椹島ロッジ内の南アルプスふれあいセンター |
椹島を起点/終点として、
荒川三山+赤石岳を歩いて来ました。
荒川三山
荒川三山は、南アルプス国立公園内の赤石山脈(南アルプス)中央部にある、
以下の三つの山の総称で荒川岳とも呼ばれています。
- 前岳(3,068m)
- 中岳(3,084m)
- 悪沢岳(3,141m)
これらの山は、
いずれもオーバー3,000mでして、
他にオーバー3,000mの縦走路としては穂高くらいしかなく、
穂高に比べると、
危険な箇所も少なく、
各山間の距離も短く、
お山初心者でも、
割と簡単に3,000mの稜線歩きが楽しめるコースです。
「割と簡単」と言っても、
そこは南アルプス、
一つ一つのお山がデカいので、
稜線までの登り/下りは大変ですけどね。
今回は、
そんな荒川三山と、
そのお隣の赤石岳(3,121m)を歩いて来ました。
ルート的には、
こんな感じで、
椹島(中央下)を起点/終点として、
反時計周りに周回しました。
工程
前日:
神戸 ー<車>ー 畑薙第一ダム1日目:
畑薙第一ダム ー<バス>ー 椹島
椹島ロッジ泊
椹島 〜 千枚小屋2日目:
千枚小屋テント泊
千枚小屋 〜 荒川三山 〜 赤石岳 〜 赤石小屋3日目:
赤石小屋泊
赤石小屋 〜 椹島
椹島 ー<バス>ー 畑薙第一ダム
畑薙第一ダム ー<車>ー 神戸
一般車両は畑薙第一ダムまでしか入れません。
畑薙第一ダム ⇄ 椹島間は、
特殊東海フォレストが運行する送迎バスを利用するのですが、
この送迎バスは、
特種東海フォレストが運営する宿泊施設のいずれか1ヶ所以上に宿泊した場合のみ利用可能です。
詳細は↓↓↓
特殊東海フォレスト - 無料バスのご案内
つまり、
テン泊者でも、
1泊は椹島のロッジか山小屋に泊まる必要があります。
私は、
前泊で椹島のロッジに泊まりました。
椹島へ
早朝に神戸を出発し、やって来たのは、
畑薙第一ダムの夏季臨時駐車場。
平日ですが、
すでに多くの車が停まっています。
駐車場前のバス乗り場。
白いテントは登山相談所。
ここで登山届けを退出します。
東海フォレストが運行する送迎バスが入って来ました。
このバス、
結構洒落てるんですよ。
何がって?
ナンバーが赤石岳の標高なんですよ(笑)
でもね、
もう一台は何故か、間ノ岳。
奥穂ですかね?
いずれにしてもあまり関係無いような。
椹島ロッジ
凄い道(悪路)を走ること1時間、着きました、
椹島ロッジ。
この建屋はロッジ内の、
「南アルプスふれあいセンター」です。
この建屋内で、
宿泊手続きを行います。
宿泊手続き中の皆さん。
一般の観光客もいるのかと思ったのですが、
今回のバスに乗ってたのは、
全てハイカーさんでした。
では、
簡単に椹島ロッジをご紹介。
宿泊棟はA〜C棟で各棟は2F建です。
大部屋もありますが、
2,000円アップで個室も利用可能とのこと。
お風呂も有りますが、
温泉では有りません。
利用に関しては、
大まかにはこんな感じです。
WiFiは宿泊棟では繋がりませんでしたが、
ふれあいセンターでは繋がりました。
レストハウス。
バッジや手ぬぐい等のお土産を売っています。
軽食も食べれます。
生ビールも売ってました。
帰りの送迎バスはこの前から出ており、
ここで整理券をもらいます。
テン場。
奥の建物は、
山岳写真家の白旗史郎氏の写真館です。
今は何やら工事中で、
飯場として使われてましたけど。
宿泊者以外はお風呂は利用できませんが、
シャワーは利用可能です。
下山後にシャワーが使えるのは嬉しいですよね。
ちなみに、
私は下山後は、
畑薙第一ダム近くの温泉宿泊施設、
白樺荘 を利用しました。
晩ご飯。
ご飯、味噌汁はお代わり自由。
とても美味しいご飯でした。
量的にも丁度良かったです。
この日は、
そんな椹島ロッジの周りを散策したり、
ビール等を飲んでまったり過ごしました。
明日は、
最初の宿泊地、
千枚小屋まで登ります。
荒川三山縦走
前日 出発
一日目 椹島 〜 千枚小屋
二、三日目 千枚小屋 〜 荒川三山 〜 赤石岳 〜 赤石小屋 〜 椹島
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