初めての穂高 
一日目 上高地 ⇄ 焼岳ピストン

展望台から焼岳を望む





何せ、
ヘタレでビビリなもんで、
今まで敬遠して来た穂高に初めて登って来ました。






行程

前日: 
神戸 ー<バス>ー 上高地 
バス泊 

1日目:
上高地 ⇄ 焼岳ピストン
小梨平キャンプ場テント泊

2日目: 
上高地 〜 紀美子平
紀美子平 ⇄ 前穂高岳ピストン
紀美子平 〜 奥穂高岳 〜 穂高岳山荘
穂高岳山荘泊

3日目: 
穂高岳山荘 〜 涸沢 〜 上高地
上高地 ー<バス>ー 神戸


今回の旅のメインは穂高なのですが、
せっかく上高地まで行くので、
焼岳にも登ってみました。





上高地
小梨平キャンプ場
早朝、

バスが上高地バスターミナルに着きました。



今年1月にもここに来たのですが、

その時は人っ子一人いませんでしたが、



今日は観光客やハイカーでごった返しています。

まだ5時半なんですけどね。






で、
やって来たのは、

河童橋近くの小梨平キャンプ場。



管理棟。



ここ、

かなりデカいキャンプ場で、
ケビンや常設テントも有ります。



食堂、売店、風呂も有ります。






サクッとベースキャンプを設営。

どれや?(笑)

今回はここに2泊します。

実際に寝るのは今日だけで、
明日はテントはそのままで、
軽装備で前穂・奥穂を目指します。

さすがに私の足では日帰りは無理なので、
明日は穂高岳山荘に泊まりますけどね。






キャンプ場からは正面に穂高が望めます。

雲が無ければ、
前穂〜奥穂〜西穂が見えるのですが。

流れてる川は梓川、
メッチャきれい。






焼岳ピストン
では、

行きますか(7:21)







梓川の左岸を進みます。

正面のお山が焼岳。






田代橋、穂高橋を渡って右岸に移動し、



西穂の登山口をチラ見して、



車道をしばらく進むと、



焼岳の登山口(7:58)



活火山なんですよね。

一応ヘルメットは持って来ました。

活火山に登る時には、
ヘルメットはマストだと思っています。






しばらくはなだらかな道が続きます。

このままてっぺん迄行ってくれると嬉しいのですが、
そうは行きません。






峠沢の押し出しが左手に見える辺りから次第に勾配きつくなり、
橋や梯子が出てきます。






最初の橋。



最初の梯子。

これくらいなら、
梯子苦手の私でも大丈夫。



この橋は高度感あり。

ロープが無ければ、
ここで引き返しましたね(笑)


 
長い梯子。

傾斜が緩いので大丈夫。



いらんやろ。



ここは3連の梯子。
 4連だっけ?

何れにしても、
覚えて無いので、
大したことありません。






基本、
樹林帯の中のハイクアップですが、
所々開けた所が有り、
焼岳が姿を見せてくれます。






樹林帯を過ぎると正面に岩壁が見えてきます。



振り返ると、

霞沢岳。

その下には大正池。
焼岳の噴火により出来た池ですよね。



で、

正面の岩壁に架かっているのが問題の梯子です。

噂には聞いてましたが、
凄いッスねこの梯子。

アルミの梯子が連結されており、
高さは10mくらい(そんなに無いか)、
ほぼ垂直です(怖)

高所恐怖症で梯子超苦手の私にとってはかなり辛い(涙) 

と言うか、
超辛い(涙涙)




写真では伝らないと思いますが、
上の方はかなり高度感が有ります。



上から見るとこんな感じ。

やっぱ、
伝わりませんね高度感。

マジ怖かったんですけど(涙)



心臓パクパクでなんとか登り切ったのですが、
梯子の後には、

微妙な傾斜のスラブ状の岩場が待っておりました。

これでもかと、
チキンハートを削ってくれます。






しかし、
難儀したのはここだけで、

先の岩場を過ぎると一気に展望が開けます。

右の鞍部を目指して笹道をジグザグに登って行きます。






ここを登り切ると、
一旦下ります。



そうすると、

見えて来ました、



焼岳小屋(9:43)

小さな小屋です。



ここは、

新中尾峠で、
真っ直ぐ進むと西穂山荘や中尾温泉に行くようです。


ここを左に折れて登って行くと、

展望台に出ます(9:53)



ここからは、

焼岳が一望できます。



展望台の所々には、

岩の間から水蒸気が立ち上っています。

かなり熱いです。






展望台から一旦下ります。





下りきったとこが、

中尾峠(10:01)

ここからも中尾温泉に下りれるようです。





登り返します。

中央の溶岩ドームが山頂(北峰)ではなく、

その左の平らなところが山頂です。






火山特有のザレ場を登って行きます。



登山道のすぐ近くに噴煙が上がっています。

硫黄の臭いが凄いです。



滑ります。

下山時はかなり気を使いました。



溶岩ドームの基部を左から回り込みます。

左下にハイカーさんが写ってますが、
それに比べるとドームのデカさがわかります。






中央の鞍部を目指します。

先の写真からここまではかなり大きな岩をよじ登って来ました。






山頂が見えて来ました。






鞍部(10:53)



この鞍部から中の湯温泉に下りれるようです(新中の湯ルート)



山頂へは、
先の新中の湯ルートの分岐を右方向に登ります。

 

急斜面ではありませんが、
浮石に注意して登ります。






登りきると、

焼岳北峰(11:00)

山頂は結構広いです。



南峰(左上)は登る事が出来ません。



この先には西穂をはじめとする穂高の峰々、
そして槍まで見れるそうですが、
今日は雲の中。

ちなみに右下は上高地で、
あそこから登って来たんですね。






お姉さん『…』



お姉さん『どう、このポーズ!』

この後、
山頂標識が倒れました www






下山します(11:08)






鞍部手前。

鞍部から左に延びてるのが登山道です。



左の林の中へ青い屋根の焼岳小屋が見えています。

まずはあそこを目指します。






中尾峠(12:09)



ここからは少し登って、

展望台(12:21)

『次は冬にくるわ』






見えて来ました、
焼岳小屋(12:34)



で、

こんなもん飲んじゃいました。






例の梯子の手前の岩場。

フランスのマダム達が手こずっています。

『先に行って、見ててくれ』
と言われたのですが、、、



『見ててくれ』と言われてもね。






まっ、

とりあえず見ときましたけど。






登山口まで下りて来ました(14:36)

ここからが地味に長いんですよね。






帰りは右岸で。






ウェストン碑。

ウォルター・ウェストン、
日本の近代登山の父と言われてる人ですよね。



そのレリーフの前は、

ウェストンさんが愛した六百山。






河童橋まで戻って来ました(15:12)






あらら、
穂高は雲の中。

明日はあの上を歩くのですが、
大丈夫でしょうか?






そして、
戻って来ました、

小梨平キャンプ場(15:21)






小梨平キャンプ場

デカいファミキャン用のテントも張られていますね。

このキャンプ場は、
バスターミナルから近いので、
結構デカいテントも見かけます。






しかし、
結構疲れました、
焼岳ピストン。



と言う事で、
まずは、

プシュ〜。



そして、

お風呂「小梨の湯」

管理棟の横です。
ボディソープ、シャンプーは常備されています。



次は、

小梨平食堂。

お風呂の前です。



大人気。



まずは食前酒(笑)



そして、

トンカツ定食。

下山したら、
なぜかトンカツが食べたくなります。

ここのトンカツ、
厚くてマジ美味いです。






食後はテントに戻り、

売店で買った地酒をチビチビと。



明日は前穂、奥穂に登ります。






振り返って
  • 梯子は多いが怖いのは一つだけ。
  • 山頂付近は火山特有のザレ場でかなり滑る(特に下山は注意)
  • 展望台からの望む焼岳はカッコ良い。
  • 河童橋〜登山口間が地味に遠い。






初めての穂高
一日目 上高地 ⇄ 焼岳ピストン
二日目 上高地 〜 前穂 〜 奥穂 〜 穂高岳山荘
三日目 穂高岳山荘 〜 涸沢 〜 上高地








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