美しき?青き?ドナウへ(後半)

美しき?青き?ドナウへ(前半)

では、ウィーンからメルクまで来ました。


後半は、
メルク(Melk)ー クレムス(Krems)間の

ヴァッハウ渓谷

を流れるドナウ川を船でクルージングします。










メルク(Melk)
10:40、
乗船。




先ずは席取り。
皆さんほぼ全員、
船尾のオープンエアー席に。

勿論、私達も。
景色も良いし、
風が気持ち良いですからね。




席につくと、早速スタッフが注文を聞きにきます。

とりあえず、最初はビール。




11:00、
出航。






エンマースドルフ(Emmersdorf)
出航して即、
メルク対岸のエンマースドルフに着岸です。

便によってはここに寄らない船もあるようです。


ここで、
素敵なお客さんが乗船^^

ヨーロッパ、良いですよねぇ〜。
ワンコ、
列車、バス、トラム、メトロ、船、飛行機等
何でも乗れます。
今回の旅でも、バックパックを背負って、
ワンコを連れて旅している人を多く見ました。
それも国を越える旅を。

ワンコ好きの私としては、日本もそうなって欲しいと思いますが、
ワンコ嫌いな人も多いので、難しいかもしれませんね。

でもね、
旅しているワンコ、鳴き声を聞いた事がありません。
チャンと躾はされているのでしょうね。
ウ◯チは取らないようですが(-_-




話は元に戻って、ドナウ川クルーズ。

帰りの船と出会います。

因みに、
行きが下りで、帰りが上りです。
この川、かなり流れが早く、
下りと上りでは所要時間がかなり違います。




エンマースドルフを出て最初の建物です。

流れに突き出た岩場に建つ、
シェーンビューエル宮(Schloss Schoenbuehel)
この岩場はドナウの難所の一つだそうです。




ビールからワインにチェンジ。





左手に小さな村が見えて来ました。

ヴィレンドルフ(Willendorf)
と言う村だそうで、
最古のオーストリア女性 (紀元前2500年)が見つかった場所だとか。
皆さん、今は何してはんるんでしょうかねぇ〜?




右手の山の上に城跡が。


ズーム。

アックシュタイン城(Burgruine Aggstein)
1115〜25年くらいに作られたお城だそうです。
こんな断崖絶壁、どうやって行くの?
って感じですが、
実はこのお城、年間5万人くらいの人が訪れる、
周辺きっての観光名所らしいです。




この渓谷の特徴の一つ、


ブドウ畑が見えて来ました。





左手にまた城跡が。

ヒンターハウス城跡(Ruine Hinterhaus)
後で出て来るデュルンシュタイン城跡と並んで、
この渓谷では古城らしい面影があります。




ドイツのシュヴァルツヴァルトから、
黒海へと続く全長3000Km余りのドナウ川の中で、
城と寺院とブドウ畑という風景は、
この渓谷以外にはないそうです。


もうすぐ次の停船場、
シュピッツに着きます。





シュピッツ(Spitz)
11:40、
シュピッツに着岸。


ここでは、
クレムスから戻って来た船を先に着岸させ、
この船で固定していました。

すげぇ〜、テクニック。




ここでも、
素敵なお客さんが乗船。

 一匹かと思ったら、

二匹でした^^




シュピッツを出て、
直ぐに出てくるのが、

聖ミヒャエル教会(Wehrkirche St. Michael)
1500〜30年にかけて、
住民の緊急立て籠もり用の防衛教会として作られたそうです。
オスマン帝国の脅威に備えたんでしょうかね?




この当たりの裏山は全てブドウ畑です。





ヴァイセンキルヒェン(WeiBenkirchen)
の船着き場が見えて来ました。


ここには停まりません。
後にある建物は、
聖マリア被昇天教会(Wehrkirche Mariae Himmelfahrt)
この教会も、先の聖ミヒャエル教会同様、
住民の緊急立て籠もり用の防衛教会として作られたそうです。




こんな急斜面にも、ブドウ畑。





山の上に城跡が。

これが有名な、
デュルンシュタイン城跡(Ruine Durnstein)
この城には以下のような伝説があります。
12世紀中頃に築かれたこの城に、十字軍遠征の帰路ウィーン付近で捕えられたイギリスの「リチャード獅子心王(リチャード1世)」が幽閉されていた史実は有名です。
王の身の上を案じた騎士ブロンデルは吟遊詩人に身をやつして王の好んだ歌を唄いつつ諸国を巡りました。そして、この城にさしかかったところ、同じ歌で応える声があり、ついにリチャードを発見したというお話です。

う〜ん、ロマンですねぇ〜 (^-^)




次の船着き場、
デュルンシュタインが見えて来ました。






デュルンシュタイン(Duernstein)
12:30、
デュルンシュタインに着岸。


ここに来るまでに旅友と相談して、
ここで下船することに。
その理由は後ほど。

先ほどのワンコ達も降りるようです。




当初の予定では、
ここで用事を済ませ、
次の船(15:10)に乗ってクレムスまで行き、
そのまま引き返す、
と言う予定だったのですが、、、


ですが、
ここに長居した為、クレムス行きには乗れず、
結局、クレムス発の最終便に乗って帰ることに。


長居した理由については↓↓↓

デュルンシュタイン(Duernstein)







帰り
16:20、
帰りの船がやって来ました。





今度は船上です。

風が気持ちえぇ〜。


当然、飲みます。













この船、
メルクに行く(戻る)人は、
シュピッツで乗り換えです。

一旦、シュピッツで下船します。


私達が降りた船に、
別なお客さんが乗り込みます。


そして、
この船が出ていくと、
すぐに、別な船が入ってきます。


私達はこの船に乗り込みます。


この乗り換えは最終便だけのようです。




最後は船内で。


勿論、飲みます。







18:50、
メルク到着。
ヴァッハウ渓谷のドナウ川クルーズ終了です。
ここから列車でウィーンに戻ります。



美しき青きドナウ
行くまでは、エメラルドブルーのキラキラな輝きを期待していました。
しかし、写真でもわかるように、ブルーと言うより、緑色。
しかも、川自体も美しいかと言えば、微妙です。
チョットがっかりです。

でもね、
しばらくすると、 なんとなく分かって来ましたよ。
この川の魅力は川だけではなくて、

川沿いの景観

なんです。

川沿いの小さな村、
周辺に広がるブドウ畑、
山の上に見え隠れする古城、、、

ゆったりとした川の流れと風景がマッチした時に、
あのワルツの名曲を連想させてくれます。





ウィーン2日目の夕食
ウィーンに戻って来て、

旅友「晩飯、何する?」
私「日本食」

私、日本食が無いと生きて行けないんです。
まだ、2日目ですが、早くも呼吸困難になってきてます。

で、
旅友が捜してくれました。

NihonBashi(日本橋)


お店の中。

なかなかいい雰囲気です。


で、
こんな物を頂きました。

定番の居酒屋メニュー^^;
これ以外にも頼んだのですが、
忘れました f^^;)


しかし、焼酎は高いですね。
と言うことで、ホテルに帰って、
日本より持ち込みの焼酎を飲みます。




明日は、チェコのチェスキー・クルムロフに移動します。
お休みなさい。




オペラ座





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