爺ヶ岳から望む鹿島槍ヶ岳 |
朝2時、
目が覚めます。
昨日は、
7時に寝たので、
7時間ですか。
良く寝ました。
今日は、
朝ーで鹿島槍にピストンし、
その後、
扇沢に下山します。
結構距離あるのですが、
大丈夫でしょうかね?
予定では、
4時にテン場をスタートするつもりだったのですが、
もう一度寝ると、
起きれそうに有りません。
なので、
少し早いですが、
3時にスタートすることにしました。
で、
寝起きのコーヒー、
と思ったのですが、
コーヒーを忘れて来ました。
今回は、
忘れ物は無いと思っていたのですが、
やっぱ、
何か忘れてますね。
なので、
スープ。
さすがに、
この時間には何も食べれません。
冷池山荘のテン場 ⇄ 鹿島槍ヶ岳
一旦山荘まで下って、トイレに行き、
あらためてテン場を、
スタート(03:00)
当然、
周りは真っ黒。
冷池山荘のテン場 〜 鹿島槍ヶ岳山頂
スタートして、振り返ると、
大町の灯りが見えます。
しかし、
手持ちでは無理。
ブレブレです。
と言うことで、
写真は諦め、
登りに専念します。
で、
鹿島槍山頂(04:30)
1時間半で着いちゃった。
この時間は、
暑く無いし、
空身ですから、
快調に歩けます。
しかし、
まだ少し早かったようです。
当然、
誰もおりません。
鹿島槍山頂、
ひとりぼっち。
10分ほどすると、
東の空が明るくなって来ました。
で、、、
き、、、
キタ━━━━━━━(☆∀☆)━━━━━━━!!!
ベタですみません m(_ _)m
鹿島槍山頂でご来光独り占め。
しかし、
この感動を共有できる人がいないのは、
チョット寂しかったり。
山頂のケルンにも朝陽が当たって来ました。
そのケルンの向こうにある、
剱や立山にも。
そして、
今まであまり見えなかった、
周りも見えて来ました。
後立山連峰の主稜線。
昨日、今日と登って来た登山道が見えます。
登山道上には冷池山荘や、
北峰、中峰、南峰の3峰からなる爺ヶ岳。
その向こうには、
種池山荘も見れます。
中央奥には槍ヶ岳の姿も見えていますね。
その槍をズームすると、
雲がすごいことになっています。
滝雲ってやつですかね、
流れ落ちてますけど。
一度、
現物を間近で見てみたい。
忘れてましたけど、
このお山、
双耳峰なんですよね。
今いるところが、
南峰。
そして、
こちらが、
北峰。
行ってみようかと思ったのですが、
今回はパス。
なぜかって?
シンドいし、
面倒臭そうですもん(笑)
そして、
北峰の向こうには、
奥には、
白馬岳も見れますが、
なんと言っても、
ここは八峰キレットですよね。
こわ〜。
鹿島槍ヶ岳山頂 〜 冷池山荘のテン場
結局、山頂に1時間程いたでしょうか。
そろそろ、
下山します(05:22)
昨日は、
雲がかかって見えなかった剱や立山も、
今日はバッチリ見えてます。
あれっ?
ここ何?
地図を見ると、
布引山(2683m)だそうです。
なるほど。
登る時は、
巻いたんですね。
暗くて、
全然気がつきませんでした。
テン場に戻って来ました。
あらら、
1張りしか有りませんね。
昨晩は、
10張りくらいあったのですが、
皆さん、
既に出発されたんですね。
そして、
下山完了(06:25)
って、
本当の下山はこれからなんですけどね。
しかし、
重力に任せて落ちて来たら、
1時間で着いちゃいましたね。
で、
下山する訳ですが、
その前に、
朝ごはん。
今日は、
ネギ玉。
元え、
ネギラーメン。
ネギの下はラーメンね。
ラーメンを食べ終え、
チャチャっとテントを撤収し、
『待ってろよ剱、
いつか行ってやるから』← 無理無理(神の声)
冷池山荘テン場 〜 扇沢駅
それでは、扇沢に向けて、
下山スタート(07:45)
冷池山荘テン場 〜 種池山荘
テン場をスタートし、サクッと下って、
冷池山荘(07:52)
小屋を見ると休憩したくなりますが、
ここでは休憩なしで進みます。
まだ、
10分も経っていませんからね。
山荘の横にある、
これが、
冷池ですか?
池と言うより、
水溜りのような(すいません)
冷乗越(08:05)
ここから、
爺ヶ岳に向けて登る訳ですね、
下山なのに。
爺ヶ岳の登りに振り返って見ると、
目の前に、
鹿島槍が迫ってきます。
昨日は、
雲の中だったのですが、
今日はバッチリ。
確かに、
猫耳ですね。
しかし、
このような二つの峰を持つ山を双耳峰って言いますが、
二つ別々の山ではないのですかね?
今いる爺ヶ岳は三峰ですが、
三つの別の山ではないのですかね?
「山」の定義って、
なんなんでしょう?
だいぶ登って来ましたね。
冷池山荘や、
テン場がかなり小さくなりました。
今日は、
昨日と違って、
とても良い天気なのですが、、、
昨日も暑かったのですが、
今日は、
それより暑い ><
と言うことで、
岩にもたれて一息入れます。
鹿島槍に登った時は、
まだ陽も出てなくて、
涼しくて良かったのですが、
陽が出てくると、
メッチャ暑い。
稜線で、
この暑さなので、
柏原新道の樹林帯はどうなることやら、、、
中峰山頂分岐(09:04)
ここで、
マジ休憩します。
暑さ対策の方法を思いつきました。
それは、、、
キャディさんスタイル(笑)
これが、
思いのほかヒット。
結局、
扇沢駅までこの格好でした。
これからは、
これやね、
チョット恥ずかしいけど。
爺ヶ岳南峰への登り。
まだまだ登るのね。
南峰山頂分岐(09:26)
もちろん、
登りません。
おっ!、
種池山荘が見えて来ましたよ。
そして、
ここからは、
下り。
もう、
登りはありません。
『よっしゃ〜』
種池山荘が大きく見えてきましたよ。
で、
種池山荘(09:54)
もちろん、
休憩します。
本当なら、
プシュ〜って、
いきたかったのですが、
まだまだ先は長いので、
別のプシュ〜を。
隣のマフィンは、
持参した豚のハチミツ煮を挟んだもので、
昨晩作っておいたんです。
結構マメやん、
俺(笑)
種池山荘 〜 柏原新道登山口
マフィンを食べ終え、扇沢に向けて、
下山スタート(10:25)
柏原新道を下って行くのですが、
昨日登ってるので、
イメージは出来ています。
樹林帯の中は暑いだろうと思っていたのですが、
思ってた程暑くなく(暑いけど)、
なんとか歩けます。
それに、
時間も早いので、
チンタラチンタラ下っていきます。
で、
石ベンチ(10:59)
昨日もここで休憩したのですが、
今日もここで休憩。
なぜか、
ここ、
涼しい風が吹いてるんですよね。
休憩を終え、
またまた、
チンタラチンタラ下って、
ケルン(12:03)
ここでも休憩。
そして、
下りて来ましたよ、
柏原新道登山口(13:15)
休憩も沢山取り、
メッチャのんびり下りて来たのですが、
種池山荘から2時間と50分ですか。
やっぱ、
下りは楽で良いですね、
足にはこたえるけど。
柏原新道登山口 〜 扇沢駅
登山口で、タバコ休憩をし、
扇沢駅を目指して、
スタート(13:22)
忘れていたのですが、
ここから、
扇沢駅まで、
登りなんですよね。
これが、
地味にシンドい ><
しかも、
引っ切り無しに、
車が通るので、
カッコ付けて歩くので、
これまたシンドい ><
もうジイさんなので、
カッコなんか付けなく良いのですが、
なぜか、
カッコ付けちゃうんですよね、
キャディさんスタイルで(笑)
で、
やっと着きました、
扇沢駅(13:35)
無事、
下山完了です。
冷池山荘のテン場から5時間と50分、
鹿島槍の登りから言えば10時間と35分ですか。
長かった〜。
で、
お約束の、
プシュ〜。
美味い!
駆けつけ2本いっちゃいましたよ。
この後、
信濃大町行きのバスに乗り、
信濃大町から名古屋まで「しなの」、
名古屋から新神戸まで新幹線を乗り継いで、
無事、
9時に神戸の家に着きました。
今回は、
下山後にお風呂に入れなかったので、
同乗者の皆さんはかなり臭かったと思うのですが、
申し訳ない。
一応服だけは扇沢駅で着替えたんですけどね。
振り返って
- 扇沢〜爺ヶ岳〜鹿島槍のコースは、言われてるように比較的簡単で、危険なとこも無く、私のようなビビリ&ヘタレなおっさんでも十分登れるものでした。ただし、距離はそこそこあるので、日帰りは無理だと思いますが。
- 爺ヶ岳までなら日帰りも可能だと思います。爺ヶ岳からみる鹿島槍の姿は素晴らしいです。
- 柏原新道は、思ったよりキツかったです。暑かったですしね。
- 冷池山荘のテン場は、山荘から離れていますが、剱や立山が目の前に見えてロケーション的には良いです。
- 冷池山荘のビールはキリンです。
- 公共の交通手段で行った場合、下山後のお風呂がないですね。バスかタクシーで、大町温泉郷まで行き、入浴後は再びバスかタクシーで信濃大町まで行くことになると思います。
こんなとこですが、
一つ悔やまれるのが、
北峰に行かなかったこと。
今考えると、
なぜ行かなかったんやろ。
次回来た時には、
必ず北峰にピストンしたと思います。
(いつになるか分かりませんが)
これで、
今年夏の山行きの目標が一つ達成出来ました。
次は、
二つ目の目標を実行しますかね。
猫耳の鹿島槍に登ってきた
一日目 出発
二日目 扇沢駅 〜 冷池山荘
三日目 冷池山荘 〜 鹿島槍 〜 扇沢駅
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