白馬岳から小蓮華山に続く稜線 |
白馬三山と温泉巡りの旅、
四日目、
最終日。
今日は、
白馬岳に登り、
白馬大池を通って、
今回の最終目的地、
蓮華温泉に下山します。
まずは、
いつも通り、
目覚めのコーヒー。
白馬岳頂上宿舎 〜 蓮華温泉
いつもは、コーヒーの後は、
ご飯を食べるのですが、
今日は無し。
チャチャっとテントを撤収し、
テン場を出発します(05:10)
白馬岳頂上宿舎 〜 白馬山荘
白馬岳頂上宿舎のテン場をスタートし、振り返ってパシャ!
今日は、
昨日と違って風もなく、
絶好のハイク日和になりそうです。
で、
やって来たのは、
白馬山荘(05:30)
目的は、
もちろん、
ここ、
スカイプラザ白馬。
ここは、
朝5:15から喫茶を開いてると言うのは、
昨日確認済み。
今日朝ご飯を食べなかったのは、
ここで、
食べるためなんです。
中は、
さすがに空いてます。
で、
頂いたのは、
パンケーキとコーヒー。
喫茶は、
飲み物とケーキなのですが、
ケーキの中にパンケーキがあったのも、
昨日確認済み。
パンケーキ、
普通に美味しいです。
でも、
ホットケーキじゃ無いの?
いつから、
パンケーキになったんやろ?
※ 後から知ったのですが、
前もって予約をしとけば、
チャンとした夕食、朝食が食べれるそうです。
白馬山荘 〜 白馬岳
パンケーキを食べ終え、白馬岳山頂を目指して、
スタート(06:05)
で、
サクッと、
白馬岳山頂(06:20)
今日は、
昨日と打って変わって、
風も無く、
展望も良くて、
杓子岳や白馬鑓ヶ岳、
そして、
剱や立山が見れます。
今日は、
えぇ〜感じやと思ったのですが、
ここで、
トラブル発生。
カメラのレンズがおかしくなったんです。
ピントが合わない。
色々試したのですが、
ダメ。
まぁ〜、
予備のレンズは持っていたので、
レンズを交換し、
カメラとしては事無きを得たのですが、
このレンズが長めの望遠レンズでして、
ちょっと携帯性が悪いですよね。
でも、
仕方ありません。
白馬岳 〜 白馬大池
ちょっと、カメラで時間を使ってしまいましたが、
下山開始します(06:35)
ですが、
今日は土曜日で、
メッチャ人多い。
至るところで、
渋滞発生。
とにかく、
団体さんが多かったですね。
正面に小蓮華山が見えています。
中々、
素敵な稜線ですね。
でも、
渋滞で、
中々進めませんが。
三国境(07:10)
ここは、
新潟、富山、長野の県境で、
その名前が付いているそうです。
ここで、
前を歩いてた団体さんが休憩に入ったので、
やっと前が空きました。
で、
気合いを入れて進んだら、
なんと、
雪倉岳の方に行ってしまい、
途中で気がついて、
再びここまで戻り、
あらためて、
小蓮華山を目指そうとしたら、
先に休憩してた団体さんも出発 ┐(´~`)┌
今日は、
そんな日みたいですわ。
まぁ〜、
ノンビリ行け、
と言う事ですかね。
小蓮華が大きく見えてきました。
後少し。
で、
小蓮華山山頂(07:50)
割と地味な山ですが、
このお山、
標高2,766mで、
新潟県の最高峰ですからね。
しかし、
人多い。
ちなみに、
ここにいる人の約半分は、
K国の人ですから。
まぁ〜、
元気元気。
ケンカしとるんちゃうか?
って言うくらい元気。
と言う事で、
ここも休憩なしで、
次進みます。
休憩したい。
小蓮華を過ぎて、
少し進むと、
前方に池が見えて来ました。
あれが、
白馬大池ですかね。
まだ、
かなりありますけど。
途中振り返ると、
白馬、唐松、五竜、
そして、
双耳峰の鹿島槍等、
後立山連峰の主峰が見渡せます。
正面のピークで休憩します。
シンドいと言うより、
ニコチン切れです。
で、
そのピークが、
船越ノ頭(08:30)
が、
しかし、
こんなとこを必死に下って、
さらに登り返したのですが、
ここもK国の皆さんに占領されていました。
と言う事で、
ここも休憩無しで次進みます。
もうこうなったら、
白馬大池まで行ってやる(怒)
白馬大池、
そして白馬大池山荘が大きく見えて来ました。
ですが、
この坂を雷鳥坂と言うそうですが、
この雷鳥坂が地味にシンドかったです。
思った以上に、
距離があるんですよね。
そして、
白馬岳を下山開始して2時間半、
着きました、
白馬大池山荘(09:05)
やっと休憩です。
って言うか、
タバコが吸えます。
『ふぅ〜』
ここのテン場も良さげですね、
暑そうやけど。
白馬大池 〜 蓮華温泉
タバコを吸い、行動食を食べ、
十分に休憩をとり、
今回の最終目的地、
蓮華温泉を目指して、
スタート(09:25)
真っ直ぐ登ると小蓮華、白馬で、
先に下ってきた道です。
右に行くと蓮華温泉です。
この道標には、
蓮華温泉まで2時間と書いてありました。
まぁ〜、
大した事ないわ、
って、
思ったのですが、、、
直ぐに樹林帯に入ります。
いつも思うのですが、
下りの樹林帯は辛い ><
樹林帯なので、
展望は無い、
風も無く暑い。
更に、
登りでは、
「登る」と言うモチベーションがあるのですが、
下りは、
「帰る」、「終わり」と言う、
負のモチベーション(モチベーションとは言わないけど)が働き、
気合いが入りません。
右足、
左足を機械的に出して、
下って行きます。
白馬大池から蓮華温泉まで、
2時間程らしいのですが、
丁度中間に天狗の庭と言う場所があるので、
そこで休憩をします。
で、
その、
天狗の庭(10:25)
大池から丁度1時間ですね。
ここは、
樹林帯の切れ目で、
朝日岳や雪倉岳が望めます。
でも、
日陰がないので、
暑い。
休憩を終え、
少し下ると、
また、
天狗の庭。
天狗の庭って、
二箇所あるの?
って、
思いながら更に下ってると、
また、
天狗の庭(写真無し)。
結局、
天狗の庭は三ヶ所ありました。
もし、
天狗の庭で休憩されるなら、
二番目をお勧めします。
展望も有り、
日陰もありましたから(時間によりますけど)
天狗の庭を過ぎると、
また、
樹林帯に入ります。
そして、
見えて来ました、
蓮華温泉の赤い屋根が。
でも、
ここからが、
地味に長い。
下って、
下って、
下って、
やっと、
着きました、
蓮華温泉ロッジ(12:05)
う〜ん、
天狗の庭から1時間半かかってますね。
地図では、
CTは1時間だったのですが。
相当ノンビリ歩いてたんでしょうね。
なんせ、
負のモチベーションですから(笑)
でも、
とりあえず、
無事下山完了です。
蓮華温泉
早速、お風呂。
三日分の汗と埃を洗い流します。
ここは、
山中のお風呂と異なり、
石鹸もシャンプーも使えます(用意されてます)
いやぁ〜、
気持ち良い。
風呂上がりは、
もちろん、
生。
そして、
お昼ご飯は、
カレー。
昔懐かしい、
婆ちゃんが作ってくれたカレー、
って感じで、
とても美味しい。
普通なら、
お風呂に入り、
ビールを飲み、
ご飯を食べたら、
それで終わるのですが、
ここ蓮華温泉はこれだけでは終わりません。
先の入ったお風呂は内湯ですが、
ここには、
外湯(露天)があるんです。
と言う事で、
露天に向かいます。
右の道は、
白馬大池に向かう登山道。
今下りて来た道です。
今回は、
左の道を登ります。
良く整備されてると言え、
山道。
しかも、
そこそこの急登。
せっかくお風呂に入って汗を流したのですが、
また汗をかいてしまいます。
ここの露天は、
4ヶ所あるのですが、
最初にやって来たのは、
三国一ノ湯。
が、
しかし、
お湯が無い。
こう言う事もあるのね。
気を取り直して、
更に登ったとこにあるのが、
仙気ノ湯。
正面中央です。
で、
この仙気ノ湯から、
更に登ったとこにあるのが、
薬師ノ湯。
ちょっと分かりにくいですが、
この土の部分を登った先の草むらの中です。
丁度、
女性が入ろうとしてる所です。
この薬師ノ湯は、
一番高台にあることから、
女性優先らしいです。
男性は絶対ダメと言う事では無いそうですが。
と言うことで、
薬師ノ湯の下にある、
仙気ノ湯に入る事に。
でも、
流石に人気の湯、
先客がおられました。
一人は、
蓮華温泉ロッジでバイトしてるお兄ちゃん。
一人は、
朝日岳から下山して来たオッちゃん。
残りは、
広島から、
長岡の花火見物に来て、
帰りに立ち寄ったオッちゃんグループ。
皆さん、
バラバラですが、
旧知の仲のように盛り上がっています。
やっぱ、
こんな大自然の中で、
裸になってお湯に浸かれば、
見栄も体裁も無く、
打ち解けますよね。
てな訳で、
私もお仲間に入れてもらい、
しょうもない話で盛り上がりました。
とても、
楽しかったです。
でも、
広島カープ、ブッチギリの話は、
少しムーってなりましたけど(笑)
後、
ここには、
黄金ノ湯と言う湯もあるのですが、
場所が少し離れていたので、
行っておりません。
あっ、
忘れてました。
とても素晴らしい蓮華温泉の露天なのですが、
一つ問題が。
それは、
アブ。
アブがメッチャ多いです。
なんせ、
こちらは、
完全無防備。
完全に、
彼らの餌場となっております。
この時期だけかもしれませんが、
行かれる方はご注意を。
って、
注意のしようがありませんが(笑)
露天から戻って来て、
再度、
生。
広島グループは、
これから車で広島まで帰ると言うことで、
ビールは無しでスイカを食ってました。
スイカを食ってる横で、
超美味そうに生を飲んでやりました。
広島カープ、ブッチギリのお礼です(笑)
ビールを飲み終え、
バス停に行くと、
バスが待っています。
定刻に出発。
お客さんは少ないです。
糸魚川
バスは、大糸線の平岩駅で半分くらいのお客さんを降ろし、
着きました、
糸魚川駅。
やけに浴衣ギャルが多いと思ったのですが、
この日は、
「糸魚川おまんた祭り」と言うお祭りのようでした。
「おまんた」って、
何なんですかね?
なので、
駅周辺のお店では、
屋台が出ています。
道もホコ天です。
そんなお祭りの中、
やって来たのは、
駅近くの、
志乃
お寿司屋さんです。
電車の出発まで時間があったので、
どうしても食べたかったんです、
魚が。
で、
頂いたのは、
おまかせ寿司。
その日に水揚げされた、
地場の魚を使ったニギリです。
これが、
美味い、美味い。
お値段?
なんと、
2,800円也。
大満足の志乃さんでした。
もちろん、
ビールとか焼酎とか飲んでね。
この後、
糸魚川から金沢を新幹線、
金沢から新大阪をサンダーバード、
新大阪から新神戸を新幹線と乗り継いで、
11時に帰宅。
で、
白馬三山と温泉巡りの旅、
終了です。
今回の旅を振り返って
コース
コース的には、良かったと思いますね。
今回、
山行きの時間としては(休憩含め)、
1日目:4:40
2日目:7:05(強風でかなり休憩してる)
3日目:6:55
なので、
朝早く出発すれば、
お昼には目的地に到着できます。
お昼には、
小屋に着くので、
小屋で食事が出来ます。
それに、
白馬鑓温泉小屋や白馬岳頂上宿舎では、
テン泊者でも、
夕食や朝食が食べれます。
と言うことで、
抱えて行く食料も減らす事が出来ます。
コース上、
鑓温泉の上部を除いて危険な場所も無く、
登山初心者でも、
十分歩けるコースですね。
鑓温泉の上部の鎖場も、
難易度は高くないので、
慎重に歩けば、
問題ありません。
ただ、
人気のコースだけに、
歩く人が多く、
渋滞や、
もしかしたら、
テン場の確保が難しいかもしれません。
温泉
今回のメインはやっぱ、温泉ですね。
白馬鑓温泉は、
白馬鑓ヶ岳の中腹2,100mに建つ温泉で、
500円払えば(小屋泊者は無料)、
1日中(朝は7:30まで)入れます。
夕日は見れませんが、
湯船に浸かりながら、
ご来光を拝む事が出来ます。
こんな体験は、
他では中々出来ません。
ここは、
登山では無く、
温泉目的で来る価値があると思いますね。
ただ、
小屋の営業期間が短いのがネックで、
今年は、
7/24 〜 9/26 の2ヶ月間だけだそうです。
蓮華温泉は、
内湯も良いのですが、
やっぱ、
外湯(露天)ですね。
周りに人工物は一切無く、
自然かつ開放感いっぱいの温泉は他にはあまり無いのでは。
大自然の中で、
裸になるのは、
癖になりますよ(笑)
ただ、
交通の便があまり良くなくて、
糸魚川、平岩 ー 蓮華温泉間の糸魚川バスは、
今の時期(7/14ー8/19)は毎日4往復運行していますが、
8/25ー10/14は土日祝日のみ2往復の運行です。
詳細は↓↓↓
糸魚川バス 白馬岳登山バス(蓮華線)
総括としては、
体力的にも技術的にも難しく無く、
余裕を持って歩く事ができ、
しかも、
野趣あふれる温泉まで入れて、
満足の山行きでした。
さて、
次はどこに行きましょうかね。
白馬三山と温泉巡りの旅
一日目 出発
二日目 猿倉 〜 白馬鑓温泉
三日目 白馬鑓温泉 〜 白馬頂上宿舎
四日目 白馬頂上宿舎 〜 蓮華温泉
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