環状線に乗ってみた

シュエダゴン・パゴダでお参りを済ませ、
次にやって来たのは、

ヤンゴン中央駅





何しに来たのか?

って、
列車に乗るためです。

何処かに行くのか?

って、
ヤンゴンには大阪の環状線や東京の山手線のような環状線があり、
それに乗るんです。



初めてヤンゴンに来て、
環状線に乗って一周するだけ?

と思われるでしょうが、
このヤンゴン環状線は、
トリップアドバイザーのヤンゴン観光の
6位にランキングされてるんですよ。

ちなみに1位は、
当然「シュエダゴン・パゴダ」。

2〜5位もお寺とお墓。

何もないんですね、
ヤンゴンって(笑)






ヤンゴン中央駅
駅の中に入り、
チケット売り場を探したのですが、
ミャンマー語ばかりでさっぱり分かりません。

近くにいた人に聞くと、
環状線のチケット売り場は6-7番ホームに有るらしい。

そして、

『この階段を上って、
 6-7番ホームに行ける』

と、
ここまで連れて来てくれました。

ミャンマーの人、
結構優しい。






高架を奥に進むと、
有りました、


6、7番ホームの案内が。

ちなみに、
アラビア数字の横にあるのは、
ビルマ数字です。


街中でも、
数字は、
ビルマ数字で書かれているので、
最初は全然わかりませんでしたよ。






で、
階段を降りて少し進むと有りました、

チケット売り場。

窓口には、
時刻表や値段らしきものが書かれてますが、
ミャンマー語なのでさっぱり。



とりあえず、
窓口のお兄さんに、

『Circular!』

って言ったら、

『200チャット』

通じたのか?



200チャット払うと、
これが出てきました。

全てミャンマー語なので、
何が書かれているかさっぱりですが、
おそらくチケット。

しかし、
200チャット(約20円)って、
安っ!






どの列車か、
チケット売り場のお兄さんに聞くと、

『5番ホームに停車してる列車ね、
 もうすぐ発車するよ』




線路を渡って(皆さん普通に渡ってるし)、
行ってみると、



「急行」やん。



横には、

オレンジとグリーンのラインに「キハ48 5805」の文字。

鉄チャンではない私でもこれは分かります。
JR東海のカラーですね。

後で調べると、
1979年に製造され、
いろいろ改造され、
2015年4月までJR東海で使用され、
その後ミャンマーに譲渡され、
2015年7月にヤンゴン環状線にデビューした車輌らしいです。






車内はこんな感じで、

メッチャ懐かしい。

社会人になった頃、
こんな列車に乗って通勤してましたよ。



今回はエアコン無し列車でしたが、
最近はエアコン列車も走ってるとか。
運賃は少し高いようですが。






「禁煙」や「非常燈」もそのまま。

ミャンマー版の禁止マークは新たに追加されてますけど。

でも、
このミャンマー版禁止マーク、
左と真ん中は分かりますが、
右側は?(笑)




「キハ48」はワンマンだったので、
ドア開閉ボタンもそのまま付いています。



でもね、



ドアは開きっぱなしなんですけど。






出発
そんな「キハ48」に乗って、
全長約46Km、
停車駅38、
所要時間約3時間の環状線の旅をスタートします。



列車内に貼って有った環状線路線図。

ミャンマー語版と英語版が有りました。
外人さんも乗るんですね。

この環状線、
時計回りと反時計回りの列車が有り、
本数は違うようです。

私が乗ったのは、
反時計回りでした。








で、
列車は走り出したのですが、
以後、
情報・写真は有りません。

何故?

はい、
寝てしまったんです m(_ _)m



ホテルの横にクラブがあり、
夜遅くまでブンチャカブンチャカ、
朝は6時起きでシュエダゴン・パゴダに行ったので、
眠たい眠たい。






で、
気がついたのが、

「Danyingon」と言う駅。

ここは、
ヤンゴン中央駅を出発して、
環状線のちょうど中間地点の駅です。

1時間半も寝てたんですね ^^;




この駅は、
駅構内に市場が開かれてる事で有名な駅らしいのですが、
かなり先に停車してるので、
見ることが出来ません。

駅構内の市場って、
タイのメークローン↓↓↓みたいなんでしょうか?

タイ、メークロン線に乗る




Danyingon駅を出発します。



ここまでたっぷり寝たので、
これから終点のヤンゴン中央駅までは起きてますよ。






同じ「キハ48」とすれ違い。

『最近どうよ?』
『あかん、体中痛いわ』

『お互い年やから、無理せんとこな』
『せやな』

なんて、
話をしてるかも。




今度は RedBull 列車。

バンコクのBTS並みに派手ですが、
列車はかなりくたびれてます。




こちらは、
「キハ」がくるまで主力を張ってた列車だそうです。

床含めて殆どが木で出来ており、
床とか所々に穴が空いてるとか。

本当は、
これに乗りたかったんですが、
今では、
本数が少ないそうで、
「キハ」になりました。






車内販売
この環状線、
いろんな物を売りに来ます。



新聞。



水。

流石にこちらの人も暑いかのか、
水はよく売れてました。

そして、
飲み終わったボトルは回収してました(笑)




ビニールに入ったジュース。




お菓子。

A『今日どうよ?』
B『あかんわぁ〜』

と言うような声が聞こえてきそうな。




リンゴ。



これ、何だっけ?



スイカ。



これ以外にも、
まだまだ売っていました。


彼らは、
ミャンマー国鉄の人ではなく、
個人で勝手に商売してるようです。

商売するエリアも決まってるようで、
ある駅から適当に乗ってきて、
商売いをし、
ある駅になっらた勝手に降りて、

反対行きの列車に乗って売ると言うことを繰り返してるようです。

なので、
当然乗車券などは持っていないと思いますけど、
もしかしたら、
国鉄も黙認しているのかもしれませんけどね。






ヤンゴンの車窓から
それでは、
「世界の車窓から」のヤンゴン版をどうぞ(笑)


托鉢をする小僧さん。

と、
托鉢で貰った物を貰おうとする一般小僧。




こちらも小僧托鉢隊。

地元の人も暑いんでしょうね、
高架下の日陰で休んではります。




保全工事もチャンとしてます。

ほんま?^^




ゴミ。

ここは大したことないですが、
とにかくゴミが多いです。




家?

ここは国鉄の所有地では?




駅のホームは市場。




踏切はもちろん手動。




線路沿いの木をなぎ倒して走ります。

デッキに立っていたのですが、
危うく、
ブーゲンビリアの木が突き刺さりそうでしたよ。






途中まで空いてたのですが、

いつの間にかお客さんいっぱい。

もうすぐヤンゴンですね。




高いビルが見えてきました。






再びヤンゴン中央駅
出発してから3時間、

時刻表通りにヤンゴン中央駅に戻って来ました。

やりますね、
ミャンマー国鉄。




出発した5番ホームに入りました。



今回は、
乗りっぱなし(半分は寝っぱなし)でしたが、
もし次来る事があれば、
途中途中で下車して、
市場や皆さんの暮らしぶりなど見てみたいと思います。

なんせ、
1日乗り放題でも20円ですから。






なんて事を思ってると、
列車は停車。



列車から吐き出される人。

皆さん、
これから何処に行くんでしょうか?

余計なお世話ですかね。



私はこれから何処に行きましょう?

今回、
シュエダゴン・パゴダとこの環状線は行こうと思って来たのですが、
他は全くのノープラン。



とりあえず、
お昼前なので、
ご飯に行きます。










初めてのヤンゴン
ミャンマーのVISAをネットで取ってみた
初めてのヤンゴン
ヤンゴンと言えば、やっぱ「シュエダゴン・パゴダ」でしょう
環状線に乗ってみた
ダウンタウンをブ〜ラブラ








0 件のコメント :

コメントを投稿