2日目、Buon Ma Thuot
バンメトートと言えば、象さんでしょう

ベトナム縦断の帰国旅、2日目。
バンメトート、2日目。



さて、
2日目です。


何しましょう?


とりあえず、
朝ご飯ですかね。

Coffee Resort Tuor の朝食。

麺は南部の名物麺、
フーティウ(Hu Tieu)です。






バンメトートと言えば、
コーヒーと象のイメージが有ります。

で、
ホテルのスタッフに聞くと、
ここバンメトートから北に行った「ブオンドン」と、
南に行った「ブオンジュン」と言う所に象がいるらしいです。

どちらも同じような距離だとか。

ならば、
今回の旅のテーマは「北上」なので、
北にある、
ブオンドンに行ってみることに。






1時間ですかね。

出発。






走り出して、
気がついたことが有ります。

  1. 道が広い
  2. バイクや車が少ない
  3. 皆さん、交通ルールを守る

特に3はホーチミンではありえません。
同じ国民とは思えませんね。






Google先生の言われるように行こうと思ったのですが、
やはり道を間違えました。

スマフォ片手にMapを見ながら運転するのは、
結構大変です。



こんなとこをショートカットして、
Google先生の指定の道に戻ると、



この標識が。

あってますね。





実際は、
18Km はブオンドン(Buon Don)と言う町(村?)までの距離で、
私の目的地は、
更にそこから20Km程先だったんですけどね。






ブオンドン
Buon Don
バンメトートのホテルを出発して、
1時間とちょっと、
着きました。

ブオンドン観光センター
TRUNG TAM DU LICH BUON DON






メイン通りなんですが、



なんか、
寂しいような、、、




看板には、
象さんがいるのですが。






お土産屋のオバちゃんに聞くと、
象乗り場は、

この先に有ると。






竹橋があります。



渡ろうとすると、
後ろから、

『アノイッ!』


おいおい、

『アノイ(Anh oi)』

ってのは、

男性(目上の人)を呼ぶ時のベトナム語やろ。

『エクスキューズミー』

って呼べよ。

そんなに、
ベトナム人に見えるかよ、
俺は。



まぁ〜、
『アノイ』に素直に反応する私もどうかと思いますが。






この竹橋は有料(3万ドン)でした。

橋渡るだけで 3万ドンも取るのかよ、
って思ったのですが、
この橋が結構凄い。






マングローブのような木の要所要所に、

板で出来た踊場?みないなのが有り、



これらの踊場は、



四方八方に伸びてる、
竹橋でリンクされてます。




一応、
One way の指定は有ります。



竹で出来てるので、
揺れる、揺れる。

高くはないので、
怖さは感じませんが、
結構歩くのは大変です。






酔っ払い状態で橋を渡ると、
有りました、

象さん乗り場。



乗り場は有りましたが、
象さんはいません。

って、
人もおりませんけど。




「終わったのか、
 ブオンドンの象乗りは」

って、
思ってしまいましたよ。






---
後から、
観光センターの人に聞いたのですが、
今日は平日で観光客が少ない。
更には、
私みたいにフリーで来る人はあまりいない。普通は、ツアー会社のツアーに参加する。ツアーに参加すると、ツアー会社から「何時、何人が行く」と連絡が入り、それに応じて象を用意する。


らしいです。
休日には、
観光バスが何台も来るそうです。

象乗りも、
先の乗り場だけでなく、
何箇所も有るそうです。






日が悪かったですね。

もし、
ここに来られるようであれば、
ツアーをおすすめします。



ただ一頭だけいた象さんも暇そうでした。






と言うことで、
そろそろ引き上げますか。

って、
その前に昼ごはんを。






昼ごはん
やって来たのは、
先の竹橋の中間に有る、


こちら。

川の上に出来てるので、
日本で言えば、
川床ってとこでしょうかね?

清涼感はありませんが。






 かなり広いんですが、



お客さんは殆どいません。
やはり、
平日は少ないんですね。






そんな川床で、
こんなもんいってみました。

コムラム(Com Lam)

もち米を竹に詰め、
その竹を火の上に置き、
炊き上げた物で、
この辺りの名物ご飯らしいです。

もち米自身も美味しいのですが、
ほのかに竹の香りがして、
箸が進みます。

難点は、
もち米が竹にくっ付いて、
取りにくい。



こちらは、

魚のスープ。
中に名前は分かりませんが、
プリプリの魚が入ってます。



これ、
写真では分かりにくですが、
この入れ物、
日本の普通の丼より大きいです。



私、
一人旅は苦にならないと言うか、
自由に出来るので好きなのですが、
唯一の問題が食事なんですよ。



日本食にように、
量が少なく、数が多いと良いのですが、
だいたいアジアでは、
一人で食事をする習慣が無いのか、
一つの料理の量が多いんです。

ベトナムも同じで、
皆で集まって、
モッ、ハイッ、バー、ヨー!(乾杯!)しながら、
同じ物をシェアするために兎に角量が多い。



お店の人には、
少なくしてね、
って言ったんですが、
やはり通じていないようです。






階段に付いてる突起物?
ところで、
ここで、
少し気になった物があります。



この建物はこの辺りに住む、
少数民族エデ族の家です。


高床式で、
シンプルな階段があります。
その階段の一番上部に、

 2つの突起物が。



こちらはエデ族の住居を模した、
観光用の建物らしいですが、

こちらの階段(左側)の上部にも、

2つの突起物。

ここいらに有る、
エデ族の家の階段には全てこの突起がついています。



この突起物って、
絶対「アレ」ですよね。

先端にも突起があるしね (*^^*)






と言うことで、
この突起物の謎を解くため、
エデ族が多く住む、
バンドン(Ban Don)と言う村(集落?)に行ってみます。



って、
本当は既に知ってるんですけどね ^^;






バンドン
Ban Don
ブオンドンの観光センターから、
バンメトート方向に 6Km 程戻ると、
右側に、
こんな門があります。

「KHU DU LICH BAN DON(バンドン観光地区)」

って、
書かれてますね。

ここを入ります。






さらに 1Km 程走ると、
やって来ました、

バンドン観光地区
KHU DU LICH BAN DON





観光村ですね。
いろんなアトラクションがあります。

象乗りもあるようです。




隠れてますが、
入場料3万ドンと駐輪代5千ドン。






この建物が、
この地区の中心で、
いろんなアトラクションの申し込み・購入を行います。

1階はカフェ・レストランで、
2階ではエデ族の踊り等が観れるようです。

ここにも有りますね、
突起物。






ベトナムには50以上の少数民族が住んでいるらしいのですが、
その内の9割はキン族。
残りの1割で 50以上の部族がいるらしいです。

そして、
その半分近くの部族が、
ここバンメトート近郊に住んでいるとか。




そんな多くの少数民族の中でも、
ここに暮らすエデ族ってのは、
かなり変わった文化を持ってるそうです。



何が?


って、
完璧な女性社会らしいです。

全ての面において、
女性が主導権を持ってるそうです。



ベトナムって、
どこでもそうなんちゃう?(笑)






ハシゴの突起物ですが、
ご想像の通り、
女性のオッパイをかたどっていて、
そこに触れてから家に入ることでその家の家主であるお母さん、
お婆さんへ尊敬の念を示すための物だそうです。

日本でそんなことしたら、
エライことになりますよね。






エデ族の皆さんは、

ソース:https://en.wikipedia.org/wiki/Rade_people

こんな民族衣装を着ています。

まぁ〜、
観光村と言うことで着てるのだと思いますが。

ベトナム北部の方の少数民族の中には、
いつも派手な民族衣装を着てる部族もあるそうですが。
そこにも、
行ってみたいと思っています。





なぜ、
ホンマ物の写真を撮らなかったって?

実はですが、
この旅に出る前、
ホーチミンにいる時に少し風邪を引いてしまい、
今日、
この時絶不調だったんです。

とても、
写真を撮るなんて気力は無かったんですが、
今思えば、
残念。






象さんがいます。



もちろん、
ワンコもおります。






お仕事のようですね。




付いて行ってみますか。




おっ、
川に入るのか?



って、
思ったら、

引き返して行きました。

えぇ〜、
これだけぇ〜?

って、
感じでした。



実際は、
時間(料金)により、
いろんなコースがあるようです。





象さんのお墓が有りました。

説明文(ベトナム語)は読めなかったのですが、



生前の写真が展示してあり、
それを見ると、
体中にかなりの傷がありました。

過酷な労働をしていたんでしょうね。
 




この地区の川沿いには、
バイニャン(Bay Nhanh)と言う滝があるようです。

体調は最悪なのですが、
気合を入れて行ってみました。






バイニャン滝
Thac Bay Nhanh


この竹橋を渡ります。




そうすると、

こんな岩場に出ます。






滝はどこよ?

これが滝らしいです。

高低差は全然ありません。



バイニャン滝(Thac Bay Nhanh)、

「Thac」は「滝」、
「Bay」は「7」、
「Nhanh」は「支流」

つまり、
このように流れ出る箇所が 7箇所あると言うことらしいです。






少年達が魚を獲ってます。

何を獲ってるのか、
見せてもらおうと思い、
声を掛けたら、
速攻で逃げて行きました。

密漁か?(笑)






さて、
そろそろバンメトートに戻ります。





体調最悪なので、
大丈夫かしらと思いながら、
超安全運転に戻って来ました。





そして、
薬局に直行し、

薬をゲット。



飯も食いに行かず、
ホテルの部屋に有った、
カップ麺を食って、
薬飲んで、
爆睡。

明日は少しでも良くなりますように。














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