麦酒^^



お疲れさんでした。




熊野古道・中辺路を歩いてみよう
熊野古道・中辺路を歩いてみよう
一日目 滝尻王子 〜 継桜王子
二日目 継桜王子 〜 本宮大社 ー 湯峯王子
三日目 川の古道 ー 新宮 〜 高野坂 ー 那智 〜 那智山
四日目 那智山 ー 本宮大社 ー 田辺








0 件のコメント :

コメントを投稿