Golden Triangle Excursion(その1)

2日目。
今日のアクティビティーは、

Golden Triangle Excursion
(ゴールデン・トライアングルへの小旅行)


ちょっと長くなりそうなので2回に分けて、

(その1)では、ミャンマーの タチレクを。
(その2)で、タイの チェンセン、とラオスのドンサオを。








タチレク(Tha Chi Leik @ Myanmar)
最初にやって来たのが、
ミャンマーとの国境の街、メーサイ(Mae Sai)



正面に見えるのが、


パスポートコントロール。


ここから、
一旦タイを出国して、ミャンマーのタチレクに入ります。


ミャンマー内を自由に移動できるのは空路入国のみです。
この場合、日本人はビザが必要になります。

でも、このメーサイから入る場合には、
滞在日数、移動可能範囲は制限されますが、ビザは必要ないそうです。




と言うことで、ここで出国手続きを行います。


外人(タイ人以外)用のパスポートコントロール。


でも、ちょっと、問題が。
タイを出国するさいには、
入国時に書いた出国用のイミグレーションカードが必要なんです。
ですが私、そのカードをどこかで無くしてしまったんです。

どうしましょうか?
って、イミグレの人に聞くと、

イミグレの人「帰って来る時に、新しいイミグレカードを書いて下さい」
私     「それだけ?」
イミグレの人「はい」


超簡単なんですね。
イミグレカード、いらないのでは ^^





パスポートコントロールを抜けると、


ニュートラル ・ゾーンで、橋があります。

橋の下は、


当然、川が流れてます。
川って言うか、ドブ川です。

このドブ川の真ん中が国境だそうです。
左側がタイ。
右側がミャンマーです。





この写真、何かわかります?


車が車線をはみ出してます。
人も道を横断しています。


タイは、日本と同じ「 車は左側通行、人は右側通行」です。
ところが、ミャンマーは 「 車は右側通行、人は左側通行」です。

なので、
この ニュートラル ・ゾーンで、
車も人も車線をチェンジしているんです、適当に。





この先に見えるのが、


ミャンマーのパスポート・コントロール。


ここでは、
個室に入り、日帰りかどうかを確認され、500バーツ払うと、
パスポートに入国印と出国印を押してくれます。
担当の人、2人いましたが、皆さんとても親切でした ^^


左下が入国スタンプ。
その右が出国スタンプ。
右上が、先のメーサイでの出国スタンプ。
出国スタンプには今日の日付と「Left for MAE-SAI」って書かれてます。
今日、ここから出国することが絶対なんですね。


ネット情報では、
ここで、写真撮影を行い、エントリーパーミットを発行してもらい、
パスポートを預けたと言うような話も書いてありましたが、
私の場合は、パスポートを返してくれました。
システムが変わったのですかね。

まぁ〜、この日も多くの人が並んでたので、
そんな面倒なことはやってられませんよね。




しかし、


ミャンマーの文字、
丸くて可愛いですね^^





ミャンマーのパスポートコントロールを抜けると、


ツクツク軍団が待機しています。

こちらのツクツクはカンボジアやラオスと同じバイクですね。




このおっちゃんに決定。



では、


スタート。

初ミャンマーです。




走りだして、気がつくのは、
タイとミャンマーの歴然たる経済力の差。

メーサイ@タイの街は舗装され、新しい車が多く走っています。
それに比べこの街は、
埃っぽくてデコボコ道を走る車両はポンコツバイク、
自動車も相当古いものばかり。

タイも何十年前はこうだったんでしょうかね?





どうでもいいことですが、
こちらのツクツク、


シャフト駆動です。
ただバイクで牽引してるんではないんですね。
しかし、エンジンが非力。
チョットした上り坂なると、止まりそうになります。






 シュエダゴン・パゴダ
そんなツクツクに乗って、
最初にやってきたのが、


シュエダゴン・パゴダ

この街のシンボルらしいです。

後で調べたのですが、
これは、ヤンゴンにあるシュエダゴン・パゴダのコピーらしいです。




ここからは、


街が一望出来ます。
遠く向こうに見える山はラオスらしいです。





真ん中の塔は丸いのですが、
その外側は8角形で、


その各辺には、
それぞれ違う形の神様(仏様?)がおられます。


よく見ると、


こんな感じで、
金色のオケの中に金色の神様、
その後ろには巻貝を持った神様、
そして、手前には動物。

動物や後ろの神様の形は違うのですが、
8体とも全て同じパターンです。




お参りのしかたですが、
まず、花と線香を用意します。

花と線香、
このお寺に入ると、ほっぺに白い白粉(タナカと言うらしい)
を塗った中学生くらいの女の子が売っています。

値段は20バーツ。
この街、ミャンマーですが、通貨はタイバーツです。
言葉もタイ語でOKです。


花と線香を買うと、その子が、

「貴方の生まれた日の曜日は何曜日?」

て聞きます。

普通、自分の生まれた日の曜日なんてしりませんよね。
少なくても日本人は^^;

でも、心配いりません。
生年月日/曜日 早見表があるんです。

誕生日を言うと、

「貴方の曜日は月曜日です」
「○X△⬛︎にお参りします」

と言って、日傘を差しかけてくれ、
ここに連れて来てくれました。


この神様が「○X△⬛︎」のようです。

つまり、8辺におられる神様は、
それぞれの曜日を担当してはるんですね。

って、いやいや、
一週間は7日やろ。
それとも、ミャンマーでは8日あるんでしょうか?
う〜ん。




で、参拝の方法は、

  1. 線香に火をつけ、三回拝み、
  2. 花と線香を供え、
  3. オケの中の水をすくって、真ん中の金色の神様に3回かけ、
  4. 後ろの神様が持ってる貝に2回かけ、
  5. 最後に前の動物に1回かえます。

ちなみに、写真では切れてますが、私の担当の動物は虎でした。

女の子「虎はいいのよ」

何がいいのかわかりませんが。



その後、定番のお土産攻撃があったのですが、
しっかり防戦しときました。






 少数民族の住む路地
次にやってきたのが、ここ、


少数民族の人たちが暮らす路地です。

ミャンマーと言えば、いろんな民族の集合国家。

後で調べてみたら、
大きく8つの部族、全体で135もの民族が存在するらしいです。

今でも◯◯独立軍やXX民族解放軍などと言った組織が、
現政府と対立していますからね。


ここに住む人達は△△族(覚えれませんでした)で、
ルーツは中国やモンゴルなど、北の民だと言ってました。





家は高床式で、


竹で出来ています。


なぜ高床式かと言うと、
川が氾濫するからと言ってました。
あのドブ川が氾濫するんでしょうかね?



赤ん坊が寝ています。

昼間は暑いので、下で生活し、
夜は家の中で寝るそうです。




ふ〜ん、って見てると、


後ろにおばちゃんが、
ピーナッツと手芸品を持って立っています。


おばちゃん「イープン(日本人)?」
私    「チャイ(うん)」


決して裕福な生活をしているとは思えませんが、
着る物も洗濯され、清潔そうです。

話してみると、
メチャメチャ、物腰の柔らかい、優しいおばちゃんだったので、
ピーナツ買いました^^

ミャンマーの人、皆さんいい感じです。





ピーナッツを食いながら歩いていると、


ピーナッツの選別をしていました。
ベトナムもそうですが、
ここミャンマーでもピーナッツはお手軽な収入源なんでしょうかね?






さらに進むと、
お食事中でした。


と思ったら、
ここは食堂だとか^ ^;


麺屋さんです。
ベトナムと同じ米粉から作る麺のようです。
食べてみたい気になったのですが、チョット遠慮しました。
なんせ、
17時までにパスポートコントロールを抜けないと閉まってしまうので。
こんなとこで、病院送りになる訳にはいきません^ ^;






路地の出口(入口?)に井戸がありました。


この地域の人達が共同で使ってるそうです。
炊事、洗濯、トイレ等全てをこの井戸に頼ってるらしいです。
でも、乾季になると水が枯れると言ってました。

最近は水道も出来たそうですが、
安定して出ないそうで、
しかも有料なので、使い難いそうです。






 なんとかパゴダ
少数民族の暮らす路地を抜けると、


こんなお寺に出ました。

名前は聞いたのですが、忘れました。



このお寺、十文字に建てられてるようで、


横から見ると、こんな感じです。

タイ北部やラオスのお寺に見られる物と同じで、
屋根が重なった構造をしています。




街の貧弱差に比べて異様に立派なお寺です。





では、


中に入ってみましょう。




十文字の建物の中央には、
ご本尊様でしょうか?


金ピカピカの仏様が祀ってあります。

金ピカは良いのですが、
その周りのLEDの電飾は何とかならんでしょうか?
ベトナムの中華寺も電飾キラキラなんですが、
この感覚はどうも日本人には合いません。




柱も、


金ピカです。

でも、
金ピカは十文字の1つのエリアだけなんです。
他の3つエリアは、


金ピカではありません。
 なぜ? って聞いてみました。

「お金が無いから」

だそうです。
最終的に建物内を全て金にする予定だそうです。


完成はバルセロナのサグラダ・ファミリアより遅れますね。
って言うか、完成するのでしょうか?


しかし、使ってる木材は全てチークで、
それはそれで、結構凄いと思うのですけどね。






外に出てみると、


こんなワンコ達が。

ゴールデンです。
たいていのお寺にはワンコが住み着いているのですが、
ゴールデンは初めてみましたよ。
さすが、全部の金ピカを目指すお寺、ワンコもゴールデンです。



私を見ると寄って来たので、
先ほど買ったピーナツをやると、


見向きもしません。

「なにぃ〜、これ」って顔してます。

普段、よっぽどいい物食ってるんでしょうね。






 市場
タキレック最後は市場です。


この道沿い、
及びその両側の路地にいろんなお店が並んでいます。

場所は、
タキレックのパスポートコントロールを抜けるとすぐ右側です。




売られているものはパッチ物のバッグやタバコ、酒類、DVD等。
タイの市場のどこでも売ってるような物です。

一般的な日本人では買いたいと思うような物は無いと思います。




でも、この市場には毎日多くのタイ人が国境を越えて買い物に来るそうです。
理由は、この市場はTax Freeなんです。

例えば、輸入のお酒など、
タイでは高い輸入税がONしているのですが、
ここでは、その輸入税がONしていないので安いそうです。



DVDを見ていたら、
お店のお兄ちゃんが声かけて来ました。

私    「これ、コピー?」
お兄ちゃん「マスターコピー (‾へ‾)」







タイに再入国
市場を抜けて戻って来ました、


タキレックのパスポートコントロール。

ここでは、既に出国のスタンプが押されてるので、
なにもせずにスルー。


で、
こちらが、


メーサイ@タイのパスポートコントロール。

ここで、
タイ入国時に紛失したイミグレーションカードを再度記入し、
出国用のカードをもらいました。



そして、
戻って来ました、

メーサイ@タイ。

街の様子がタキレックとは大夫違いますね。







すみません、
長くなったので、今回はこのへんで。

チェンセン(タイ)、ドンサオ(ラオス)は
次と言うことで。






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