Golden Triangle Excursion(その2)

Golden Triangle Excursion(その1)

では、ミャンマーのタチレクに行って来ました。

これから、タイのチェンセンの旧市街に行き、
その後、ラオスのドンサオに向かいます。







チェンセン(Chiang Saen @ Thailand)
こんな風景を見ながら、


メーサイからチェンセンに向かいます。

タイと言えば、米の輸出世界一、
どこに行っても田んぼがあります。






 Wat Phra That Chedi Luang
やって来たのは、
チェンセンの旧市街にあるお寺、


Wat Phra That Chedi Luang

14世紀末に立てたれた、仏教寺院らしいです。
16世紀半ばの大地震で倒れたのですが、
1992年にユネスコと日本の援助により再建され、
今に至ってるようです。


でも、今日も工事をしていました。
おばちゃん、上ってます。


こちらでよく見る竹の足場とハシゴ。
怖くないのでしょうか?
高所が苦手な私には考えられません。




そして、こんな看板が。


2011年3月24日、
先に行ったタキレック近郊がマグニチュード6.8の大地震に襲われ、
このお寺も大きな被害にあったようです。
その復旧工事をしているようですね。


東日本大震災が同じ年の3月11日、
この時期地球全体が暴れたのでしょうかね。





本堂も復旧工事中、


と思ったのですが、
工事はしていません。


近くの人に聞いてみました。

私   「今日は工事しないの?」
近くの人「工事は先週終わりました」
私   「終わってないやん」
近くの人「お金が終わったんです」

タキレックのお寺と同じで、資金切れだそうです。




御本尊様は入っていましたが、


 心なしか、寂しそうです。
 お一人ですからね。






メッチャ大きな木があります。


こちらでは、
大きな木には神様が宿ると考えられており、
信仰の対象なんです。




木と言えば、
お寺の境内には、こんな立派な木が。


これ、全部チークの木です。

ここ、ゴールデン・トライアングルは麻薬・覚醒剤で有名ですが、
このチークの産地としても有名なんです。

今回のホテルも木材は殆どチーク、
先のタキレックのお寺もチークで出来ていました。




このチーク、


葉っぱが異常にデカイのが特徴で、
耐久性や耐水性に優れ、しかも病害虫に強いと言う、
非常に優れた木材です。


イギリスは、このチークが欲しくて、
ビルマを植民地にしたくらいですからね。
(勿論、それだけではありませんけど)




ビルマ(ミャンマー)のチークは、
イギリスが来る前は、王様のモノ。
イギリス植民地時代は、イギリスのモノ。
そして、独立後は、国家のモノ。
すべてのチークは、国家のモノ 。たとえ、庭に生えていても、、、
らしいです。







 昼飯
14時、
さすがにお腹がすいたので、お昼を食べることに。




やってきたのは、


先のお寺の近くのこのお店。





で、
こんなもん、行ってみました。


バミー。
日本のラーメンの麺に似ている小麦が原料の卵麺です。



「マイ・ペッ(辛くしないで)」

と言ったのですが、
十分辛かったですよ。
まぁ〜、
日本人とタイ人では、辛さの基準が違うので仕方ありませんが。






キッチンを覗いてたら、




おばちゃんが、

「こっち、こっち」

って、呼んでます。

行ってみると、


何やら揚げてます。


それが、











これ。



おばちゃん「アロイ・マーク・マーク(メチャメチャ美味しい)」
おばちゃん「キン・カーウ(食べて)^^」

って。


私、これ知ってるんですよ。
以前、バンコクにいる時に食べたことがあるんです。

何かお分かりでしょうか?






日本では、「竹虫」
英語では、「Bamboo Caterpillars」


竹に巣くう体長3センチほどの細く小さな蛾の幼虫なんです。





ビジュアル的にはかなり厳しいものがありますが、
味は「マーク ・マーク(メッチャ)」は大げさとして、
「アロイ(美味しい)」ですよ。

一言で言えば、柔らかいナッツのような風味ですね。




皆さんももし機会があれば、お試し下さい。
日本でも手に入るようですから^^




竹虫も食ったので、
次の目的地、ラオスのドンサオに向かいます。







ドンサオ(Don Sao @ Laos)
ドンサオはチェンセンの対岸。
なので、船で行きます。




チケットを購入。





船が並んでいますね。


こう言う船を

「ロング・テール・ボート」

と言い、東南アジアの川では多く見かけます。





今日は、このボートです。


エンジンは車用、燃料はLPガス、
まさにタクシーです。


勿論、ギヤボックスなどはありません。
エンジン直結のシャフトでプロペラを回します。

タキレックのツクツクもシャフト駆動だったのですが、
あちらは、非力なバイクのエンジン。
こちらは、車のエンジン、馬力が違います。

バンコクのチャオプラヤ川にいるやつなんか、
2000ccクラスの大エンジンを積んでいますが、
ここはそこまでは大きくないようです。






 では、ドンサオ目指して、


出航。





メコン、
川ですが、大河。
結構波があるんです。

そこを、
車のエンジンを積んだ超軽量のボートが高速で走ります。
底が平らで、殆ど飛んでる状態、結構スリルあります。

時々、他の船の波に絡まれてチンする時もあるとか^^;






こんな、


ボートハウスを見ながら、
走ること10分弱、


ドンサオの船着場が見えて来ました。





上陸です、


ドンサオ@ラオスに。






Welcome to LAOS Done Sao

って、書かれてますが、
何か変だとは思いません?


さっきのチェンセンはタイ。
ここはラオス。

なのに、パスポート・コントロールもイミグレもありません。
勝手に出国、入国しましたよ。



このドンサオ、
一応はラオス領なのですが、
メコン河の中にある中洲(島)で、
ドンサオ島と言う島でして、

 パスポートもVISAも必要ないんです。



でも、
あるのは20軒くらいのお土産屋さんだけですけどね。






ちょっと覗いてみました。




バッグ屋さん、


見事なまでのパッチもんです。

























宝石も売ってるようですね。


「 ビルマ(ミャンマー)の翡翠の卸売りと小売マーケット」
と書かれています。
まぁ〜、ミャンマーは翡翠の産地ですからね。
でも、本物なのでしょうかね?


ちょっと行ってみました。


お客さんは中国人、納得です。


このドンサオ、
お客さんの70%は中国人、
20%がタイ人、ミャンマー人、
残り10%がその他の国の人と言う感じでしょうか?



まぁ〜、
殆どがコピー製品で、
殆どが中国製だと思います。

それを買いに中国人が来ると言う、仕組み。
どうなんでしょうかね。





殆ど、
このラオスで作られてる物は無いように見えるのですが、


この帽子はラオス製かも。
この当たりの少数民族がかぶってる帽子です。

かなりそそられたのですが、

「どこでかぶるんだ」

と言う神の声が聞こえたのでやめときました。






ポストがあります。


ここから投函すると、ラオスの消印で送られるそうです。
まぁ〜、当たりまえですが。

外人さん(ヨーロピアン?)が投函してましたが、
いつ届くのでしょうかね?






お約束の、


ワンコもおります。




お休みは日陰で。







そんなドンサオですが、
ここの名物は、これだそうです、、、





















ホテルへ
ドンサオの滞在時間、20分。
ホテルへ戻ります。
勿論、ボートで。




魚取りしているおっちゃんを眺めながら、
出航。






帰りもバンバン飛ばします。





これは、


ラオスにあるカジノです。

この先にはミャンマー領の島があるのですが、
そこにもカジノがあるそうです。
お客は殆どが中国人だそうです。






こちらは、


タイにある、ゴールデン・トライアングル・パーク。

大きな金色の仏様が船に乗ってますね。
ここは明日、帰りに寄ってみたいと思います。






メコンから、


支流のルアック(Ruak)川に入ります。

右側の陸地はミャンマー、左がタイ、
川の真ん中が国境です。

そして、この先には、
午前中に行ったメーサイやタキレック@ミャンマーがあります。







見えて来ました、


ホテルの船着場。





ここからは、


歩いてホテルに戻ります。






その他の写真は↓↓↓を。









朝10時にホテルを出発して、
ホテルに戻って来たのが16時。


6時間で3カ国を回って、
行って帰って来ると言うチープな小旅行でした。

何もこれといって見るものはありませんが、
体験と言う意味では、ありかもしれませんね、
ゴールデン・トライアングル 3カ国トリップ。







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