フォンニャ、2日目。
朝からバタバタでしたが、
貴重品も見つかり、
洞窟ツアーに参加します。
昨晩、
チェックイン時に、
ホテルに洞窟ツアーを申し込んでおいたんです。
ツアーって、
あまり好きではないのですが、
今回はツアーです。
その理由については、
おいおいと。
ツアースタート
ツアーの箱バンがホテルまで迎えに来ました。
洞窟ツアーにはいろんなのが有ったのですが、
今回は、
「天国の洞窟」
と、
「フォンニャ洞窟」
を巡るツアーに参加しました。
昼食込みで、
100万ドン。
結構いい値段しますね。
ツアーガイドさんの話によると、
世界自然遺産「フォンニャ＝ケバン国立公園」は、アジアで最古と言われる４億年前に堆積した石灰岩が熱帯雨林に覆われた大地を造り、 長い年月をかけて侵食された石灰岩が造る奇岩や岩壁などの険しい山並みの間を川がゆったりと流れて、今なお成長を続ける山岳カルストを形成している。
地下では、昔から年間2000mmを超える豊富な雨水が大量の石灰岩を溶かして出来た地下の河川や300を超える洞窟が点在していて、まだ発見されていない鍾乳洞もまだまだある世界屈指の鍾乳洞地帯。
だそうです。
こんな道を走ります。
天国の洞窟
Dong Thien Duong
最初にやって来たのは、Dong Thien Duong
ベトナム語だと、
「Dong Thien Duong」
なので、
「天国みたいな洞窟」
なのですが、
英語名だと、
なぜか、
「Paradise Cave」
と言うそうです。
意味不明。
この洞窟は、
2005年にイギリスの探検チームが発見して、
2010年より一般に公開された新しい洞窟です。
入場券を購入。
勿論、
ツアーガイドさんが一括購入。
かなり立派な物。
この後、
いろんなとこで使うんだろうと思ってたら、
で、
ここから先は、
2択が有り、
1つは歩いて行く、
もう一つはカートで行く。
カートは有料ですが、
サクッと、
着きました。
いよいよ、
「天国」
と思ったのですが、
これが、
結構な上りで半端なくきつい ＞＜
ぜぇぜぇ〜言いながら、
洞窟の入口に到着。
20分程かかりましたよ。
いよいよ、
「天国」
かと思ったら、
まぁ〜、
休憩出来て良かったんですけど。
この洞窟は、
全長が 30Km 以上有り、
アジアで最長らしいですが、
我々一般 people が見学出来るのは最初の 1Km だけだとか。
それより奥に行くツアーも別途あるそうですが。
「天国」
の入口。
この下が入口です。
小さくね？
人一人が頭を屈めてやっと通れるくらいです。
中に入ると、、、
さっき、
ぜぇぜぇ〜言いながら上って来たのに、
今度は下るのね。
150段程有りました ＞＜
しかし、
帰りは、
ここをまた上る訳ね。
どこが「天国」？
下り切ると、
洞窟と言うより、
「地底の国」
って感じです。
先ほどのレクチャーによると、
洞窟の幅は 30 ～ 100m、
広い所では150m。
床から天井までの高さは 60m ～ 80m、
トンネル状の洞窟が奥に伸びるというよりは、
巨大なドームが次々と連結して奥へと続いている、
と言ったスケールのどデカい洞窟らしいです。
で、
この洞窟を発見したメンバーが、
『天国のように美しい洞窟』
と言ったとか。
その人、
天国を見たことがあるんですかね？
では、
行ってみますか。
とりあえず、
1Km先の終点まで一気に行っちゃいます。
ボードウォークが整備されており、
そんなにアップダウンも無く、
歩きやすいです。
このボードウォークは高架になっており、
鐘乳石を傷つけない為の物だと思います。
まだまだ、
続きます。
最近では、
ここから更に7Kmも奥に進むツアーも開催されてるらしいです。
もちろん、
完全装備で。
ボードウォークの両側には、
奇形な鐘乳石が有ります。
主だった物には、
それぞれ名前が付いています。
写真だと大きさがわかりませんが、
めっちゃデカいんです。
と書かれていました。
日本語にすると、
「天国の塔」、
違うか？
斜め上に伸びる鐘乳石って初めて見ました。
普通は下に伸びますよね。
しかし、
凄いですわ。
ガウディでも、
こんな発想は出来ないのでは。
後、
ここは、
以前、
ハロン湾内にある洞窟に行ったのですが、
そこでは、
赤や緑や青の照明が使われており、
田舎のピンサロか？
って思ったんですけどね。
ここも、
公開当初は派手な照明が使われていたようですが、
いろいろと批判があったようで、
現在は落ち着いた白と淡い黄色の照明になっています。
この照明の配置、照度、照らし方が非常に上手い。
決して、
照明が主役になっていません。
あくまで主役の鐘乳石の魅力をひきだたせる脇役に徹しています。
カレーで言えば福神漬け、
役者さんで言えば川原和久さんや六角精児さんみたいな。
「天国の洞窟」、
おすすめです。
フォンニャ - ケバン観光センター
Phong Nha - Ke Ban Tourism Center
次にやって来たのは、Phong Nha - Ke Ban Tourism Center
Phong Nha - Ke Ban Tourism Center
昼食です。
さすがに、
ツアーの皆さんと一緒の食事なので、
写真は遠慮しました。
そこそこ、
美味しいベト飯でしたよ。
で、
今回フリーではなく、
ツアーに参加した理由がこちら。
いろんなコースのチケットが購入出来るのですが、
全て、
ここからボートで行きます。
このボートなのですが、
結構大きくて、
一人では出してくれません。
なので、
自分と同じコースの人を探さなければなりません。
これが、
面倒臭くて、
ツアーにしたんです。
出航。
何の為なんでしょうかね？
私は、
迷子になった時のために、
この写真を撮っておきましたけど ^^;
エンジンで行きます。
30分程走ると、
この洞窟って、
ボートに乗ったまま入るんですね。
フォンニャ洞窟
Dong Phong Nha
Dong Phong Nha
エンジンを止め、
船の屋根を外します。
ここからは、
なるほど。
ところで、
船の漕ぎ手ですが、
前後に各一人。
女性はかなり若くてパワフル、
まぁ〜、
ベトナムの女性は強いですからね。
ちなみに、
私達の船の漕ぎ手は前後とも男でした。
洞窟は全然見ません。
ずっと、
奥さんに喋りかけてます。
奥さんはかなり真剣に見てるのに。
上手く行ってるんですかね、
夫婦生活。
余計な御世話ですが。
ちなみに、
台湾の人だそうです。
入口付近は天井も高かったのですが、
しかも、
この洞窟は8Km弱あるそうで、
引き返します。
この洞窟、
ベトコンの武器庫として利用され、
アメリカ軍の爆撃の標的となったのですが、
ビクともしなかったそうです。
そして、
最後（入口付近）は、
このあたりは、
広さも高さもかなりデカいです。
水かさが増すので、
水着が必要だそうです。
行かれる場合にはご注意を。
高っかっ！
さすがに、
船が浮いてはみえませんが、
綺麗な水です。
洞窟を出ると、
ティエンソン（Tien Son）と言う洞窟が在るそうです。
我々のツアーには含まれていないので、
行ってませんけど。
含まれていたとしても、
500段の階段って、
絶対無理 ＞＜
洞窟の入口。
フォンニャ洞窟、
ボートで見学出来るので、
楽チンなのですが、
レクチャーも無く、
ただ見るだけ。
しかも、
ボートだから近くまで行け無いし、
立ち止まって見ることも出来ない。
洞窟までの30分（帰りも）、
ただの川下り（上り）、
見る物も無いし、
時間の無駄なような。
洞窟自体はスケールもデカいのですが、
私は先に行った、
「天国の洞窟」の方が良かったですね。
あくまで、
私の主観ですが。
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