28日目、Bac Ha
まるでお花畑

ベトナム縦断の帰国旅、28日目。
バックハー、2日目(前半)。



バックハーでは、
毎週日曜日に、
近郊に住む「花モン族(Flowered H'mong)」が集まって来て、
マーケットが開かれます。




行ってますね。

私も行ってみます。







始まってます。

今は8時前ですが、
6時くらいから始まって、
お昼過ぎには終わるようです。






基本は食料品ですが、
生活に必要な物はたいがい売ってますね。















花モン族は、
黒モン、赤モン、白モン、青モンと、
大きく分けて5つのグループからなるモン族の1つで、
18世紀に中国南部から渡ってきた山岳民族だとか。



彼らは、
バックハー近郊の山間に住んでおり、
毎週、
ここまで出てくるんです。



実は、
マーケットが終わってから、
花モンが住むある一つの集落にバイクで行ってみました。

向こうに見えるのが花モンの集落です。

この写真を撮ったところまで、
マーケットからバイクで40分近くかかっているんです。

集落までは、
更に15分くらい。



バイクで1時間くらいかかる所を、
重たい荷物を背負って歩いて出て来るんですよ。

そして、
また帰って行く。

凄くないですか?

まぁ〜、
近い集落も在るのでしょうが。






市場なので、
屋台も出ています。




家族で朝食かな?

遠いとこから歩いて出てくるので、
お腹すくよね。



これって、
俺が子供のころ、
月に一度お父さん達と町に出て、
デパートの最上階のレストランで、
美味しい物を食べたのと同じだよね、きっと ^ ^






 マーケットの隣には、




彼女達が作った?物が、
お土産として売られてます。

ここは、
常設のようです。




観光客も民族衣装を買って、
早速記念撮影。






それでは、
花モン族ウォッチングいきます。



最初は、
ド派手は衣装から。



花モン族の衣装は、
襟元から右脇へと流れる刺繍が特徴らしいです。




スカートもすごくない?




刺繍も凄いけど、
コインみたいな飾りも凄い。

これ作るのに、
どれだけ掛かるのでしょうかね?




上部の刺繍は花や蝶、ブドウ等自然をモチーフとして、
下部の無数のラインは棚田をイメージしてるそうです。




脚絆も派手。




チョット毛色が違いますね、
モンゴル系?(笑)




女性陣の派手さに比べて、

男性陣の地味なこと。

黒子に徹していますね。




ロングスカートも有るんですね。



チョット聞いてみました。


私   『スカート長いですね』
お姉さん『昔はみんな長かったの。
     今は短いのが流行りだけど』


民族衣装にも流行があるんですね。


お姉さん『あれが、ベーシックな花モンの衣装よ』

って、
指差したのが、

こちら。



そうそう、
よく写真で見かけるのはこれですね。

赤やピンクは「幸せの色」だそうです。


若いお母さんでしたけど、
おそらく、
親から子へ、
子から孫へと受け継がれていくんでしょうね。



しかし、
これらの衣装は、
この日のための特別なものではなく、
普段着ですから。



暑いし、
農作業とかしにくいと思うのですが、
そんなことより、
オシャレなんですかね?

花モンのアイデンティティーかな。





この衣装、
みんな自分で作るのか思ったら、

買ってた。






次は、
「山奥に暮らす少数民族と言っても」シリーズ。



バイクだって乗りますし、




スマフォだって使いますし、




ブランド品だって持ってます(笑)






次は、
「お母さん」シリーズ。








若い。




お母さん?
お姉さんだよね?

しかし、
抱っこ紐って言うんですか?
凄いスね、飾り。




あかんやろ、
そんなん食べたら。




お母さんも眠い?




『どうよ、さいきん』
『ぼちぼちやな』




お母さんじゃ、
ないよね?






次は、
「明るい」シリーズ。













少数民族とか山岳民族とか言うと、
マイノリティーと言うイメージがあるのですが、
ここに来てる皆さんは、
とにかく明るい。



もしかしたら、
衣装がそうさせるのか?

あるいは、
そんな明るい民族なので、
こんなド派手は衣装を着てるのか?







次は
「渋い!」シリーズ。



渋い!




渋い!




渋い!




渋い!




渋い!

しかし、お母さん、
頭に巻いたスカーフ、
メッチャ格好良いんですけど。




渋過ぎ。




お爺ちゃんも渋いよ。



しかし、
何歳はわかりませんが、
皆さん、
肌の色艶がいい。

何食ってるんでしょかね?






次は
「年寄りだけじゃないよ」シリーズ。


早くも、
ピアスを。




早くも、
民族衣装 & ブレスレット。

子供の時から鍛えられるんでしょうね、
花モンの美意識を。




箸が転んでもおかしい年頃だもんね。



少数民族と言えば、
なんとなく年寄りだけの過疎をイメージしますが、
そんなことは無いです。

このマーケットでも、
子供連れが多かったですし、

サパの赤ザオ族の村でも、
200人の住人の内、
半分は子供だと言ってましたから。



ちゃんと受け継がれていくんですね、
花モンのアイデンティティーが。






さて、
そんな華やかなマーケットでしたが、
いよいよ発表の時間となりました。



本日のミス・サンデーマーケットの発表です。




本日のミス・サンデーマーケットは、
貴方に、
けって〜い








って、
審査員は私だけですが。





その他の写真は↓↓↓








どうです?
まるでお花畑のようなマーケットでしょ?



でも、、、















何?








4 件のコメント :

  1. 返信
    1. ですね。
      でも、
      これは一面でして、このマーケットは別な面も持っているんです。

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  2. マーケットを見ると、その土地の習慣や生活がリアルに感じられます。
    素敵な視線からのブログにうっとり!
    私ならどんな視線とアングルで見たのか考えちゃいます。

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    1. 人それぞれでしょうが、私は花モンのド派手な人達に興味深々でした^^

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