チャイマット村 - ダラットを舐めてました

ダラットから東に9Km行った所にチャイマット(Trai Mat)と言う、
小さな村があります。

そこは、
ダラット駅から高原鉄道が出ていて、
その終点の村なんです。


ダラット駅(Ga Da Lat)




普通の観光客の皆さんは、
この高原鉄道に乗って、
ダラットの山並みを観ながら、
チャイマットを往復します。


でも、
私は別の目的でチャイマットに行くんです。






チャイマット村へ
現在、

朝の5時前。

これより、
バイクでチャイマット村を目指します。










ホテルを出発し、
走ること20分、
やって来ました、

チャイマットの村。

って、
すみません。
写真がうまく撮れなかったので、
スケッチで。






さて、
何をするために、
こんな朝早くから、
こんな小さな村まで来たかと言うと、、、







これを観たかったんです。

はい、
雲海です。



チャイマットでは、
上のソースのような雲海が観られるそうなんですよ。






が、
しかし、

いつ頃、
どこで、
どのような条件で観れるか、

の情報が一切無いんです。


上のソースを含めて、
ベトナム人スタッフにいろいろネットを調べてもらったのですが、
『綺麗』、『凄い』、『心が洗われる』
なんて感想ばかりです。


もちろん、
日本語の情報なんて無い訳でして、
とにかく行ってみようと思い、
やってきたんです。






でも、
どうみても、
この村から観た景色ではありません。

なので、
村を出て、
山の中に入ってみました。






なんと無く、
それっぽい景色がありました。

たしかに雲海らしき物は少し見えます。

上の雲が降りてきたら、
いい感じになりそうなのですが。



やって来た野良達と遊んで少し待ってみます。


 『オシリ カィィ〜ノ』← 寛平兄さん風に




『ナニカ タベルモノ ナイデスカ?』






陽が昇って来ました。

雲は下がるどころか、
上がっていきます。





もう少し待ってみようかとも思ったのですが、
チョット、
我慢が出来ません。





私、
ダラットを舐めてました。

こんな格好でバイクに乗ってる人は誰もいません。

って、
こんな時間に、
こんな山の中を走ってるバイクはいませんけど。



ちなみに、
現在の気温は、

これはダラットであって、
さらに標高の高い、
ここチャイマットはもっと低いと思います。



雲海は諦めました。
寒すぎます。






村のカフェ
温ったかい飲み物を求めてやって来たのは、

線路沿いのカフェ。






私      『カフェノン(ホットコーヒー)』
店のオバちゃん『エー?』

私      『カフェ  ノン(ホット  コーヒー)』
店のオバちゃん『ナニ?』



全然通じません。
ホーチミンなら通じるんですけどね。



そこで、
皆さんが飲んでるコーヒーを指差して、

私      『アレ』
店のオバちゃん『カフェ?』
私      『ウン』



そのカフェが、

こちら。
超濃いベトナムコーヒーです。






後からわかったのですが、

ホーチミンでは、
コーヒーは、
カフェノン(ホットコーヒー)と、
カフェダー(アイスコーヒー)が有るのですが、

ここでは、
そもそも、
カフェダー(アイスコーヒー)が無くて、
カフェノン(ホットコーヒー)しかないんです。

なので、
「カフェ」と言えば、
ホットコーヒーなんですね。



さらに、

テーブルにはポットが置いてあり、
中にはメッチャ熱いお茶が入っています。

ホーチミンでは冷たいお茶なんですけどね。






現在6時ですが、
多くの人がお茶を飲んでます。

皆さんの格好が凄い。
とても、
南国ベトナムとは思えません。




隣のオッチャンが、
私の格好を見て、

『サムイヤロ』

『ウン』







Chua Linh Phuoc
霊福寺
この村は高原鉄道の終点と言うだけで、
他には観光するような場所はありません。

唯一の観光スポットが、

CHUA LINH PHUOC

漢字で書くと「霊福寺」
お寺です。



まだ、
朝の6寺半だったのですが、
行ってみました。




 

このお寺、
なんでこんな小さな村にこんなのがあるの?
って、
言う感じで、

ド派手なんです。
なんでも、
ベトナムで一番派手なお寺だとか。






外も派手なんですが、




中も派手です。

柱には龍が巻きつき、
天井は晴天(若干雲がありますが)。

上座部仏教以外では絶対に見れない派手さです。






お寺の隣には、

このような庭園があります。
手前に見えてる物は何かおわかりでしょうか?

これ、
庭園を囲むように渦を巻く龍なんです。
とても一枚の写真に収まりません。

そして、
その龍の頭の下にはお釈迦さま?






さらに、
お寺の前には、
別の建物が3つあります。
霊福寺の1部なのかもしれませんが。



その1つがこちら。



こちらも、
中には神様が祀られており、

朝早くからお参りされています。






2つ目がこちら。



中には、

巨大な観音さま。

観音さまも凄いですが、
それを囲むように作られてる回廊が凄い。





そして、
最後の建物が、
こちら。

こちらも、
巨大観音さま。

これ、
高さが17mあるのですが、
何で出来てると思います?




これは、

ソース:Truyền thuyết và ý nghĩa hoa bất tử

「Bat Tu」 と言う花で出来ているんです。



「Bat」は漢字で「不」
「Tu」は「死」

不死の花なんです。
花を茎から取っても、
花はその状態を維持してる花なんですって。

ダラット名産の花らしいです。



なんでも、
この観音さまを作るのに、
700,000個の Bat Tu を使ってるとか。



ほんま、
やること凄いわ。





お腹が空いたので、
ホテルに帰って、
食事にします。

その後は、
ダラット近郊の滝を巡ってみたいと思います。






「ベトナムの軽井沢」と言われる、ダラットへ
「ベトナムの軽井沢」と言われる、ダラットへ
Crazy House - ベトナムにもガウディがいた
チャイマット村 - ダラットを舐めてました
滝巡り - 頑張って行ってみたけど、、、









0 件のコメント :

コメントを投稿