27日目、移動
バックハーへ

ベトナム縦断の帰国旅、27日目。
サパ、3日目。



今日は、

メッチャいい天気です。



でも、
今日は、
次の目的地バックハー(Bac Ha)に行きます。


くやじぃ〜。





予定としては、
ホテルのシャトルバスでサパまで行き、
サパからラオカイまでバスで、
更にラオカイでバスを乗り換え、
バックハー に行きます。






10時にホテルをチャックアウトをし、

シャトルバスでサパに向かいます。





当然やって来ます、

赤ザオ族のオバちゃん達。



でも、
ホテルとの間で色々と取り決めが有るようで、
その一つが、
ここから中に入ってはいけないと言うものだそうです。

なので、
ボーダーの上で盛んにアピール。





バスが動き出しても、
アピール。



でも、
運ちゃんも慣れたもので、
そんなのは無視して、

出発。






走り出して即、
ビックリ!(◎_◎;)



来る時は一面ガスで全く見えなかったのですが、
凄い景色です。

昨日トレッキングした渓谷が道沿いに続いています。

渓谷はホテルの周りより更に深くなり、
棚田の数も半端なく多いです。

所々に、
谷に下りる道が有り、
更には、
所々にビュー・ポイントが有ります。

当然、
少数民族のモノ売りのオバちゃんや子供はおりますが。



この辺りは、
標高が3000mを超えるベトナムの最高峰、
「ファンシーパン」の陰となっていて、
昔はベトナムとして認識されていなかったそうです。

ベトナムがフランスの植民地となり、
フランス人が避暑地として開発することで、
この地の存在と、
そこに住む人々の存在が知られるようになったそうです。

ちょっと前までは秘境だったんですね。



にしても、
素晴らしい風景です。



おしっ、
決めた。

バックハーからもう一度戻ってこよう。






今日は天気も良く、
40分程で着きました、

サパの町。

ほんま、
天気いいですねぇ〜。

久しぶりに見るわ、青空。






サパの教会。



この教会の横の道を入ったとこが、

ラオカイ行きのバス・ターミナル。






時刻表ですが、
上がベトナム語、
下が英語表記なのですが、
時刻が違うのはなぜ?






ラオカイ行きのバスが停まっています。

運ちゃんに聞くと、
11:30発だとか。






定刻に出発。

お客さんは、
ベトナム人数人とベルギー人の若い女性3人組です。

このベルギー人3人組はバックハー迄一緒だったんですけどね。






走り出すと、
車掌さんみたいなオッちゃんがチケットを売りに来ました。

たしか、
26,000ドンだっと思います。





来る時は、
ハノイ → サパの直行バスで、
この辺りは寝てたので、
分からなかったのですが、
この道も凄いですね。



舗装はされていて、
道自身は綺麗なのですが、
細くて、
凄く曲がりくねっているんです。

九十九折りなんてもんじゃありません。



そこを、
大きなバスと、

半端ない大きなトレーラーが行き交います。

そして、
その間をバイクがチョコマカと。



この道は事故多発地帯らしいですが、
分かります。

少し前もバスが谷に落ちたとか。

こんなとこで、
谷に落ちたら洒落になりません。






そんな道を走ること1時間と30分、
着きました、

ラオカイ・バスターミナル。

ここから、
バックハー行きのバスが出るそうです。



私が乗ったバスの終点はここではなく、
街外れのチュンタム・バスターミナル(Ben Xe Trung Tam)、
と言うとこみたいだったので、
ここで、
バスを停めて下ろして貰いました。






ちょっとお腹が空いていたので、

卵入りのバインミー(Banh Mi)を。



普通はパンに挟むだけですが、
ここは、

ワッフルを焼くやつみたいなので、
プレスして焼いてくれました。

所変われば、
品変わるですかね。



でも、
暖かくて美味かったです。






バインミーを食いながら、
バスターミナルに行って、

時刻確認。

今、
1:15 ですから、
次は 15:00 ですか。

料金は57,000ドン。

結構時間が空きますね。



※ベトナムのバスの時刻表には、
 車の番号と運ちゃんが持ってる携帯番号が書いて有ります。
 これに電話すれば、
 あまりルートから離れていなければ、そこで拾ってくれます。
 ベトナム語オンリーなので、敷居は高いですけどね。






どうしようかと思いながら、
駐車場に行ってみると、

「BAC HA」と書いたミニバスが何台も停まってます。

運ちゃんに聞くと、
それぞれ皆、
バックハーに行くそうです。



出発時間を聞くと、

このバスは1:30に出発するとか。

決定。



値段を聞くと、

運ちゃん『8万ドン』

私『いやいや、5万ドンって書いてるやん↑』


運ちゃん『5万ドンは運賃。
     3万ドンはチップ』


えっ?

バスにチップがいるのか?



と言うことで、
ここに停まってるミニバスは皆それぞれ料金が違うようです。






定刻1時半に出発。

ベトナム人親子と先のベルギー人3人組と私だけです。



しかし、
これだけでは行きませんよね。

いろいろホテル等を回って、
お客を積んで行きます。

結局は満席。



更には、
市場に行き、
荷物を積み込みます。

宅配もやってるようです。



と言うことで、
ラオカイを出たのは、
結局2時半。

これならちゃんとしたバスに乗れば良かった。






しかし、
ラオカイを出てからは絶好調。


こんな景色を見ながら、
ガンガン山を登って行きます。






が、
しかし、
急に停止。

ベルギー人お姉さん『何?』






サイドミラーが、、、



対向車とすれ違った時に、
対向車のサイドミラーと接触したみたいですね。



運ちゃん、
激怒。

誰に言ってるのは分かりませんが、
ブツブツしゃべってます。



近所の人たちも寄って来ました。






『なにおこっちぇるですか?』



運ちゃん、
彼女達に状況を説明してるのか、
怒鳴ってます。



彼女達にしては、
いい迷惑。
 
そのうち、
どこかに行ってしまいました。






しばらくすると、
少しは怒りが収まったのか、
どうにもならないと言う状況を理解したのか、
自分はバスの運転者だと言うことを思い出したのか、
出発。




しかし、
モチベーション低すぎ。

超ノロノロ運転。



マジ、
15時のバスにすれば良かった、、、






16時、
着きました、

バックハー。



ここは、
バックハーのバス停ではなく、


私が泊まるホテル、
Ngan Nga Bac Ha Hotel です。



ミニバスの良い所は、
ある程度ルートの範囲内であれば、
指定の場所まで送ってくれます。

もちろん、
迎えにも来てくれます。






このホテル、
部屋はこんな感じで、

朝飯付いて1泊1,300円。

こんなもんかな。



でも、

窓とベランダが付いていたのが良かったです。

ベトナムの場合、
窓の無い部屋が多いですからね。






早速、
バックハー・ウォッチング、

と言いながら、
ビールを。






乗り合いバス、

ではなく、

乗り合い馬車。

いい感じですね^^






ここバックハーでは、
毎週日曜日に、
この近郊に住む少数民族「花モン族」が集まって来て、
マーケットが開かれます。

そのマーケットを見たくて来たんです。

明日です。














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