タムコック、3日目。
今日も、
世界遺産、
チャンアン複合景観
を巡ってみたいと思います。
チャンアン
Trang An
最初にやって来たのが、Trang An
世界遺産名にもなってる、
チャンアン。
一応、
Google先生の言う通りやって来たのですが、
駐車場もめっちゃデカいし、
お土産屋さんも凄い。
最初は違うとこに来たのかと思ったのですが、
看板にも、
TRANG AN(チャンアン)って書いてあるので、
ここなんでしょうけど。
しかも、
お巡りさんまで出てます。
そんなに凄いとこなん?
中に入ると、
うじゃうじゃいます、
人。
まだ、
朝の9時前、
しかも、
今日は平日ですよ。
休みの日なら、
どんな状態になるんでしょうか?
ここは、
昨日行った、
タムコック同様、
ボートに乗って、
奇岩・奇峰を眺めながら、
洞窟内を抜けるクルーズ、
と言うものです。
タムコックの洞窟は3つでしたが、
ここには50以上の洞窟があり、
クルーズではその内の6〜7個を抜けるそうです。
順番待ちしてるボートの所に行ってみたのですが、
凄い数。
100や200ではありません。
そんなに凄いのここ?
クルーズのチケットを購入。
15万ドン。
まいどお馴染み、
高級チケット。
でも、
この先のゲートで、
回収。
今回、
いろんな観光地に行きましたが、
殆ど、
このタイプのチケットでした。
まぁ〜、
使い回しが出来て良いのかも?
さて、
クルーズですが、
人も多いのでしょうが、
タムコックと違い、
ボートに乗れるだけ乗せます。
ちなみに私は、
写真のボートに乗ってる兄ちゃん達の友達5人と一緒でした。
まぁ〜、
こいつらが良く喋る。
若いから仕方は無いと思いますが。
でもね、
ベトナム語が分からないと思ってるようで、
私の話をしてるんですよ。
『何人?』
『韓国?中国?』
『日本人やろ』
『何歳?』
『50くらい?』
『60は過ぎてると思うわ』
ほっとけ!
以後、
話の内容が恥ずかしいので、
割愛 ^^;
で、
クルーズが終わって、
別れる時に、
『貴方達の喋ってたことは分かってたよ』
って、
ベトナム語で言ってやりました。
そしたら、
『チョイ オーイ(oh my God)』
って。
『シンローイ(ごめんなさい)』
だろ。
本当は、
半分も分からなかったんですけどね ^^;
話はクルーズに戻って、
こんなとこを進んで行きます。
景観はタムコックと同じ感じですね。
タムコックと違うのは、
手漕ぎです。
手漕ぎと言っても、
日本と違って、
前を向いて漕ぎます。
これって、
「引く」のではなく、
「押す」で漕ぐので、
力が弱いと思うんですけどね。
なので、
お客さんがサポートします。
実際は、
サポートと言うより、
邪魔してると思うんですけど。
凄い数ですね。
行き交う船にカメラを向けると、
皆さん、
ポーズを取ってくれます。
子供でも。
ほんま、
ベトナムの人って、
写真好きですよね。
特に好きなのが、
自撮り、
自撮り。
殆ど風景は見てませんよね。
風景は自分を良く見せるための演出アイテムに過ぎません。
どんだけ好きなん、
自分が?
さすがに、
洞窟に入る時は、
洞窟を撮ってましたけど。
さて、
チャンアンの一番の売りは「洞窟」です。
私達のボートは10回洞窟に入りました。
その内の3つは同じ洞窟でしたけど。
これらの洞窟は、
長さ、広さ、高さが違います。
当たり前ですが。
そして、
鍾乳石、石柱・石筍も洞窟により異なっています。
天井低い。
頭打ちます。
狭い。
手で触れます。
ボートが通れない。
まだこれから侵食されるんでしょうね。
ところどころにある証明が良い感じです。
と言うか、
これがなかったら真っ暗です。
そんな洞窟内を、
多くのボートが、
ぶつかりながら、
進んで行いきます。
自然が作ったアトラクション。
ある意味、
ディズニーより凄いかも。
川では、
メッチャ煩かったお姉ちゃん達も、
これには感動したようで、
さらに煩かったです><
この煩さが、
洞窟内にこだまして、
凄いことになっておりました。
また、
チャンアンにはいくつかのお寺があり、
上陸してこれらを参拝することが出来ます。
最初のお寺。
漕ぎ手さん『ここ、見る?』
皆さん 『次、行ってぇ〜』
漕ぎ手さん『休憩したい、、、』
と思ってると思います。
次のお寺にやって来ました。
漕ぎ手さん『ここは?』
皆さん 『とめてぇ〜、トイレ』
漕ぎ手さん『助かった、、、』
ここは、
山の上にお寺があり、
そこからの景色も綺麗らしいですが、
もう階段はいいです。
昨日、堪能しました。
私は下で休憩。
3番目のお寺です。
漕ぎ手さん『ここは?』
皆さん 『ニャンニュン(早く)で帰る』
皆さん、
お寺とかに全く興味無し。
漕ぎ手さんも休憩が欲しいよね。
てな感じで、
約3時間弱のクルーズを終えて、
戻ってきました。
岸には、
凄い数のボートが順番待ちしてます。
これほんの一部ですからね。
何人いるんでしょうか?
上陸すると、
半ケツのお姉さんが魚を捕ってましたw
一大観光地ですね、
チャンアン。
ホアルー
Hoa Lu
次にやって来たのが、Hoa Lu
千年の歴史を誇る首都遺跡、
ホアルー
昔、
ベトナム北部は強大な中国王朝の支配下でした。
この支配から脱したのが10~11世紀の、
呉朝、丁朝、前黎朝、李朝。
このうち丁朝、前黎朝、李朝初期に首都として繁栄したのが、
ここホアルーだそうです。
千年も前のお話ですね。
ホアルー周辺は奇岩・奇峰が連なる天然の要塞。
10世紀中頃、
ベトナム北部は群雄割拠の時代でしたが、
ディン・ティン・ホアン(丁部領)は、
ここに城壁を巡らせて首都とし、
968年にディン(丁)朝を建国したらしいです。
確かに、
奇岩・奇峰が連なってます。
でも、
ちょっと川にゴミ多くない?。
世界遺産なんだから、
もう少し綺麗にした方が良いと思うけど。
ホアルーってのは、
地名であって、
当然そこそこ広い訳です。
その中で、
見所としては、
以下のような物があるようですが、
今回は、
王墓である、
ディン・ティン・ホアン祠と、
レ・ダイ・ハン祠を見て回りました。
ディン・ティン・ホアン祠
968年に丁(ディン)朝を打ち建てたのが、ディン・ティン・ホアン(丁部領)。
こちらが入口。
値段は忘れましたが、
有料でした。
定番の3門。
真ん中の門はディンさん専用なんでしょうね。
今はだれでも通れますが。
門を潜ると見えてくるのが、
ディン・ティエン・ホアン祠。
庭には玉座でしょうか?
赤や金で彩られおり、
中国っぽい。
でも、
屋根などはベトナムっぽい。
このころは、
中越が同居した文化だったんでしょうね。
多くの人がお参りしいるのが、
ディン・ティエン・ホアンさん。
ベトナム初の独立王朝は呉朝と言う説と、
丁朝だと言う説があり、
後者だとすると、
この人が、
中国支配から独立した最初の皇帝だったわけでね。
最近、
領有権をめぐって中国と揉めているベトナム。
その為か海軍力を増強してるのですが、
最近ロシアから購入した最新の警備艦の名前は、
「ディン・ティン・ホアン」
と命名したそうです。
意味有りげ、
ですね。
レ・ダイ・ハン祠
次にやって来たのが、 レ・ダイ・ハン祠
こちらが入口。
こちらは、
無料でした。
レ・ダイ・ハン(黎大行)は、
ディン・ティエン・ホアンの部下だった人で、
彼の死後王位を継いで前黎(レ)朝を建国した人です。
こちらも3門。
真ん中は、
レさん専用ですね。
門を潜ると見えてくるのが、
レ・ダイ・ハン祠。
こちらにも、
玉座らしき物があります。
そして、
こちらが、
レ・ダイ・ハンさん
レさんは、
宋と南のチャンパ王国を打ち破り、
ホアルーを増改築して一時代を築いたそうです。
レさん死後、
国は分裂の危機にあったが、
1009年にリー・コン・ウァン(李公蘊)が統一して李朝を建国。
李朝の首都はここホアルーだったが、
翌1010年にタンロンへ遷都したそうです。
ちなみに、
タンロンと言うのは、
今のベトナムの首都ハノイです。
レ・ダイ・ハン祠を出ると、
派手な牛さんが待ってました ^^
今日はこのくらい。
明日は、
「チャンアン複合景観」のエリア外に足を伸ばしてみます。
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