プラハ城

今日はプラハ観光の王道、
プラハ城とカレル橋を見て回ります。

最初はプラハ城。











プラハ城へ
やって来ました、
地下鉄A線の
マロストランスカ(Malostranska)駅



ここから歩いて、
プラハ城を目指します。



標識にも、
プラハ城(Prazsky hrad)ってあります。



標識が示してる道なんですけど、

狭くね?
誰もいないし。


とりあえず、

進みます。

結構、坂がきつい。

こんな町並みをみながら、


坂を登って行くと、

おっ、
門があります。


が、
しかし、

しょぼい。

これが、
あのプラハ城の門でしょうか?


ここも、
とりあえず、入ってみます。


すると、





















おぉーーー(@o@;




ここで、初めて
旅友が「地球の歩き方」を開きます。

旅友「・・・」
  「・・・」
  「・・・」

旅友「裏口から入ったみたい」
私 「この建物、入れんの?」
旅友「入場券がいるみたい」
私 「どこで売ってるの?」
旅友「表玄関を入ったとこのインフォーメーション」


つまり、
マロストランスカ駅で降りると、
裏口には近いのですが、
お城の表玄関に直接行くには、
別のルートのようです。

どうりで、人が少なかったはずです。


表玄関に回る途中に、
こんな表示が。


これによると、
城内には、いろんな見所があるようですが、
標準的なコースが設定されてるようです。

例えば、

Aコース(350Kc)は、
I、II、III、IV、V、VII、VIII、IX

Bコース(250Kc)は、
I、III、V、VIII

等々。

そして、写真撮影するには、
これに50Kcがいるみたいです。

貧乏旅行の我々はBコースに決定。

因みに、
先のデカい建物は

VIII聖ヴィート大聖堂

と言うらしいです。

そんなことも知らんで、やって来ました f^^;)




聖ヴィート大聖堂を回り込むと、




デカい(@0@

カメラに収まらんがな。

人がアリンコに見えます。


この金のモザイク画は「最後の審判」かな?



下からの眺めが良いようです^^;



私も、下から

なるほど^^;




表玄関を入った所にある
インフォーメーションに来ました。

インフォーメーション・センター。


入場券を購入。


Bコースの入場券(250Kc)と
撮影許可書(50Kc)。



それでは、入ってみます。

っと、その前に、
せっかくここまで来たので、
一旦表玄関から外に出て、
再度、表玄関から入ってみます。






フラチャ二広場
表玄関を出ると、


広場になっています。

この広場をフラチャニ広場と言うらしいです。

フラチャニ広場、
フラチャニ広場、、
、、、ねぇ〜 、、、
どっこかで聞いたような、、、




この広場にも、

歴史的な建物が建っています。
よく、分かりませんけど^^;


そして、
プラハの街並みを見下ろせます。



スタバもありました。

どこでもありますね、スタバ。
でも、その土地の建物や環境をうまく利用しています。
いいセンスしてます。





正面が表玄関です。


あっ、
思い出しましたよ。

このフラチャニ広場って、
2009年4月5日、
オバマ大統領が全世界に向かって核廃絶を訴えた
「プラハ演説」をした場所ですね。
ノーベル平和賞受賞のきっかけになった演説。
この写真の右側あたりを背にして、演説したんです。




皆さん、
衛兵さんが気になるようです。

見られても、無視。


こちら、イケメン。

何を考えてはるんでしょうか?^^




では、
中へ。

この門をマチアス門と言うらしいです。







聖ヴィート大聖堂
最初は、
聖ヴィート大聖堂




入ってみます。

外もデカいですが、
中もデカい。

天井の高さ34メートル、
幅60メートル、
奥行き124メートル、
大空間です。


入って最初に目が行くのが
ステンドグラス。








中でも、特に気になったのが、
これ。


他の物と色使いが少し違います。
回りを青で、そして中を暖かい色を使って、
引き立てています。


下の部分に説明があります。


四角の中には、

この絵のテーマと、
このステンドの制作を支援したスポンサー銀行の名前が書かれています。

さらに、
写真ではチョット見にくいですが、
右下に、

PROVEDL(制作)
JAN VESELY

左下に、

NAVRHL(デザイン)
ALFONS MUCHA

と書かれています。

つまりこのステンドは

アルフォンス・ムハ(ミュシャ)

の作品なんです。


この絵は、
聖キリルと聖メトディウスと言う兄弟の物語を描いた物らしいです。

話の内容は私にはよく分かりません。
しかし、絵に関してはまったくど素人の私でも、
ここに描かれてる女性は素晴らしいと思いますね。

さすが、
花や女性の美しいポスターで知られている、
アール・ヌーヴォーを代表するグラフィック・デザイナー、
ムハの作品です。


チェコの民族衣装を着た女性。
ステンドとは思えませんよね。


この少女、何を思い、何を見ているのでしょうか?
ムハはこの少女を描くことで、何を伝えたかったんでしょうか?



しかし、
デザイナーとしてムハが素晴らしいのは分かりますが、
この繊細で複雑なデザインをステンドに具現化した、
JAN VESELYと言う人の腕も見事です。



良い物を見させてもらいました。
次行きます。



こう言う窓を
「バラ窓」
って言うらしいです。

このバラ窓のテーマは
「天地創造」だとか。
どこが、天地創造なのか、私にはさっぱり。



この銀ギラは、
チェコの守護聖人、 
聖ヤン・ネポムツキー の墓碑です。

これ全部銀で、
2トンもあるそうです。
4トンだっけ?

この人、
チェコ中、どこにもいます。
そして、十字架や棕櫚の枝を手にし、
頭上に5つの星が輝いてます。
この5星の意味は何なんでしょうかね?
いろんな説があるようですが。



優しお顔です。

マリア様かも。



主祭壇の奥のステンドグラス。

こちらも華やかな色ですね。



パイプオルガンも、

デカい。
扉もデカいけど。




あらためて、
外から眺めると、

※丸い窓が「バラ窓」です。
正面の2本の塔が82m、


南側にあるこの塔が99m、
やっぱデカいです。


この地に最初に教会が建てられたのは925年だそうです。
それから、なんじゃかんじゃ手が加えられ、
最終的に今の形になったのが、1929年だとか。
1000年以上かけて完成したんですね。
バルセロナのサグラダ・ファミリアと言い、
何がそうさせるんでしょうかね?



見所満載の聖ヴィート大聖堂でしたが、
私的には、やっぱ 
 
ムハのステンドグラス

ですね^^


聖ヴィート大聖堂のその他の写真は↓↓↓を。

Katedrala svateho Vita







旧王宮(Stary kralovsky palac)
次は旧王宮です。

ここは16世紀まで現役だったそうです。


では、中へ。




この部屋は
ヴラディスラフ・ホール。

長さが60m以上あるこの部屋は、
ボヘミア王の選出や即位式などに使われていたようです。
さらに、床に砂を敷いて馬上の槍試合を行っていたそうです。
今で言う、室内競技場でしょうか^^

しかし、
ルネッサンスとゴシックが融合した天井はなかなかです。


謁見の間。 

奥に見えるのが、玉座。


聖ヴァーツラフ王冠。


これは14世紀チェコを統治したカレル4世が「聖ヴァーツラフの王冠」のもと、当時、ボヘミア王国を構成していたボヘミア、モラヴィア、シレジア、ラウジッツ(現在はドイツ)の各地域をまとめようとしたことに由来します。
王冠は、1346年、時の国王カレル四世の命によって制作され、金でできています。大きな宝石で飾られ、重さは2358グラムあります。宝石はエメラルドが25個、サファイアが18個、ルビーが15個、真珠が20個などで、たいへん贅沢なつくりです。

プラハ散歩道:聖ヴォーツラフの王冠

らしいです。
もちろん、これはレプリカで、
本物は聖ヴィート大聖堂に保管されてるそうです。


ここには、テラスがあります。
そこからは、こんな景色が。


「百塔の街」と言われるプラハ。
たしかに。


しかしこのテラス、
30年戦争を引き起こした、
プラハ窓外投擲事件 のテラスでしょうか?

投げ出されないうちに、
退散します^^;








聖イジー教会(Bazilika sv. Jiri)
次は聖イジー教会ですね。



この聖イジー教会の前の広場を
イジー広場と言うそうです。


そのイジー広場でこんな人達が。

タイの団体さんです。
実は最初の聖ヴィート大聖堂から
ずっと一緒なんですけどね^^

プラハ市内のタイ・マッサージの店と言い、
タイとなんか関係があるんでしょうか?

しかし、私がタイにいたころ、10年前ですが、
海外に旅行に行く、
ましてヨーロッパになんて考えられなかったのですが、
裕福になったんですね、タイも。



では、
入ってみましょう。



質素な教会ですね。

正面が祭壇所。

ここは、城内で最古の教会だそうです。
最近は音楽ホールとしても使われているとか。


古い(10世紀)建物なので、
耐震性の関係で窓が少ないそうです。

耐震性って、
地震があるんでしょうかね、チェコも?


祭壇の上のフラスコ画。

なかなかです。



地下の礼拝堂。


出口近くにも礼拝堂。

この上の絵も見事です。




ちなみに、
聖イジーってのはこの人です。

ドイツ語ではゲオルギオス、
英語ではセント・ジョ-ジ、
黄金伝説に出て来る竜退治の聖人ですね。

しかし、この竜、
小さくね?






黄金の小道(Zlata ulicka)
Bコース最後、
黄金の小道にやって来ました、


ゲートを抜けると、

凄い人です。


いままでは建物だったのですが、
ここは道です。

どんな道かと言うと、

小道です^^;


その昔、ここには錬金術師が住んでたので、
黄金の小道と呼ばれてるそうです。
今では、お土産屋さんですが。

私的には、あまり引かれませんでした。
なので、写真も無し。



以上、
プラハ城 Bコース
終了です。


この後は、
プラハ観光のもう一つの目玉、
カレル橋に行ってみます。




プラハ城のその他の写真は↓↓↓を。

Prazsky hrad







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