ダナン、4日目。
在越者ならよくご存知のフリーペーパー、
「SKETCH」
の昨年の5月号に、
【ダナン】ソンチャー半島の隠れ観光スポットへご招待
と言う記事が載ってました。
それによると、
ここから周囲を見渡せば、世界一美しいサルとも称されるドゥクラングールを発見できるかもしれない。ちなみに、このドゥクラングールは絶滅危惧種で、周辺に生息しているのはわずか200匹程度。他のサルに比べ手足が白いので、遠目でもすぐ見分けがつくはず。
見てみたい！
と言うことで、
やって来ました、
天気が良ければ、
眼下にダナン市街が見えるのですが。
今日は、
イマイチです。
レーダー29展望台
Tram RADAR29 Dai Quan Sat
先の「SCKECH」の記事によると、Tram RADAR29 Dai Quan Sat
そのサルはこの展望台から見ることができるらしいです。
巨大サッカーボールみたいなのはレーダーサイトで、
ベトナム戦争時に米軍が作ったものらしいです。
ちなみに、
世界一美しいサルと言うのは、
「アカアシドゥクラングール」
と言うサルで、
こんな感じらしいです。
確かに、
美しい、、、
Wiki教授によると、
ベトナム中部北部とラオスだけでしか発見されていない絶滅危惧種でIUCN（国際自然保護連合）のレッドリストに載ってる希少な猿である。ベトナム戦争中は枯れ葉剤の影響で生息地を減らしたが、一番の脅威は人間であると、、、
Wikipedia：Red-shanked douc
そして、
なんと、
密猟グループがいると↓↓↓
Police probe poaching of endangered langurs for bones in Da Nang
ゆるせん奴らです。
そんな、
アカアシドゥクラングールですが、
いっこうに姿を表しません。
30分くらいいたでしょうか。
まぁ〜、
普通に考えれば、
レッドリストに載ってるような奴がそう簡単に見れる訳ないですよね ^^;
でもね、
おサルさんはいたんですよ、
せっかく来たので、
半島を回ってみます。
飛行場跡
San Bay Truc Thang
レーザーサイトから道なりに走ると、San Bay Truc Thang
これまた米軍が造った飛行場跡があります。
ベトナム戦争時に、
物資を運んだり負傷兵や戦死者を艦艇まで移送してたようです。
天気が良ければ、
最高なのですが、
残念ながら今日はこんな状態です。
頂盤棋
Dinh Ban Co
次にやって来たのは、Dinh Ban Co
バイクを置いて、
山の上に登ると、
ある伝説によれば、
かつて将棋の腕前を競っていた２人の男がここで対局し、下の浜で舞う天女に気を取られた方が敗れたという。勝った男は天女とともに天へと消え、敗れた男は１人取り残されたのだそうだ。
SKETCH：【ダナン】ソンチャー半島の隠れ観光スポットへご招待
このおじさんが取り残されたんですね。
しかたないので、
でもね、
天気が良ければね(-_-
次のポイントに向かってると、
海側の木が、
ガサガサ
んっ？
音のする方を見ると、
写真では見にくいですよね。
でも、
手も足も胴体と同じ灰色なので、
アカアシドゥクラングールではなく、
普通のおサルさんのようです。
帰ってから、
ホテルのスタッフに聞くと、
この山は「モンキーマウンテン」と言って、
いろんなサルが住み着いてるそうです。
残念。
気をとりなおして、
次のポイントへ。
しばらく走ってると、
こんな立派のホテルが。
こんなとこにインターコンチが有るんですね。
菩提樹
Cay Da
インターコンチを過ぎて、Cay Da
しばらく走ると、
在りました、
ただのバンヤンツリーやん、
と思ったのですが、
何か違うような。
良く見ると、
枝から根が伸びてるんですね。
こりゃ〜、
生命力有りそうな。
こちらの説明によると、
高さ22ｍ、
横幅は80ｍ、
だとか。
抗仏戦争とベトナム戦争時には、
解放軍の基地として使われていたらしいです。
ふ〜ん。
さて、
ソンチャー半島最後のポイントに行きますか。
んっ？
菩提樹を出発し、少し走ると、
またしても、
ガサガサ
ガサガサ
ズーム
赤いやん！
もしかして、
アカアシドゥクラングール？
『こっち向け〜、こっち向け〜』
念力ぃ！(ﾟ＿ﾟ)人~~~~~
『・・・』
『こっち向け〜、こっち向け〜』
念力ぃ！(ﾟ＿ﾟ)人~~~~~
『・・・』
もうちょっと、
こっち向いて。
『こっち向け〜、こっち向け〜』
念力ぃ！(ﾟ＿ﾟ)人~~~~~
『こっち向け〜、こっち向け〜』
念力ぃ！(ﾟ＿ﾟ)人~~~~~
『こっち向け〜、こっち向け〜』
念力ぃ！(ﾟ＿ﾟ)人~~~~~
えぇ感じや！
もう少し。
『こっち向け〜、こっち向け〜』
念力ぃ！(ﾟ＿ﾟ)人~~~~~
ほんま、きれい。
色のセンスが良いよね。
あれっ、
いようよ。
ちょっとカメラに目をやったすきに消えてました。
ブログ的には結構ひっぱりましたが、
実際の時間は10秒もなかったと思います。
しかし、
何の土地勘も無く、
活動地域や活動時間の情報も無くやって来て、
ホンマに会えるとは。
こんなに簡単に見れるもんなんでしょうかね？
たしかに、
このおサルさんは世界中で4〜500匹くらいと言われており、
その内の半分がこのソンチャー半島に生息してるそうなので、
他の生息地域に比べれば見れる確率は高いと思いますけど。
でもね、
ベトナム3番目の大都市ダナンの市内から30分走っただけで、
レッドリストに載ってる動物が見れるなんて、
ある意味凄い。
ソンチャー半島は周りを海に囲まれていて、
陸続きとしてはダナンなので、
ここ以外どこにも行けないのかもしれませんが。
まぁ〜、
いづれにしてもラッキーでした。
実は次の日も見に行ったのですが、
会えませんでした。
朝夕2回も行ったんですけどね ^^;
リンウン・バイブット寺
Chua Linh Ung - Bai But
アカアシドゥクラングールに会えたので、Chua Linh Ung - Bai But
もうどうでもよかったのですが、
ホテルへの帰り道の途中だったので、
寄ってみました、
ここの売りは、
これでは、
分かりにくいと思いますので、
全体を。
リオのキリスト像に対向してるとか。
どんな対抗意識なんでしょうか？w
さらっと言ってますが、
ここは結構大きなお寺で、
地元では超有名寺みたいですよ。
翌日（元旦）もドゥクラングールに会いたくて、
この前の道を通ったのですが、
バイク、車、大型バスがごった返してました。
お寺の前を通過するだけで、
15分以上かかりましたよ。
天気が良ければ。
とりあえず、
お参りはしときました。
さて、
ホテルに戻りますか。
いやぁ〜、
今日は、
アカアシドゥクラングールに会えたし、
良い一日でした。
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